オナホキングダム 「GENMUパワーピストン」レビュー 後編
(投稿日:-/-/- 更新日:2024/3/5)
みなさんこんにちはせがわPです。 さて前回のオナホキングダムにてご紹介申し上げました「GENMU パワーピストン」ですが、今回は快感をさらに引き出せないかと電動オナホールならではの可能性を追求してみます。
レビュー商品「GENMU ゲンム パワーピストン」
以前にご紹介しました「A10サイクロン スタンドアローン」。 至高の電動機能を生かすべく、いろいろ実験したものです。 あれから1年以上愛用していますが、故障の陰すら見えない、まさに“性家電”です。
今回ご紹介の「GENMU パワーピストン」についても、他社製のオナホールを装着することで、パワーアップ効果が得られるのではないかと推測しましたので検証してみます。
結論から申し上げますと「GENMU パワーピストン」に限っては、可動範囲が前後運動と特殊なため、他社製ではなく、純正のオナホールを用いるのがベストという結果に至りました。 ただ、作動音を小さくしたり、もっとシャープな動きにしたり、前後運動のストローク幅を広げたりできないかと思ったので、まずは本体を分解してみます。
注意
今回はあくまで可能性を求めて最大限安全に配慮して分解・組立てしてみましたが、充電電池を伴う機器の分解には感電の恐れがあります。極力分解しない、もしくはテスター等を用いながら、必ず電源電圧がゼロになっていることを確認したうえで、自己責任で行ってください。
分解は持ち手付近にあるビスを外すところから始めます。
ビスを外すと黒い外装パーツがすっぽり抜けて、挿入口付近の黒いリングをカチッと外せばすぐに分割できます。工業製品、というよりも、ちゃんと “使える” ように丁寧に作られているのがわかります。
メカ部分の運動モーメントが大きいため、1つ1つのメカパーツはがっしりと肉厚で、しっかりホールドできるようになっています。内部にはもちろんゴミや、グリスに混ざったホコリなども一切見当たりませんでした。
ピストン前後運動の再現もまた実にシンプル、かつ確実な稼働を再現するための、最低限のパーツ構成でした。パーツが少ないということは、故障が起きにくいと言い換えることができます。まさに企業努力です。
市場で最も入手しやすいであろうモーター規格=ミニ四駆のモーターと比較。
「GENMU パワーピストン」に内蔵されているモーターの規格は、回転のスピードよりも、押し出す力強さを重視したモデルです。市場では同規格の互換モデルを入手しにくく(オナホキングダム調べ)、ひょっとしたら心臓部ともいえるモーターは、メーカーの特注品かもしれません。ミニ四駆と似たような規格なら、ハイパーでダッシュな「GENMU パワーピストン改二」に改造できると思ったのですが。
前後運動を実現させる要となるスティック状のパーツには、接続部分に摩擦抵抗を打ち消す、ベアリングが圧入されています。 ベアリング部分や前後するカップが固定されているレールに、ミニ四駆用のグリスを少量塗布すると、少しだけ稼働時の機械音が緩和されました。
「GENMU パワーピストン」心臓部です。シンプルな構成は動作をさらに確実なものとします。
作動音の主な原因はモーターの回転音だったので、本体のパワーアップとしてはモーターを交換すれば静音や改良が見込めるかな? と思いました。本体内部には思った以上にクリアランス(スペース)が設けられていたので、別規格の、もう少し大きなモーターでも組み込むことができそうです。
しかしモーターの規格自体を変更してしまうと、電圧を調整したり抵抗を設けたり、大きな改造になってくるので今回は控えました。
「GENMU パワーピストン」派生でガッテン!
次に、他社製のオナホールが装着できるかどうか検証してみました。
結論から申し上げますと“専用オナホールと同程度の構造であれば応用可能”というものでした。 オナホール単体で気持ちよく機能してしまうような、一般的なオナホールではピストンメカ部分に摩擦と負担がかかりすぎてしまい、快感を得ることができませんでした。 スペアオナホール「GENMU ゲンム パワーピストン専用ホール スタンダード」も単体でお値打ち価格でリリースされているので、それだけでも末永くお付き合いできそうです。
「GENMU パワーピストン」は密着する、というよりもこする、という快感に特化しているので、メカに負担をかけることなく応用するためには、内部にこれだけ、またはそれ以上の空げき (スキマ)が必要になります。
電動オナホールと言ったら本体+内部構造の研究は定番です! 「GENMU パワーピストン」専用のソフトオナホールに代用できるオナホールを探してみました。 「萌天」「ボクのおなぺっと2」をはじめ、サイズを調整しながらいろいろ試しましたが、1番しっくりきたのは「ボクのおなぺっとZERO」でした。
「ぐちょ濡れ名器 MONSTER キメラ」もサイズ的にイケるかな? と思ってセットしてみましたが、はみ出てしまいダメでした。ソケットに押し込むようではスキマができないので、挿入すらできませんでした。 しかしその様子はまさにキメラでクスッときました。
「ボクのおなぺっとZERO」を早速ソケットにセットしたところ、ややソケットのサイズが大きく、ピストンは機能しませんでした。
そこで登場。オナホール応用の定番アイテム・100円均一なんかでよく売っているすべり止めマットです!
すべり止めマットはハサミで簡単に切ることができます。セットしたいオナホールのサイズに合わせてマットをカットしましょう。
カットした滑り止めマットでオナホールをくるくると巻いて……
なんということでしょう。すべり止めマットがクッション&固定の役割を果たして、ソケットにぴったりハマりました!
この状態で一応挿入はできたのですが、やはり隙間なく摩擦力が大きくなり、「GENMU パワーピストン」がシュッシュッとスムーズなストロークをすることができませんでした。
以上「GENMU パワーピストン」の可能性を探ってみました。 分解を通してメーカーさまがアダルトグッズに真摯に向き合っていらっしゃる姿勢が伝わってきたのが、うれしかったです(^^) なにしろ先週に続き、ピストンの快感はクセになります。 一般的なオナホールと電動オナホールは別カテゴリと捉えられるくらい快感がユニークでいいですよ。
注意
オナホールの代替実験はあくまで参考例です。 思わぬ事故や故障につながる可能性もゼロではないので実施や再現については自己責任でお願いします。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.5 |
素材 べたつきや匂い、劣化を含めた、いかに不快なく使用できるかの指標です。 |
3.0 |
吸い付き どの程度キュッと締まるかの程度です。「【純潔注意】すじまん くぱぁ! Lolinco(ろりんこ)」を5点とします。 |
1.5 |
洗いやすさ 裏返して丸洗いできることを5点とします。 |
5.0 |
耐久性 何回くらい繰り返して使えるかの目安です。20回以上で5点とします。 |
4.0 |