バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「クレッシェンド」
子どものとき、ピアノを習っていました。ピアノを弾くこと自体はそれなりに好きだったけど、練習がきらい。レッスンに行くと、全然練習してないのがバレバレだから、先生に小言をいわれてますます行きたくなくなる……。
今となっては、もっとちゃんとやっておけばよかったなぁと思います。月謝、もったいないことしたしね。子どものころの習いごとに、そんなちょっぴり苦い思い出を抱えている人、実は多いのではないでしょうか。
そんなことを思い出したのも、今回紹介するバイブレーターが音楽を思わせる商品名だから!
「MISTERY VIBE ミステリーバイブ クレッシェンド」を試します
※販売終了
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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「crescendo」、記号で書くなら「<」こういうやつですよね。 意味は「だんだん強く」。 それとバイブと、どういう関わりが?
技術、才能、観察力でもってパーフェクトな快楽体験を提供したい、というのがポリシーのよう。 アイテムは、この「クレッシェンド」と「TENUTO」というコックリングだけのようですが、このリングがまたものすごくユニーク! 興味のある方、よかったら動画をチェックしてみてください。きっとこのブランドの独創性が伝わると思います。
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
あと、Instagramがむちゃくちゃすてきなので、おしゃれなエロカルチャーに興味がある人はフォローしたほうがいいですよ!
いきなり話がバイブからそれてしまいました、失礼。 話を「クレッシェンド」に戻しましょう。 とことんミニマルなデザインですが、見れば見るほど変わったバイブなのです。
すべてが意味深ですが、とても先進的なものなのだろうというのがわかります。
いろいろ触れていくうちにこのバイブ、言葉では説明しにくいところがあるということがわかってきました。 百聞は一見にしかず、写真を交えながら使用感をお伝えしますね!
「MISTERY VIBE ミステリーバイブ クレッシェンド」を試しました
こういうバイブはよく「一本型バイブ」といわれます。 「クレッシェンド」も見た目はたしかにそうなのですが、実は……。
しかも、このひとつひとつにモーターが内蔵されているので、いうなれば「6つの小型ローターをつなげて1本のバイブにした」という感じなのです。 でも、それだけじゃ終わらない。 「クレッシェンド」の真骨頂は、各ローターの間が関節のようになっている点にあるのです。
上の2つの写真、どちらも同じ箇所の“関節”で曲げています。ちょっと力を入れればクイッと曲がります、簡単です。こうした曲げ伸ばしが、全5カ所の関節すべてにおいて可能なのです。
これ、むちゃくちゃ画期的じゃないですか? いままでもサオを曲げて角度を変えられるバイブはいくつも見てきました。前回取り上げた「すごぶるバイブ」もそうでしたね。
それらはすべて、サオを支える一本の芯を曲げていたのですが、「クレッシェンド」はまったく違うアイデアでそれを実現したのです。
さて、それによって私たちはどんなメリットを得るか。 中でも外でも、気持ちいいところにジャストミート! してくれるのです。
たとえばセルフ前戯のとき。デリケートゾーンのカーブに合わせて、「クレッシェンド」を曲げていきます。そうすると恥骨からクリトリス、小陰唇、会陰、アナル……すべてを覆う超ロングタイプのローターに変身! 「コッチはいい感じに当たってるけど、そうするとアッチが浮いちゃっていまひとつなんだよねぇ」ということもなく、すべてが均等に振動するので、あっという間にエロティック・やる気スイッチが入ります。
ミニマルデザインだけに、よく見ないと気づかないかもしれない小さなボタンで操作していきます。 上質なバイブレーターだな、と思うのは、振動音がとてもとても静かなこと。振動が繊細で細やかであることが、電源をONにした瞬間にもうわかります。
実際に挿入してみましょう。 平たい形が気になっていた私ですが、たしかに入口から数センチ入るまではちょっとした違和感を覚えました。ほんのちょっとだけ、ですけどね。細身なのでするすると入っていき、奥に届くまでにはもう消えている……。 試しに、膣内で90度回転させ、縦の状態にしてみました。うん、これも違和感なし。円筒形じゃなくても、膣内では気にならないものですね。
こうすることで2枚のヒダ状の部分が、クリトリスに当たるんです。 いえ、クリトリスを直撃はしないんですが、両側の小陰唇にヒダがあたり、そこから振動が伝わってくるときの気持ちよさ……。ぐいっと手で押し込めば、クリにも直接振動が伝わるし、サオは膣奥を刺激するしで、気持ちよさが一気に加速!
そこで思いつきました。これを180度回転させたら、どうなる? そう、L字の短い部分が会陰からアナルまでをカバーするんですね。あらためて曲げ具合を調整する必要はありますが、気持ちよくなるためにはこのフィット感、ほんと重要。どんな角度がいいのか、探究心を刺激されます。
膣~会陰~アナルの同時刺激は、初体験の気持ちよさでした。中から愛液が出るわ出るわで、ああ、この快感がどんどん増していく感じ、「なるほど、クレッシェンドだな!」と腑に落ちたのです。
既存のU字型バイブだと、片方の先端は挿入しつつ、もう片方の先端は恥骨に“添わせる”感じで、クリトリスに当たるわけではないんですよね。でも、これだと自分好みの角度、当たり具合でフィットさせられる!
無限にカスタマイズできちゃうものだから、「これ1本さえあれば当面、新しいバイブはいらないかも……」というバイブコレクターらしからぬことも思ってしまうのでした。
最後にもうひとつ! クレッシェンドで感動したことがあります。
内側にサオをしまうポケット、充電台、充電ケーブルをしまうポケットがそれぞれついているんです。これで 部品をなくす(←よくやる)心配、なくなるー! しかも、かさばらずに収納できるー!
ポーチひとつでそんなにうれしいのかとツッコまれそうですが、バイブコレクターならずとも、アダルトグッズの収納って悩みのタネになりがちなので、この気遣いが心からうれしいのです。
実はこの「クレッシェンド」、アプリと連動して愉しむ方法もあります。それについてはまた追って、レポートさせてください。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
5.0 |