バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「OVO J3 リチャージブル ラビットバイブ」
私事ではございますが、最近、引越しをしました。そのときに手持ちのバイブを大量に手放しました。収納の関係で仕方なくではありますが、実際古いバイブで、しかもシリコン素材でないものだと劣化が激しく、使用はもちろん、鑑賞にも耐えかねるものです。 廃棄するバイブと残すバイブ、選り分けているときはなんともいえない、複雑な想いにとらわれました。時代の移り変わりや、自分のバイブに対する考え方の変化を感じたり、そのバイブを使っていたときのことを思い出したり。なんだかセンチメンタルなひと時でした!
「OVO オヴォ J3 リチャージブル ラビットバイブ パープル」を試します
※販売終了
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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300本超のバイブを集めていても、市場にはそれを軽く上回る商品が流通しています。全制覇するのはむずかしいだろうな~。 でも、「全部のブランドで1本ずつは使ってます」ぐらいだったらできるかな。とは思ってみましたが、実はそれも結構ハードルが高いのです。だって、バイブブランドは年々増えているから!
「OVO(オヴォ)」というその名は、だいぶ以前から知っていました。とっくの昔から、定番ブランドになっています。でも、なぜか縁がなかったんです。 ……やっと会えたね!
全長23.5cmって、長ッ! 女性の皆さんなら一見して「中級者向け」だと判断されると思います。
むちゃくちゃ差があるわけではないけれど、1~2センチの違いが意外と大きく感じることもあるのがバイブというもの。 選ぶときにサイズでは「長さ」「太さ」の両方がポイントになります。エムズでも、バイブのページは「長さで選ぶ」「太さで選ぶ」とジャンル分けされています。 「OVO J3 リチャージブル ラビットバイブ」は21~25cmという、上から2番目のクラスにカテゴライズされています。1番上は26cm以上ですから、大変なことですよね!
ただ、この長さは全長です。それよりも購入前にチェックしてほしいのは、挿入部の長さ。持ち手というかコントロール部分が大きく作られているものもあるので、頭から足先までの長さというのは、そこまで重要じゃないと私は思います。
一般に、日本人女性の膣の長さは平均8~10cmといわれています。それ以上の長さがあっても、膣内には収まり切らないのです。
いつも思うんですが、このくらいの突起だと膣内では感知できないんですよね。 私が常々「チンコに真珠を入れるってナンセンス」と思っているのは、そのせいです。つまりこのツブツブも意味なしってこと……?
OVOはラインナップを見ると、洗練されたミニマムデザインが持ち味です。「OVO J3 リチャージブル ラビットバイブ」も背筋をすっと伸ばしたような佇まいが、素敵ですよね! それに加え、情報の伝達もとてもスマート。言葉がわからなくとも、「見ただけでわかる」ように工夫されています。
海外製のバイブでは数カ国語に訳された説明書が入っていることが多く、たいていの場合、日本語も用意されています。 でもその日本語がちょっとおかしかったりするんですよね~。実際、それほどむずかしい機能を搭載したり複雑な操作が必要だったりするバイブってほとんどないので、こうした「見ただけでわかる」説明で十分だと思います。
準備が整ったら、さっそく試しますよ~。
「OVO オヴォ J3 リチャージブル ラビットバイブ パープル」を試しました
バイブの基本機能は「振動」です。最近では「温感機能」や「ピストン機能」がオプション的に搭載されているものも少なくないですが、vibratorというからには「振動」はなくてはならないわけです。
あとひとつ、忘れてならないのが「回転機能」。サオ全体がぐるぐるとスイングしたり、サオの内側にパール状のツブツブが施されていて、それがぐるぐる回転したり……といったギミックは、かつての日本製バイブのお家芸でした。 でも、最近はあまり見なくなりましたね。あまりに乱暴な回転となると膣がその動きを受け止められず痛みだけが出てしまうのですが、回転の角度や速度によってはい~い刺激になるものです。
「OVO J3 リチャージブル ラビットバイブ」はその回転機能が愉しめるバイブでした!
日本バイブではめっきり減ったこの機能が、こうして海外製のバイブに見られるのは面白い現象ですよね。日本製のバイブでは、内蔵したパールをこれでもかってくらいに見せつけてきます。一方で、そんなあからさまなことをしないのが高級バイブといったところでしょうか。
そうするとベコッと浅く引っ込む感じがあり、回転物が入っているのがわかります。
長さはあるけど最大直径は3cmなので、挿入自体はスムーズにいきます。なだらかな流線形も挿入しやすさを後押ししています。 でも、わりと固めに設計されているせいか、このベコッな部分があるからかはわかりませんが、挿入後は違和感が強いです。じーっと待っているだけでは、「脚のあいだに何かが挟まっています!」って感じが拭えないのです。
振動をONにしてみました。 う~ん、振動で膣内を揺さぶられてもまだ違和感が強いなぁ。振動によってマッサージ的な刺激を加えることで、膣になじむことが多いんですが。ここに温感機能が加わっていて、バイブが人肌温度になっていたらまた違ったなかぁ。 と、なんとなく気分がスッキリしないまま次は、回転機能のスイッチをONにしました。
かつての日本製バイブは、大きめのパールをゴリゴリ回転するものが多かったのです。 私はなんだか、バイブが工事用具で自分がそれによって掘削されている感覚に陥っていたものです。気持ちよさとはほど遠かったなぁ……(遠い目)。 でも、この「OVO J3 リチャージブル ラビットバイブ」にはそんな強引さがありません。まだ強張っている膣壁をじっくり押し広げるような回転です。すぐに、とはいいませんが辛抱強く待っていれば、じんわりと体内に馴染んでいきます。
ここで、自分の手でピストン運動を加えるか否かは自由ですが。 私はやっぱり回転に集中してほしいと思います。 目を閉じて意識をその部分に注いでいると、回転に合わせて、あるいは反発するように自分の内部がうごめき出すのがわかります。それこそが、気持ちよさの源泉。 愛液もにじみ出てきて、さらに回転が滑らかになって……という好循環が発生します。
ひとつ残念なのは、クリバイブがいい感じで当たってくれないこと。 先ほど比較したようにクリバイブ自体は長めに設計されているのですが、それ以前にまずサオが長い。奥まで挿入しても、届かない……。 中外ダブル攻めをしたいなら、もうひとつ別にローターを用意することをオススメします。 というのも踏まえて、私イチ推しの使い方は、パートナーとのセックス時、挿入前にこれを使うこと! 「前戯の仕上げ」のような形で採り入れてほしいのです。
というのも、回転にしろ振動にしろ、人体ではまったく不可能な動きです。
それを愉しむことこそ、アダルトグッズの醍醐味だと思っています。その刺激に身を委ねた直後に挿入で繋がると、人肌の温もりとか肉感とかがことさら強調されて感じます。それが、えも言われぬ気持ちよさ!
グッズの快感は、人肌の快感には勝らないといいたいわけではありません。ただ、適切な順番で使えば、どちらのときの快感も増幅されるということを知ってほしい!
女性の膣内がほどよくこねられ、温もりが増したところに挿入するとなると、男性の快感もまた格別なはずです。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |