バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「P.S. パリススタイル ラベンダー」
前回、紹介したロングセラーバイブ「オナトレバイブ ver.2 ピストン編」は、一本にピストン、クリバイブ、回転パール、Gスポット刺激用突起を搭載した多機能バイブでした。しかもお値段を考えると超お得。「この機能、気になってたんだけど、実際はどうなの?」と迷っている女性には、お試し感覚で買える一本として、私、桃子も強力プッシュいたします。
一方で、「そんなにたくさん機能がついていても、使いこなせな~い!」という方もいると思うんです。私は、家電製品についてはよくそう感じますね。オーブンレンジとか、いろんな機能がついているのに私ときたら、ほとんど「あたため」と「解凍」しか使わない体たらく……。だったら、もっとシンプル機能でお安いの買っておけばよかったな、と。
ということで、今週は超シンプルバイブを紹介します!
「P.S.Paris Style ピーエス パリススタイル ラベンダー」を試します
※販売終了
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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男性のみならず、女性も「小さい=物足りない」と考えている人はいるでしょう。 “大は小を兼ねる”ともいいますし、どうせお金を出すなら大きいの買ったほうが得じゃん? と考える人も。 そんな人たちにとって、この「P.S. パリススタイル ラベンダー」は売り場で見かけても素通りしてしまうバイブでしょう。 でも、もしかするとそれって、すごくもったいないことかも……。
見た目からして、究極にシンプルです。動作も、振動だけ。
なんとも潔い!
まあ、レビューを書く立場からすると書くべきポイントが少なくて困りますけどね(笑)。でもそれはスペック的なお話で、実際に使ってみての感想は、また別モノです。
このバイブ、こうして見ると意外とチンコっぽさがありますね。きっちり亀頭はあるし、カーブの度合いもなんとなく生々しいし。
でもサイズのおかげなのか、医療レベルのシリコン素材によるすべすべ感からなのか。はたまた、きれいなラベンダーカラーのなせるワザか。全体的に、いかがわしい感じは微塵もなく、ビギナーさんにも手にとりやすいと思われます。
メーカーは、MODE-designさん。 こちらがリリースされる商品は、特に奇をてらわず、まじめにコツコツと「スタンダード・バイブ」を追求されている……という感があります。変わったフォルムや仕掛けを搭載したバイブを考えるよりも、実際はそっちのほうがむずかしいかも。
おかげで、バイブを使ってみたいけど何を買っていいのか、いまひとつわからない初心者層にも、これまで結構いろんなバイブを使ってみたけど、いま一度、基本に立ち返ろうかなという中級者層にも受け入れられるバイブを、たくさん世に送り出されています。
最近は単三電池を使うバイブも減りました。って以前に、電池式のバイブ自体が減っていますね! 充電式が主流になりつつある昨今でも、「すぐ使える」「どこでも使える」などのメリットがあり、いまだ根強い需要がある電池式バイブ。でも、単三は重くてわずらわしい。(私がバイブコレクションをはじめた頃は、単二電池を使ったものもありましたが……まじ重かった!) 単四電池でも、それを搭載するとなるとそれなりのサイズの電池ボックスが必要。ボタン電池だからこそ、このサイズ感が実現されているともいえます。
ま、ボタン電池を家にストックしている人は少ないと思うので、電池が切れたときなどはちょっとめんどいですけどね。そして、パワーの面では若干、劣ります。でも、強すぎない刺激をちょうどいいと感じる人も多いのでちょうどいいくらいかも!?
ちゃんと「+」のマークが書いてあるので、電池を入れる方向は迷いません。一度見ればわかるので、この紙はもういらないかなと思ったのですが。
あ……出しちゃダメだったんですね。
なるほど、電池を交換するときには、もう向きなんて忘れてるかもしれないですね。すみません。すぐに戻しました。
と、何年バイブコレクターやってんだよ、というミスをしてしまいましたが、気を取り直して、試してみましょう~。
「P.S.Paris Style ピーエス パリススタイル ラベンダー」を試しました
小さいバイブの利点は、「挿入のしやすさ」です。 「当たり前じゃないか!」とツッコまれそうですが、これほんと重要なポイントなので、何度でも言っていきたいのです。
挿入しやすい/しにくいは、サイズだけで決まるものではない。ということも再三再四、お伝えしていますが、「P.S. パリススタイル ラベンダー」のように最大直径がたった2.5cmだと、多くの人にとって「入りにくい」ということはないでしょう。
もちろん、「セルフ前戯」は必要ですよ! そして、潤滑剤も必要です。 乾ききったままでの挿入は、どんな小さなサイズでも苦痛です。指でもね!(←男性はよく覚えておいて~)
今回もセルフ前戯にはたっぷり時間をかけました。その結果、膣口に押し当ててから、奥に届くまでが、ほんとあっという間! 一瞬にして、奥まで届いちゃいました。 これが挿入しにくいタイプだと、時間かかるんですよね~。膣口を突破しても、ゆっくり深く呼吸したりして奥まで進めていく……。逆ラマーズ法とでもいえばいいでしょうか(笑)。 時間がかかるからといって「気持ちよくない」ということはありません。でも、奥までの挿入がスムーズだと、手っ取り早く気持ちよくなれる……これは大きなメリットです。
おしりのボタンを押すと、振動の強さが変わります。全部で4段階というのもいいですね。 ビギナーさんは、振動パターンが多すぎると混乱するものです。
実際、こんなに曲げることはないとは思いますが、でも、柔軟性があるというのは大変いいことです。 もともと細身というのもあって、このバイブは膣のなかで自由に動きます。上下左右の膣壁に押し当てて、どこが気持ちいいかを探索する。 そんなとき、しならないバイブだと違和感を強く感じるものです。 写真のようによく曲がるバイブを使えば、そんな感覚に邪魔されることなく探索に集中できるのです。初心者の人はそれでいいけど……。という声が聞こえてきますね! 中級者以上だと、物足りないんじゃないの? って、ことでしょう。
物足りないってことは断じてありません!
ケタ違いの数のバイブを試してきた私が保証します。
ハードなバイブやギミック盛りだくさんのバイブを使っているとき、“否応なく感じさせられている”ことがあります。これはもう感じずにはいられない! ってぐらいの圧倒的な刺激。世界のメーカーさんがあの手この手で女性を気持ちよくしよう、と考えてできたのが現代のバイブレーターですから、そうなってしまうんです。
でもふと、自分の身体と向き合いたくなったとき。 「そもそも私って、どこがどう感じるんだっけ?」と思ったとき。 そんなときにこのバイブを通して自分の中をあれこれ触れてみると、原点に立ち返ることができるのです。
「そうそう、ここが気持ちいいんだった!」というところを見つけて、そこにバイブの先端をぎゅうぎゅう押し当てるようにすると、懐かしい感じのエクスタシーが……。指と大差ない太さなので、まだバイブを知らずに指だけでオナニーしていたころのことまで思い出しました! 原点回帰、たまにはしないとですね。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |