バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「オナトレ バイブ ver.2 ピストン編」
どんな世界でも「売れる」のは簡単ではありません。お笑いの世界でも音楽シーンでも「一発屋」と揶揄していわれることがあるようですが、一発でもウケたのならスゴい! 不発のまま終わっていく人がいかに多いか。 でも、「売れつづける」となると、さらにむずかしい。ブレイクし、波が去った後も人気を保ててこそ、ほんとうの実力といったところでしょうか。
バイブ界にも、それが当てはまります。私も新しいバイブが発売されるとすぐ飛びつくタイプです。ユーザーとは基本、そういうもの。そうした厳しい環境のなかで売れつづけるバイブの秘密、探ります。
「オナトレバイブ ver.2 ピストン編」を試します
見た目からすると、ごくごくオーソドックスな作りです。でも後述していきますが、ところどころにギミックが施されているんですよね。
長く売れつづけるものって、総じてオーソドックスなのかもしれません。あまりに奇をてらった外見だと、手を出しづらく感じる人が多い。 リアルショップでもネットショップでも、とにかく品揃えが多い昨今。ユニークな形のものはたしかに、真っ先に目を引くでしょう。でも、購入するかどうか、みなさんよ~く考えますよね。その結果、こうしたオーソドックスなバイブに手が伸びることって多そうです。
挿入部が、私の手の横幅とくらべてちょっと足りないくらい。私は女性にしては手が大きいほうですから、これは相~当~長いです。
このバイブが発売されたのは2014年。そこからコンスタントに売れつづけ、きっと今後も売れていくと思われます。 なぜそう思うかというと、お値段に対してお愉しみポイントが多いから!
ちょうど指の先と同じくらいのサイズの出っ張り。わかってますね~。 これはいうまでもなく、Gスポット狙いです。みなさん、指の腹あたりでGスポットをぎゅっと押し当てた経験、ありますよね? それをバイブでも再現しちゃおうというわけです。
サオには蛇腹が施されていて、そのへんは触るとべこべこしています。でも、先端の部分はぷっくりとした弾力を感じます。 そうです、バイブでも人体でも、いいカリってやっぱ弾力ですよね!
もちろん、パールはぐるぐる回転するわけです。 これまでジャパニーズ・バイブが追求してきたギミックの全部載せ状態じゃないですか。ワッショイ! 景気い~い。 それでアンダー3,000円なのですから、「ちょっと試してみようかな」というノリで購入する方が多いのでしょう。
これを試してみて、気に入った機能があれば、次はそれに特化したバイブに注目すればいいわけです。 たとえば、ぐるぐる回転するパールが気に入れば、また違ったタイプのパール入りバイブを買い足したり。ピストンがよければ、別の太さ・長さのピストン式バイブを買い足したり。
こうしたスクリュー式でフタを閉めるタイプの電池ボックスは、中に水が入りにくいので、使用前後に洗うときにすごくラクです。使い勝手も考えられていますね!
とはいえ、実際に挿れてみないとロングセラーの理由はわからないですね。では、レッツ挿入!
「オナトレバイブ ver.2 ピストン編」を試しました
ピストンというと、バイブに慣れていない女性にはハードルが高く感じられると思います。 でも、「オナトレバイブ」は最大直径3.5センチと細身なので「一度試してみたかった!」という人には、うってつけでしょう。
ボタンを押すことでピストンのスピードを変えていくのですが、押すたびにカチカチというので操作がすごく快適です。 なかには「あれ、ちゃんと押せてる?」ってバイブもありますから、この心遣いは高ポイント! さて、肝心のピストンはというと。
……ってわかりにくいですね! 伸びる前は私の手の横幅よりちょっと欠けるぐらいの長さだったのが、ぴったりの長さになった、という感じです。 長さにすると1.5~2cmぐらい? それって、挿入したときどう感じるの? ということで、結論から先にいいます。
たった1.5~2cmのピストンが、大きな快感をもたらします!
これ、男性には意外に感じられるかもしれませんね。特に、ストロークの長いピストンが好きな男性!
そういう方々は、バイブでも奥まで突き刺し、ほとんど抜けるぐらいまで引き戻してから、再び奥にズキューーーン! と突き刺しますよね。
アウトです、こんなバイブの使い方、すぐやめて!
そうした男性は、この「オナトレバイブ」から大事なことを学べます。挿入前に、まずピストン幅を目でみて確かめてください。
「え、こんな程度?」ーー案外、地味な動きだと感じる人が多そう。
でもその後に、パートナーにバイブを挿入して乱れる様子をみたら……「あれ、俺いままで張り切って動きすぎだった?」と気づくでしょう。
じゃあ、女性の“奥”で何が起こっているのかをお教えしますね。 細身なので、わりとスムーズに奥まで挿入できると思います。 このバイブはそれほどパワフルなタイプではないのですが、そのぶんリズミカルに、そして押すようにして子宮の入り口をノックします。
この「押すようなノック」いいんですよねぇ。 いいですか、「突く」ではなく「押す」ですよ!
女性の身体というのはワガママで、がんがん突かれたいときもあります。でも、それが痛いとしか感じられないときもあります。
圧をかけるようにして押されるのが気持ちいいと感じるときもあります。しかも小刻みに。長いストロークは不要なのです。
男性諸君、このバイブの動き、一度マネしてみませんか?
しかも、そこに振動が加わるわけです。 振動によって膣壁がゆるく開いていき、そこを分け入るようにして亀頭が奥へと進んでいき、やがて子宮口を押して刺激する。これ、多くの女性に体験してほしい!
回転するパールも、サオに施された突起もいいのですが、全部を同時に味わおうとすると、それぞれの刺激が分散されちゃうのが残念なところ。 女性が快感を得るためには、ある程度、刺激に集中しなければならないものです。だから、膣の奥と、中ほどとで同時多発的に動かれると、私の頭は混乱!
ピストンならピストンのみ、パールの回転ならパールのみ、に集中できるようにしたほうがベターでしょう。
私はピストンが気に入りましたが、どれでイキたいかは人によるのかも。
どれが自分にマッチするか、順々に試していくのもいいですね!
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |