バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「鬼爆」
みなさん、今週は「鬼は~外、福は~うち!」と豆まきしましたか? 節分って子どものときはそれなりにエンタテイメント性もあって楽しいイベントでしたが、おとなになって身近に子どもがいない生活だと、あまりパッとしない感がありますね。「豆」「恵方巻き」というキーワードでエロスに結びつけようと思いましたが、あまりにベタすぎて恥ずかしくなりました。
ですが、バイブぐらい季節感を出そうと、今回は「鬼」をその名に冠するバイブを選びました。形状だけ見ると、むしろ鬼が手にもつ金棒のようにも見えます。
「鬼爆 -おにばく-」を試します
キラキラカラーなので、一見そんなにいかつくは見えませんが、名前を裏切らない迫力です!
全長30cm近くあるバイブには、そうそうお目にかかりません。 数値だけ見てピンと来ない方でも、上の写真からその迫力を見て取っていただけるのではないでしょうか。 試しに、私が最近気に入っている「Fun Factory DeluxVibe(デラックスバイブ アモリーノ)」と比較してみましょう。
いやいや、全長を較べてもしょうがないでしょ、という声が聞こえてきますね。 おっしゃる通り、コントローラーがかなり長いものもありますし、挿入部を比較する方が妥当です。 挿入部というのは、先端~クリバイブの根本まで。
「Fun Factory DeluxVibe(デラックスバイブ アモリーノ)」はかなり小ぶりのバイブです。 でも使っていて「小さいな」「物足りないな」と思うことはまずありません。 膣内にちょうどよく収まってくれるのが、お気に入りの理由のひとつです。
でも、膣はとても伸縮性のある器官なので、「Fun Factory DeluxVibe(デラックスバイブ アモリーノ)」でも、この「鬼爆」でもぴったりフィットしちゃうんですよね。 最大限伸びるのは赤ちゃんが通るとき、と考えると、この2本のバイブの差なんて誤差程度なのかも。
う~~~ん、でも、これだけ長いとバイブコレクターでもかなり不安を感じます。 よほど奥に突き立てないと、クリバイブが届かないのではないか。 不慣れなカップルが使うとき、いきなりポルチオを直撃して女性に痛い思いをさせてしまうのではないか。 使う前から、いろいろ心配です。
さて、この手のバイブは乾電池式と相場が決まっている…… というのは私の思い込みでした。
「THE 日本のバイブ」の王道をいくデザインだけに、乾電池式のほうが趣があるようにも思わなくもありませんが、やっぱり充電式は便利ですよね。
先ほど「THE 日本のバイブ」といいましたが、そう思わせるのはこのパールです。
これがグルグル回転するのを見ると、かつては「怖いな」と感じていました。 でも、最近は一種の感傷めいた気持ちが湧き上がってくるようになりました。 回転パールが入ったバイブって、いずれなくなるものだと思うんです。 いまは、絶滅の一歩手前。 そう考えると、センチメンタルな気分になるのです。
蝶を模しているんだろうけど蛾に見えるのも、この手のバイブならではのご愛嬌。 触覚でクリトリスをはさんで、なぶるんですね。 ある意味、使い方がわかりやすいです。
サオの根元近くが、蛇腹のようになっています。 これって何? でも案ずるより産むが易し、バイブは頭で考えてもしょうがないものなので、まずは使ってみないと!
「鬼爆 -おにばく-」を試しました
そういえば、前回の「The Kissing Swan Special Edition(スワン スペシャルエディション キッシング)」も挿入部が長いバイブでしたね。 でも、クリバイブの位置とサイズが考慮されているため、「クリバイブが届かない!」というイラ立ちは皆無でした。 この「鬼爆」もそれは同様で、不思議な生き物型のクリバイブは触覚が長いので、そこがクリトリスを確実にキャッチします。
挿入前に指で触覚の先端に触れたときは、微弱な振動にしか感じられなかったのですが、実際にクリトリスに当ててみると、これが意外なほど強力! 弱モードでもビリビリきます。 なので、振動は当て具合で調節するしかありません。
クリバイブ本体はそれを上回る強烈振動です。 こんなの思いっきり押し当てられたら、クリトリスが悲鳴をあげる! ……と考えると、クリバイブを完全にクリにフィットさせないため、これだけ本体が長くなったのではないかと思えてきました。
サオの動き、実は2種類あるんですよね。 ひとつは一目瞭然、ぐるぐるパール回転。 もうひとつは、伸び縮みによるピストン運動です。 先ほど「何だろう?」と首をひねっていた蛇腹は、そのためのものだったんですね。
これはさっそく試さないと!
ということで、スイッチをONにすると、ウィンウィンにぎやかな音を立ててバイブが伸び縮みします。
奥に当たるのが怖くて、サオ自体はそれほど深く入れていないのですが、バイブが伸びて奥に進んでくるのがよくわかります。
これ、悪くない!
それどころか、けっこうイイ!!
ずずずっと進むときも、同じくずずずっと退くときも、膣内で摩擦が起きそれが快感につながります。 もちろんただの摩擦は痛いだけですが、バイブにたっぷり着けたローションで膣内が潤っていると、適度な摩擦になるのです。 蛇腹が引っかかるような感じはなく、思ったよりスムーズに動きます。 コントローラーでピストンのスピードを変更できますが、劇的なスピードアップではありません。 「鬼爆」という商品名から予想されるような、乱暴な動きにならないのでホッとして身を預けることができました。
これだけ長さがあるので、奥が好きという人は最初から深く挿入してポルチオをじっくり攻めればいいし、入り口が好き、中ほどにあるGスポットで感じたい、という人はそれぞれ挿入深度を調整すれば、思い思いの場所で気持ちよくなれるでしょう。
この時点でまだ、試していない動きがありますね。 そう、パールの回転です。 先ほどの、コントローラーの写真を見ていただきたいのですが、真ん中に丸いボタンがありますね。 これでパールを回転させます。 R/Sと描いてあるとおり、逆回転もできます。
中でこの回転をされると、痛い、というほどではないのですが膣内がしびれるような鈍くなるような、そんな感触があります。 おまけに、これを作動させるとせっかくのピストンがボヤケてよくわからないことになります。 ピストンに集中したかったので、私は回転をオフ。 回転を愉しまれる方は、ローションをさらに多めに使ったほうがいいです。 方向を切り替えたとき、一瞬、中の粘膜を巻き込んで痛く感じることがあるので、それを防ぐためにもケチらずたっぷり使ってね。
たしかにハードな一本ではありますが、挿入深度も回転の有無もクリバイブの当たり具合も、自分で調整さえすればいいので、「鬼爆」という名前から受けるような乱暴なものではないと感じました。 でも、オラオラな攻めもできちゃうので、その場合、女性を置き去りにして自分の欲望のために暴走する男性がいるんじゃないかと心配です。 カップルで使う場合は、男性の性格次第かな。 興奮しても冷静さを失わない男性に限ります!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
2.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
3.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
1.0 |