三尾やよいのディルド一本勝負! 2018年上半期ベスト3

2018年も半分が過ぎました。信じがたい事実ですね…! 今回は、2018年上半期の「アダルトライターがマジで勧める実用性100%のアダルトグッズ」を紹介します。アダルトライターたるもの、いつどこで「私はこういう者です」と名乗る場面に遭遇するか分かりません。ですから私は名刺代わりに(?)小さなバイブを普段使いのカバンに入れて持ち歩いています。誤作動を起こさないように電池は抜いて他のポーチにイン。バイブを常備しておけば、ゲリラ性欲が来た時でも安心です。

というわけで、「歩く発情期」のわたしがガチでオススメする、2018年上半期にヘビーユーズした毎日の幸福度がアガるグッズたちはコレ!

わたしのアダルトグッズコレクションの中では新入りのディルドですが、もう、この快感に病みつきです。荷物を出そうと引き出しを漁っていても、隅に忍ばせたこのディルドについつい手を伸ばしてしまいます。

ある時、「一番ヤバいアダルトグッズって何?」と聞かれて、このディルドだと答えたら、「もっと派手なヤバいやつじゃないの?」とちょっとガッカリされました(全体的に語彙力のない会話ですみませんね)。確かに、変形ディルドにしてはシンプルというか、割と単純でアナログな形だとは思います。けれども、やっぱり「カリが5連」に対するまんこの反応がすごい。

膣の穴はどうやらカリのあの「緩いカーブの三角形」の形をを感じ取ると濡れるらしいのです。思い込みかも知れませんが、カリ型のものとそうでないものをあてがった時のまんこの状態が違う気がします。

まず、大きな一番目のカリで三角形のそれを感じたら、次々と連なるしつこいカリに犯されます。ディルドは、その多くが膣の奥を突かれることで快感を得られるものですが、これは膣の側面まで気持ちが良くなるのです。膣の入り口でも奥でも快感が得られる、人類の英知が詰まった貴重な一本です。

こちらも2018年に入ってから出会ったディルドですが、これは使い勝手が良すぎて、スマートフォンならぬ“スマートディルド化”しています。

タマ付きのディルドだと、タマ部分がバイブ機能を持っていたりして「突く」と「振動」のダブルの機能で気持ち良いのですが、カバンに入れるとなるとちょっと邪魔。持ち運びを考えると、単純な棒形のほうがありがたいんですよね。そんな時に、ツルンっとした形で余計な装飾も無く、吸盤部分も小さい「ちんアナゴ」はとても重宝します。

それと、見た目もリアルちんこっぽくないので、万が一見られても死ぬほどに焦ることもなく。使用後の後処理も、余計なデコボコが一切ないのでツルッと洗えますし、隙間にゴミが付着することもない。実家暮らしだと、なかなか家の中でディルドを使う勇気が出ないかも知れませんが、家族が出かけた少しの隙に、さっと出してサクッと挿れて気持ちよくなってすぐ掃除して片付ける、ということが可能です。

かといって、小柄とか弱いとかそういったことはなく、ガツンガツンとナカに響く硬さなので、満足度も高いハイブリッドな相棒です。

もう使って2年くらいになるでしょうか……。転職するときの送別会で、わたしをよく知る同期たちから頂いたこのローター。 当時は正直、「あ〜新しいイロモノね〜」としか思っていませんでした。だって、ローターって要は振動すればなんでもいいんだから、大差ないじゃないですか。……と思っていましたが、いま手元に残っているのはこのローターだけです。毎日カバンに入っています。

このローターはコードレスなので引っかからないし、見た目ですぐ「アダルトグッズ!」と分からないので、カバンにポイっと入れておいても自分のなかで安心できるんです。そして、ヘッドを曲げて恥丘に沿わせることができるので、クリ想いの設計です。さらに強力なので、短時間ですぐにイクことができます。

しかし、私は一度誤ってスイッチを回してしまい、言い訳できないほど派手なバイブ音を、1回目のデート中の車内で鳴らせて死んだ時があったので、カバンに忍ばせるときは絶対に電池を抜いておいた方が良いでしょう。

やっぱり、派手な見た目のゴツゴツしたアダルトグッズは、普通に生きているなかでは得られない快感があるので気持ちが良いです。けれども、いざ毎日手にして使うのは、使い勝手のいいもの、インスタントに使えるもの、シンプルなものだったりするんですよね。人間は性においてもミニマリズムに行き着くのだと実感しました。

今後はどんなアダルトグッズに巡り会えるのでしょう。男は裏切ることがあるけれど、アダルトグッズはだいたい裏切らない。今後の巡り合いに期待にクリを膨らませています。