三尾やよいのディルド一本勝負! 「ちんアナゴ 次男」
だんだんと蒸し暑くなってきた7月。引き出しの奥にしまっていたディルドを引っ張り出して、使って、ちんこ型の筋に染みた液体を洗うことさえも気だるい季節ですね。サクッと使えるディルドは無いのでしょうか?
先日、品川水族館に行きました。下からニョキニョキと生えるたくさんの棒……チンアナゴは、キュートでキャッチーな印象がすっかり定着。つるんとしたシンプルなフォルムで、穴にスルッと入れやすそうです。 というわけで、今回は「ちんアナゴ」を挿れたいと思います。
第一印象
真っ白でつるんとした、シンプルなディルド。 ちんこの形を模した肌色ディルドとは異なり、見た目のインパクトがなくて女性が所持しやすいデザインです。吸盤も大きすぎず、全体的にスタイリッシュ。
にゅるっと入れやすくとっても気持ちいい!
ツルツル素材でにゅるっと挿入!
壁や床にしっかり固定!
とパッケージにあるとおり、筋などが描かれていなくてカリも無く、無機質で段差のないシームレスな構造。これは使用後の掃除もしやすそうです。 「お尻にもいいよ!」と書いてあり、なるほど、アナル向けの商品でもあるのかーと感心。
さて、本品は「次男」とありますが、長男と三男も気になるところ。調べてみると、長男は18cm、次男は16cm、三男は13cmと大きな差があります。次男の16cmはデイリー使いにちょうどいい長さ。 手にとってみると、感触はサラッサラのつるつる!
確かにつるんと入ってくれそう。けれども、あまりに質素な形状なので、正直、期待度はやや低めでした。
つるんと入って「『入ってる』という違和感があんまりないんじゃないの? つまらない挿入感なんじゃないの?」 「鬼イカセディルド 五連カリ責め」など派手なものに犯されてしまった身としては、あまりに草食系な見た目に疑ってかかってしまいます。果たして、ちんアナゴの実力は!?
使ってみた
コンドームを「ちんアナゴ」につけて入り口にあてがうも、さすがに濡れていない状態からは入りません。 膣はとてもデリケートなもので、「あーもうめっちゃムラムラする! 今すぐ挿れたい!」という時でも、いつも濡れるわけではありませんよね。体調も大きく関わってくるし。
短時間で濡らすなら電マやローターでクリや乳首を刺激するのがオススメですが、サクッと濡らしたいだけなのに、大袈裟な器具を使ったり、コードのあるもので絡まりながら使うのも面倒。ここで私のオススメは、スタイリッシュでサッと使えるロングランな相棒「TENGA Δ」です。これでクリを刺激して、ぐっしょり濡らしてから再び「ちんアナゴ」をあてがうと、どこに引っかかるでもなくニュル〜ンと入ってしまいました。
これはすごい! カリ有りのディルドのあの異質な引っかかりも気持ちがいいものですが、「ちんアナゴ」は「スルッと挿入」することに非常に長けています。
ピストンしてみると、屈曲性が少ない硬い材質なので、可愛らしい見た目とは異なりガツンガツンと重く突ける攻撃派。ナカでドスドスと突かれる感触はまさに膣ドン。
通常、硬い材質のディルドは膣奥での快感は大きいものの、ゴツい形状のものが多く、長時間ピストンしているとビラビラやナカがヒリヒリして疲れることがあります。しかし、「ちんアナゴ」はとにかくサラサラでつるっとしているので、長時間ガンガン突いても皮膚がヒリヒリせず疲れません。
せっかく吸盤がついているから、床に貼り付けてセルフ騎乗位にトライ。 ……けれども、吸盤の基盤部分が小さいからか、ピストンしているうちにパカっとズレててしまいました。こうした場合は、ディルド固定ベルトで固定すれば無問題。
私のオススメの使用体位は、正座して挿入、あるいは仰向けに寝転がって正常位で挿入です。「正座」という非現実的な体勢でもできるのは、カーブが緩く余計な装飾のない「ちんアナゴ」ならではですね。
長時間使用できるシンプルな形状だからといって、調子に乗ってひたすらピストンしていると、さすがにナカが乾いてきます。はい、ローションの出番です!
膣に優しい成分の「アイディグライド」なら、少量で伸びるので周りを汚さずにヌルヌルさせることができます。 ところで、「膣に優しいローション」の補足ですが、ポリアクリル酸ナトリウム配合のローションは、膣内の水分を奪ってしまったり、膣内にカスが残り、そこから雑菌が繁殖し炎症を起こしてしまうそうなのです。ですので、該当成分が含まれていないものが女性のオナニーにはオススメ。「アイディグライド」や「ビオグライド」なら安心して使えます。
もちろんローションだけでなく、「TENGA Δ」のようなローターでクリを同時に刺激する二点責めもオススメです。
タマ付きのものや吸盤が大きいディルドはその装飾が邪魔をして、同時ローター使いが難しい場合があります。ところが「ちんアナゴ」はクリを邪魔する要素がないので、ローターの威力もじゅうぶんに感じながら二点責めオナニーが可能になります。
使用後の処理もとってもラク。継ぎ目がなく、全体がツルンとしているので、ツルッと洗ってツルッと拭けます。 とにかく扱いやすく、濡れていればスルッと挿入できるので、5分くらいで挿入して洗って片付けて、というサクッとしたオナニーも可能な良品でした。
まとめ
つるんとしたそっけない見た目だと、「狂うほどに犯してくれなさそう」と期待度が下がりませんか? ところが「ちんアナゴ」は、絶妙な硬さでナカをガンガン突ける、見た目は草食系なのに中身が肉食系のワルいディルドです。
しかもメンテナンスもしやすいので、デイリー使いにとても重宝! ちょっと一杯ひっかける、という感覚で毎日使いやすいディルドでした。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.0 |
形状・デザイン 女性に優しい形状か、リアル過ぎない形状かを評価します。 |
4.0 |
素材 身体に安心な素材か、匂いやベタつきはないか評価します。 |
5.0 |
使いやすさ サイズや吸盤の有無など使用感を評価します。 |
4.0 |
メンテナンス 洗いやすさなどを評価します。 |
5.0 |