オナホキングダム 「BLUE FRAME UMINARI 海鳴」レビュー

みなさん、こんにちは。せがわPです。 今回紹介するオナホールは夏といえば海! だけど肌色や水着ではない硬派な海! パッケージだけでいつもとちがうワクワク満載! 「BLUE FRAME UMINARI 海鳴(うみなり)」の紹介です。

箱のサイズ感は完全にプラモデルです。これがオナホールだと誰が疑うでしょうか。実家暮らしの方々も、正々堂々と部屋の棚に積んでおけるデザインで、これなら安心ですね。

在庫の模型にまぜて撮影してみました。完全なカモフラージュが成立します。

パッケージのサイドデザインも完全に模型のそれです。ちなみにロゴのパターンは模型メーカー、ア〇デミーそのままです。

開封したら説明書も同梱されていました。プラモデルの印象を大切にする、メーカーさんがコンセプトを貫いている姿勢が伝わります。

内部骨格を内蔵した本体のインパクトもさることながら、そのパッケージは完全に模型です。今までにもホビーナイズしたデザインのオナホールは度々登場しましたが、ここまで模型のパッケージを踏襲したオナホールは斬新でしょう。オナホールをお店やネットショップで手にする時はニヤニヤワクワクするものですが、いつものワクワクとは一味違った感動をおぼえます。

使用後洗浄用のスティックが付属しています。かなりしっかりした作りで泡立ちもよく、他のオナホールにも使えて、メンテナンスも捗ります。

挿入口はエロエロしいというよりも、プラモデルを模しているだけあって機械的です。ですが構成のすべてに説明根拠があり、納得の使用感、機能的ながらも清潔感があります。

「みちのくバイブJr. M(全長13.5cm、最大径4cm)」を挿入してみました。一般的なハンディサイズですが、底の部分が肉厚で安心感があります。

使用感としては見た目のとおり、エロい肉質快感というよりも、やや機械的な印象です。内部骨格内蔵! というと名器「ぷにあな3D」のような締めつけ重視の快感を思い出すのですが、「BLUE FRAME UMINARI 海鳴(うみなり)」の内部骨格は、締めつけよりも刺激を増強させるものですね。骨格プレートのそれぞれがフレキシブルに独立可動しますので、握り込み次第で変化に富んだ快感があります。

挿入感はゆったりマイルドです。ただ少しでも握り締めると、内部骨格の突起がもろにカリやスジにヒットするので、飽きのこない使用感、快感のコントロールがより具体的に、可能になっています。

ローションについては内部骨格のダイレクト感が強いので、「EVOLOTION」「本気汁」など、やや粘度が強めのローションのほうが良いかもしれません。 「おなつゆ」「うぶじる」系のローションだとサラサラすぎて、インナーフレームの刺激が強すぎる印象でした。

オナホールの使用感もさることながら、模型好きとしてはやはりパッケージが気になります。このイラストの模型はどこかのメーカーで作られてないのかなと調べてみましたが、存在しませんでした。

ないなら自分で作ればいいじゃない!夏休み直前の少年魂に火がつきました。

ここからはオナホキングダム恒例! 夏のじゆうけんきゅうです! BLUE FRAME UMINARI 海鳴を模型化してみましょうー!(^^)/

オナホールを模型化するなんて今まで考えたことがありませんでした。 でも盆栽が模型になる時代なので、けっして不思議なことではないのかもしれません。

本体を収めているブリスターパックがそのままレジンキャストの注入型として使えそうです。重量を配慮して、中空構成でいこうかとも考えましたが、穴をあけたり研磨したりの耐久性に不安があるので、レジンキャスト注入の無垢材でまいります。

本体部分のブリスターを切り取り、ブリスターの内側に離型剤ワックスを塗布します。合わせ目はレジン液が漏れないようにポリパテや石粉粘土で密着させます。

本体底部にレジンの注入口を設けまして、そこからレジンキャストを一気に流します。2〜3分で硬化が始まりますが、硬化熱にブリスター素材の樹脂が耐えられるのか不安になってきました。崩壊しなければよいのですが。

レジンキャストを注入している様子です。案の定、硬化熱でブリスター型がやられまして、注入型としたブリスターがペコペコになりました。 レジンキャストは混合するA剤B剤で比重が異なるので、液体体積ではなく重量で計測して混合すると、硬化不全を回避できます。

レジン樹脂の注入完了しました。レジンキャストの硬化熱は80度になることもあります。やはりブリスターでは熱に耐えきれず、ベコベコになってしまいました。

ブリスターで作った型枠を外しました。幸いにもブリスターは離型剤ワックスのおかげでペリペリと簡単に剥がすことができましたが、中身はボコボコです。整形が大変そうです。

成型の次は整形作業を進めます。ポリパテを盛ってはリューターで削ってを繰り返すこと約4時間、ようやく形になってきました。 ここで気づくのですが、パッケージの艦船イラストシルエットと、中身のオナホールの形状がまったく異なります。

とはいえオナホールの形状はやや流線型でカッコいいので、オリジナルの形状を活かして製作を進めます。ラッカーパテで成型時の気泡を埋めつつ、大体の研磨が終わったら、仕上げ剤サーフェイサーを吹き付け、寸法を計測しながら、ディティールアップのポイントを書き込みます。

さらに微細調整可能なパテ粘土で形状を突き詰めたら、ディティールアップです。 参考パーツで使用したのは1/700スケールの長門です。形状どうこうよりも本体にフィットするボリュームで選びました。

エアブラシで基本塗装のシェーディングを施します。 だんだん形が見えてきました。

メインカラーのグレーを数色吹き付けます。油彩でウォッシングとパステルでのドライブラシを施して、コーティングをした後にフィルターリキッドのバイオレットでざっと洗って完成です。

艦橋部分は艦船模型同様、油彩でのウォッシングで仕上げました。また、本体の錆びだれもイラスト同様再現しています。

あくまで本体形状を踏襲していますので実際の艦船モデル同様、ドック入り状態はやや中途半端な印象ですが……。やはり船の模型は海に浮いてナンボなので、海面ジオラマにしても見栄えがよさそうです。

以上「BLUE FRAME UMINARI 海鳴(うみなり)」の紹介でした。 模型にしてもシルエットがカッコいいので、このシリーズぜひガレキなどでキット化を! と思います。 実際にオナホールも成型、快感ともにハイクオリティなので、こういうアプローチのラインナップは大感激でした。まさに楽しく気持ちよく! すばらしいオナホールです。