オナホキングダム「SVAKOM ROBIN スヴァコム ロビン」レビュー
(投稿日:2022/7/1)
みなさんこんにちは、せがわPです。いきなりですけど海外製アダルトグッズ、増えましたね!
本当に4~5年前までは、なんだかカタチだけで得体が知れない色モノ的な印象の強かった海外製アダルトグッズですけど、今や世界中にアダルトグッズのメーカーがあり、続々市場へ参入しています。
本日ご紹介のオナホールは「SVAKOM ROBIN スヴァコム ロビン ホワイト」。
SVAKOMと言えば、アメリカを拠点とする超マジメ系オシャレアダルトグッズメーカーです。
結論から言うとデザイン性、商品へのコダワリは申し分なし、ローターを仕込んだシンプル構造&快感のオナホールという感じです。高級感ハンパないです。
「SVAKOM ROBIN」レビュー
※販売終了
動力 | USB充電式(充電完了まで120分/連続動作150分)、充電中:点滅、充電完了時:点灯 |
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機能 | 振動5パターン、ブーストモード、防水(IPX7)、メーカー1年保証 |
内部構造 | イボ |
素材・成分 | 柔らかい■■■□□硬い シリコン、ABS |
付属品 | 充電用USBケーブル、取扱説明書 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
ボリューム、重量感、紙質、どこをとっても性の楽しみを超えてなんだかワクワクしてしまう。手にした印象まで、徹底して研究されています。
SVAKOMは本モデルのみならず、多岐にわたる商品ラインアップがあるので、ライセンス保護も徹底しています。
カバーを外すとさらにオシャレなホログラムデザインが。開封に合わせて期待値を高めまくりです。
海外と日本のアダルトグッズ
一度お店へ足を運んでもらえれば一目瞭然だけど、海外製のアダルトグッズと日本のアダルトグッズでは、明らかに属性が異なることがわかります。
パッケージからしてエロさムンムン、エロのトリガーを弾かせて衝動買いさせようとする印象の強いパッケージです。眺めているだけで本能的な楽しさがあります。
日本のアダルトグッズはどちらかと言うとイメージ先行で、サブカル色を濃いめに抽出したような、ややアンダーグラウンドな印象が今まではありました。実際、3~40年前の成人向け雑誌エロ本の裏表紙などに風俗の延長線上、男性風俗的な選択肢の1つとして、高額な、その割には今とは比較にならないほどクオリティの低いオナホールなどが掲載されていたものです。
女性向けのバイブなども、どこか淫靡なシロモノで、残念ながら今ほど女性先行で求める印象の少ない、AVで見るよね!的なアングラ感が強かったように記憶しています。
対して海外製のアダルトグッズはエロを前面に! と言うよりも、ファッション性やアクセサリー性を意識したデザインが多いです。
ローターやバイブ1つとっても、その形状は人間工学といいますか、ぱっと見ただけでは、それがエロ目的だとはわからないほどに洗練されたデザインなものも少なくありません。
今回ご紹介の「SVAKOM ROBIN スヴァコム ロビン ホワイト」もまた、パッケージからしてデザイン性は申し分なく、例えば洗面台や居室に、これ見よがしと並べてあったとしても、オシャレなマッサージ機やクリーナー等、オナホールにはとても見えないデザインです。
樹脂の質が良いので、自動車の内装のような高級感があります。充電してから使いましょう。
ローションは付属していないので、市販のボトルローションを用意しましょう。
今回は「おなつゆ」「TENGA ホールローション REAL リアル 170ml」を使用。
本体と軟質樹脂は引っぱればスポッと外せます。
洗浄メンテナンスは容易です。軟質樹脂が絶妙な硬度&成型なので、乾燥後に本体へ戻し装着する際にもまったくストレスがないです。
A-10シリーズのカートリッジを彷彿としますが、こちらはかなり肉厚です。耐久性が高そうです。
ただ、オイル感がやや強めなので、気になるようなら1度洗浄してから用いると良いかもしれません。
ローターで軟質樹脂に振動を伝える仕組みです。ブルブルするオナホール、という感じです。
「SVAKOM ROBIN スヴァコム ロビン ホワイト」の使用感ですけど、んー、上品です。
さすが創業10年以上、伝統のあるアダルトグッズメーカーだけあって機能性やメンテナンス性は申し分なく、耐久性もかなりあるでしょう。
何よりメーカーの1年保証が、商品に対する姿勢を物語っています。
ただ、では日本製のグリグリでヌチョヌチョに洗練されたオナホールと比較してしまうと、刺激がややシンプルで、好みが分かれるかもしれません。ゆったり楽しみたいですね。
最近の日本メーカー、ハンディサイズのオナホールは2000円程度の価格帯でも、とんでもない快感が得られるモデルが多いです。
「SVAKOM ROBIN スヴァコム ロビン ホワイト」を購入する予算を見たら、日本のトップランナー、RIDE JAPANさんやG-PROJECTさんのオナホールを3、4本買うことができます。そのあたりは好みでしょう。
世界のあらゆる言語で表記されています。とはいえ、操作はシンプルそのものなので安心です。
メーカーの姿勢。ちゃんとしたサービスのもとに
ところで先ほど「メーカーの1年保証」と記述しましたが、これは日本のメーカーにはゼロではないですが、あまり見かけないスタイルです。
日本のアダルトグッズには必ずと言っていいほど「この商品はジョークグッズです」という表記があります。企業努力の結果、すばらしい快感と性能があるにも関わらず、ジョークグッズとして商品をメーカー自ら茶化してしまうのです。
また、ブランドやメーカー名もパッケージに記載されている情報を追っても、出てこないことが多いですね。作り手の顔が見えない商品開発と流通。そういうところは日本のアダルトグッズは残念ながらまだまだグレーだと思います。
2000年前後まではジョークグッズと言われても仕方がないクオリティのアダルトグッズが多かったです。まぁ、時代の過渡期ということもあり、それは仕方がないところもありました。
しかし今は安全面に配慮しながら、少しでも現実の性を超える快感を、手に届く価格帯でご案内しようと、日本のメーカー陣からも真剣さが伝わってきます。
企画がいかにマジメかが伝わってくる日本製のオナホールはたくさんあります。にも関わらずジョークグッズって、それでは企画陣や素材等の開発者が浮かばれないですよ。
SVAKOMさんはじめ、海外アダルトグッズメーカーでいつも驚くのはサイトや情報発信。
徹底して「メーカーの信頼」を打ち出しています。SVAKOMのホームページ。洗練されています。
対して、海外のアダルトグッズは自分の身体に直接作用させるものなので、医療機器に迫るようなクオリティやデザインコンセプト、プロモーションを最初から心掛けているところが多いです。SVAKOMさんもホームページがものすごくしっかりしています。
一流メーカーこだわりを発揮するメーカーとして会社の歩み、ビジョンミッションステートメントまでバッチリ記載されていて、これなら安心して使えるかなと思わせてくれるだけの演出がなされています。
使用した際の快感やコストパフォーマンスは日本製のオナホールのほうが進歩している印象ですが、メーカーとしての商品への姿勢とお客様への向き合い方は海外製の方が断然上、もとより日本製メーカーのジョークグッズとは完全に別モノの印象です。
唯一、作り手の顔や姿勢見える日本のメーカーはTENGAさんやRendsさんですね。製品にはコーポレーション情報や生産地までしっかり記載されています。工業デザイナーズ製品として、海外のサイトと並ぶほどに確立しています。
日本と世界のオナホールは比較すればするほどに興味深い姿勢の違いが見えてきます。
とはいえ、快感の精度と言いますか、商品が秘めるポテンシャルは総じて日本メーカーのほうが上な気がします。「性」は地球人類の根本的な欲求であり本能なので、同時にビジネスチャンスは世界共通なのです。
日本のメーカーさま方々も「ジョークグッズ」も良いですが、どうか胸を張って世界へその実力を発揮いただきたいものです。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.0 |
素材 べたつきや匂い、劣化を含めた、いかに不快なく使用できるかの指標です。 |
3.5 |
吸い付き どの程度キュッと締まるかの程度です。「【純潔注意】すじまん くぱぁ! Lolinco(ろりんこ)」を5点とします。 |
2.0 |
洗いやすさ 裏返して丸洗いできることを5点とします。 |
2.5 |
耐久性 何回くらい繰り返して使えるかの目安です。20回以上で5点とします。 |
3.0 |