オナホキングダム「NOL GLEPIS BEAT」レビュー
(投稿日:2021/3/19)
お久しぶりです!せがわPです。2021年も早いもので、すでに2カ月半が経過してしまいました。
最近のせがわPは、TENGAさんとお仕事させてもらっていまして、TENGAロケットプロジェクトの制作部門担当させていただいていました。
アダルトグッズメーカーの中でも、常に革命を起こし続けるTENGAさんから、実に多くを学ばせていただきました。
アダルトグッズメーカーさんが宇宙ロケットを打ち上げる壮大な計画です。
こちらのレプリカは現在有楽町阪急メンズ館6階にあるTENGAロケットストアにて展示いただいています。
堀江貴文さんも登壇なさったTENGAロケットプロジェクトの記者会見、1月末に大きなニュースになりました。
せがわPはものづくり屋なので、特撮のプロップや情景模型の修復など、5m程度の造形であればバッチコイです。
きっかけはTENGAロボフォトコンテストで制作したジオラマでした。こちらの作品はエムズ秋葉原店さんの1階に展示いただいています。ぜひご覧になってくださいみてください(^^)
今回のレビュー商品「NOL GLEPIS BEAT ノール グルピス ビート」
本体サイズ | 全長28.8cm、幅8.3cm、奥行8.5cm、重量800g |
---|---|
素材 | 柔らかい■■□□□硬い |
構造 | ヒダ |
動力 | USB充電式(充電完了まで120~180分/連続動作120分)、充電中:点滅、充電完了時:点灯 |
機能 | 【回転】10パターン、【ピストン】10パターン、【回転+ピストン】10パターン、【強弱】10段階 |
付属品 | 充電用USBケーブル、GLEPIS グルピス インナーカップ スウィート トライアングル、パウチローション |
さて本日ご紹介のオナホールは「NOL GLEPIS BEAT」。
一言で言うと、うたい文句に偽りなしです。これだけの快感が2万円をきる価格帯で味わえるのは、はっきり言って安いです。ただ! ローションの選択が超重要です。
本体はかなり軽くて扱いやすいです。
これだけの回転とトルクを実現するモーターと電子機器を搭載しながら、この重量に抑えたのは企業努力の何物でもないでしょう。すばらしい。
パッケージもしっかりしています。ブランドガジェット的な高級感満点です。
しっかりしたブリスターに収まっていて、厚みのあるアクリル樹脂に保護シートがうれしいです。
回転のパターンとピストンのパターンを組み合わせて、ほぼ無限大の快感を得ることができるとあります。フィーリングに合わせた、細かい調整が可能です。
説明書が同梱されていて一見してややこしく見えますけど、メンテナンス含めてワンタッチなので、シンプルな操作性です。
シリコンの成型は「お見事!」の一言ですね。これだけなめらかなシリコン型が起こせるのは、プロの仕業です。
「かなり遊べる」機械式オナホール
最近さらに増えてきましたね、電動式のオナホール。
ひと昔前は「せっかく諭吉はたいてトライしたのにぃ……」なんて、当たりはずれのあるモデルもありましたが、最近の電動式オナホールは基本的によくできています。
低価格・高品質化が止まらない、軟質樹脂にそのままちんちんを入れて楽しむオナホールと、こういった機械制御式のオナホールとの、最大の違いは、快感に変化をつけられることでしょう。
「NOL GLEPIS BEAT」は、パッケージの文句の通り、かなりシャキシャキとメリハリのついた変化を起こすことができます。
回転や力強さに物足りなさが指摘されることもあった機械式オナホールですけど「NOL GLEPIS BEAT」では、びっくりするほど強烈な刺激を実装しているので、物足りなさを感じる事はないでしょう。
実勢18000円という価格帯も、これだけの制御機構と快感機能が備わっていれば相応の価格帯と言えます。
「NOL GLEPIS BEAT」は、ちんこ全体を挿入するというよりも、カリ先端部分への快感に特化したモデルです。
挿入部分のカップを外すと、実際ちんこが収まっているのはカリよりちょっとつっこんだくらいで、浅めです。
なんてったってライバル
同じ価格帯での機械式オナホールは「A10サイクロンスタンドアローン」があります。
発売されてから5年くらい経ちますけど、今もなお伝説と言われるほどのキングオブ名器です。
「NOL GLEPIS BEAT」は、その価格帯に並べてきているので、どうしても比較が起こります。
バリエーション豊かな回転機構に加えて、ピストン運動までバッチリ実装しているので、決して見劣りはしないですね。何より軽くて扱いやすい。作動音も静かで気になりません。
回転による快感の質としては、A10サイクロンがもっちり包まれるような感覚であることに対して、「NOL GLEPIS BEAT」は、シリコン素材由来から、シャキシャキと擦られるような快感です。
さらに「NOL GLEPIS BEAT」は、そこにピストン運動も入るので、快感の味わい深さとしては「NOL GLEPIS BEAT」に軍配が上がるでしょう。
さっきの画像でも言った通りちんこが入ってるのは基本的に先端の亀頭部分のみです。
ただストローク幅がとても深いので、物足りなさは感じませんでした。
ローションの選択は慎重に
ここからは「NOL GLEPIS BEAT」を使用するにあたって、気をつけなきゃいけないところです。 それはローション!
粘度が高いもっちり系のローション推奨です。
まちがっても通常のオナホール用の、しゃびしゃび液体系ローションは使用しないでください。
本体の分割パーツ部分にゴムリングやパッキンが入っていないので、使用時に液漏れを起こすかもしれません。
「アイディグライド」や「アイディプレジャー」などごく少量で潤活力がキープできるものが良いかと思います。
インナーカップを外すにはこのように挿入口カップと、外側のパネルも外す必要があるので、その隙間からローションが漏れてくることがあるかもしれません。
「NOL GLEPIS BEAT」は、挿入部分のカップと、稼働する奥のオナホール部分に、ちんこが浮く中空の空間が発生しています。回転運動のみであればそれほど気にならないのですが、激しくピストンされると、液状のローションだと、挿入部にたれてくる懸念があります。
カップは取り外して洗えるので問題ないと思いますが、問題は機械部分に付着してしまったローションの除去ですね。
さすがに本体の機械部分は水洗いできないので、アルコール等で拭き取るのが正解でしょう。
特に「NOL GLEPIS BEAT」は、逆さにして手でもって使用することも多いと思うので、粘度の高いローションでなければ、ローションがどんどん挿入口、ちんこの根元のほうに垂れてきて、ローションがパーツ接合部などから漏れてくると思います。
ローション漏れの懸念に気づいていたので、漏れたことはないですが……。
不安に思うことがあれば、このようにマスキングテープなどで目張りをすると安心です。
クオリティは高いのですから
「NOL GLEPIS BEAT」のデメリットも書きましたけど、とはいえ、本当によくできています。20回ほど抜きましたけど壊れる気配はないです。こんなにもメリハリの利いた快感の実現には、企画、職人さんの魂を感じます。
だからこそ! まぁジョークグッズという文言は、そろそろ外した方が良いと思うんですけどね。
海外のプレジャーグッズなどは質感、クオリティともにとても高く、まさにブランドと言うにふさわしい仕上がりとなっています。「NOL GLEPIS BEAT」も決してネタで作られているわけではなく、ちゃんと気持ちいいですし、機能だけではなく樹脂の質感や成型の精度も、ブランド家電がゾッとするほどクオリティが高い。これだけちゃんとした商品をジョークグッズとしてまとめてしまうのは、もったいないと思います。
ただこれはせがわPの主観なのですが、あと1歩、あと1歩なのです。
例えば「NOL GLEPIS BEAT」で気になった、各パーツ接合部にパッキンを入れてもらえると、ローション漏れの懸念も解消されると思いますし、パーツ篏合のカッチリ感も強調できて、使用時の安心感もさらに増すと思います。
以上「NOL GLEPIS BEAT」のレビューでした。とにかくハイクオリティです。
ちゃんとした商品を届けよう、ちゃんとした快感を楽しんでもらおうと言う制作陣の姿勢はものすごく伝わってくるモデルです。レジェンドを刻める可能性あふれる名器ではないでしょうか。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.5 |
素材 べたつきや匂い、劣化を含めた、いかに不快なく使用できるかの指標です。 |
4.0 |
吸い付き どの程度キュッと締まるかの程度です。「【純潔注意】すじまん くぱぁ! Lolinco(ろりんこ)」を5点とします。 |
0.5 |
洗いやすさ 裏返して丸洗いできることを5点とします。 |
2.5 |
耐久性 何回くらい繰り返して使えるかの目安です。20回以上で5点とします。 |
2.5 |