オナホキングダム「透明快感」レビュー

みなさん、こんにちは。せがわPです。コロナコロナで今までにないもの寂しさがありますね。でも今は屋内向けの趣味の需要がグイグイ高まっているそうです。
オナホールやアダルトグッズも新製品続々、国内外からリリースされていますが、チェックが追いつかないほどにリリースの連続です。魅力的な商品や製品の数々に、目移りしてしまいそうです。

そんな中で今回はコスパの良い本格オナホール「透明快感」シリーズをレポートします。
結論から言うとコスパが良い!

まぁどのモデルでも抜けますし、オナホールとしての繰り返し使用的な耐久性もあります。各モデルの娘さんの味付けは好みかなって感じです。ただこのオナホールには他社製品と差別化を図れる、見落とされた利点というか課題が一つあるので後述します。

これは! ちんちんを!! 出し入れして楽しくなるアイテムなんです!

あいな、みいか、ゆうかとかわいらしい女の子3人で構成されています。

グラム数だけで見ると結構小ぶりなのかな? と思ったら、ちゃんとオナホールとして根元までちんちんが入るサイズです。

「透明快感」を開封してまず驚くのは、クリア成型された本体でしょう。
3個あけてみて3個とも同じ透明感だったので、当たり外れはなさそうです。んー実に美しい。
「透明快感」の特筆すべき点は、素手で触れてもオイル感がほとんどないことですね。オナホールは往々にして、オイルブリードといって樹脂に含まれる油成分が常に滲み出てくるのです。

だから素手でオナホールを握りしめたりすると、手がツルツルテカテカになります。手洗いしたらすぐに落とせるのですが。

ところが「透明快感」には、オイル感はゼロではないけどそれがない。これはパソコンを前にオナニーしている方にとっては、マウスやキーボードがツルツルしない、大きな朗報ではないでしょうか。では順を追って各娘の解説をしていきましょう。

スタンダードな低価格帯オナホール形状です。「ボクのおなぺっと2」に近い使用感です。
ただ、素材由来の肉薄モデルながら締め付け感があるので「ボクおな2」に比べたら最近のオナホール快感に寄せてるな、って感じです。

内部構造を拝見するにヴァージンループシリーズのようなゾリゾリ感かと思ったら、それともちがう、シンプルなハメ心地でした。
でもシンプルってことは、耐久性が高いと言い換えることができます。ちゃんと気持ち良いですよ。

今回の3モデルの中で最も高級感のあるハメ心地 でした。ゾリゾリさせながらも中央のくびれにカリが引っかかって楽しいです。
このグラム数、軽量にしてよくここまで突き詰めたなぁとイチオシです。

内部構造は最も複雑なモデルなので、耐久性が心配ですけど、10回抜いた程度ではぜんぜん破損する気配がないので、3人娘の中ではまず手にしていただきたいですね。コスパの良さにおどろきました。

RIDE JAPANさんのヴァージンループ形状をリスペクトしたような快感ですけど、それよりはマイルドでビギナーさん向けといえます。
出し入れするだけでなく、ちんちん入れてひねって、ねじってすると、このモデルの真価というか、他のモデルとは違う快感を楽しめますよ。

チューブ状のゾリゾリ&カリ攻めの最奥部です。
この重量と厚みだから仕方がないのだけど、最奥部がもう二回りくらい大きかったら、カリ部分への刺激も期待できたと思います。でもまぁコスパは良いですね。

低価格モデルとはいえストレスなく、しっかりちんちんをハメることができます。

基本的にオナホールは価格が上がると重量が増えて、ハメ心地がずっしりみっちりリアルに近づく、という傾向があります。
逆を言えば価格が安いモデルは重量が軽く、ハメていても手コキのオマケ程度なモデルもよくあるのですが、「透明快感」はしっかりオナホールしてます。それもハメ心地がそこそこの価格帯のモデルに迫るものがあります。

すごいのはそういうオナホール然としたハメ心地を100g前半台という重さで実現している点です。先述の通り、重量が増すとハメ心地は当然にずっしりきますけど、本体に亀裂が入る、割れてくるリスクが本体重量に比例して高くなります。
軽量化と締め付けを重要視していくと、素材はだんだん硬く、ゴムのような質感で無機質になっていくのですが、「透明快感」は絶妙なラインでちゃんと「オナホール」している。しかもべたつきがほぼゼロ。

せがわPは「透明快感 みいか」が気に入って、もう20回抜いていますけど、ぜんぜん破損する気配がないですね。このように繰り返し使える耐久性も備えていて、コスパも良く「ちゃんと気持ちイイ」バランス感覚が絶妙です。3モデル揃えても3000円くらい。
複数モデルを起動して3P、4P感覚でシコっても楽しいです。オナホを使用後に洗うのは、1個も2個も手間はそんなに変わらんとですよ。

基本的にオナホール用ローションであれば高い快感を得ることができました。
最近のローションは保湿成分など肌に良い効果を含んだモデルもあり、安心して使えますね。

クリア成型、とはいえ、洗浄したら多少の素材由来のべたつきはあるので、パウダーメンテナンスは施したほうが良いでしょう。

とまぁここまでオナホールとしての「透明快感」レポートでした。バランスの良いモデルです。けど、この商品では一つだけ惜しいところがあります。それは「オナホールとして勝負している」ことです。つまり「オナホール業界以外でも通用するだろう」ということです。

これだけオイルフリーで見た目も美しく、快感もオナホールとしてバッチリ決まっていてコスパも良い製品であれば、パッケージにわざわざ従来のエロをもってくる必要はなかったんじゃないかと勝手に考えるわけです。まぁ、パッケージはシコいのですが。

今はこの価格帯、1000円前後のオナホール、オナカップは群雄割拠です。価格的に1000円を少し割り込んだら、夏にリニューアルを果たした超お手軽快感モデル「TENGA」さんがあります。
「透明快感」に缶コーヒー1本分くらいの金額を足すと、キングオブオナホール、RIDE JAPANさんの「ヴァージンループ」が控えています。

なんでこんなことを思ったかというと、これからのオナホールの展望というか、せがわPの勝手な風呂敷話になるんですけど、基本的に今のオナホールってどれ選んでもそこそこ抜けるんですよ。

今まではアダルトグッズはアダルトショップやサイトで入手、というのが当然だったのだけど、これからはエロ枠を超えて、セルフケアというカテゴリーで、1人でも多くの方に、オナホールが手元に渡っていったらいいなぁと勝手に考えます。

「透明快感」には、使用感、安全性含めてその可能性が大いにあるのに、わざわざライバルの多い価格帯を選んで、従来のオナホ業界で勝負しているのが、主観で残念でした。もしパッケージやアプローチをエロを控えめにセルフケアに寄せていたら、もっと販路を広げることもできたのかな。

「透明快感」は、それくらいの安全を感じる、完成度の高いモデルです。

例えば食事を例にとると、古来人間は手づかみが当然だったけど、今では様々な食器やカトラリー、ユニバーサルデザイン等が進化し、触覚からも味覚を味わう挑戦が続けられています(そういう意味では手づかみならではの食事の楽しみもあります)。オナニーも同様で手コキのみならず、こういった安全かつ快感の強いアダルトグッズで楽しむ時代が来ているのではないかと、このモデルを手にして改めて考えました。

まぁそれはメーカーさんが企画することなので、余計なお世話だ! ってハナシかもしれないですけどね。一人でも多くの方にまずは使っていただかないと、せっかくの感動モデルの数々もこれ以上の普及は考えにくいと思ったものでして。エロトリガーが入らなくとも、使えば手コキよりも何十倍何千倍と気持ちいいことは、ハメればわかることだと思います。

以上「透明快感」のレビューでした。
前回のオナホレビュー「発情ギャルのエンドレスファック」のようにガチハメ倒しで本能のままにエロを楽しむというのもアリ、というかそれが本道だと思うのですが、そういう解放はやや敷居が高い、と感じる紳士もいるはず。

もし「透明快感」が、コンドームのようなオシャレパッケージでドラッグストアに並んでたら試しに手にして、これまた感動すると思うんですよね。「透明快感」は、それくらい安心して楽しめるオナホールです。今のアダルトショップには1000円ポッキリのモデルも充実しているので、いろいろ試してみるのも楽しいですよ。