オナホキングダム 「MAGICFACE カスタム」レビュー
(投稿日:2020/3/6)
皆さん、こんにちは。せがわPです。 年が明けてからコロナウィルスの話題は、毎日ニュースで飛び交っています。不要不急の外出を控えるようにと引きこもりが推奨されるので、オナニーも捗るのですが……。 コロナウィルスの影響は全国各地のイベントを次々と中止に追い込んでいます。
エムズ広報・真中つぐさんとのイベント「オナホール研究会」も、中止延期となってしまいました。 たくさんの方々に参加申込いただいていたにもかかわらず、残念で仕方がないですが安全第一を思います。 ぜひまた時期を改めてご案内させていただきます。
さて、本日ご紹介のオナホールはP×P×Pさんよりリリースされた「MAGICFACE[マジックフェイス] カスタム」。 実寸大、1/1スケールの巨大フェラホールです。
レビュー商品「MAGICFACE[マジックフェイス] カスタム」
※販売終了
ただ大きいだけではなく、成型技術がとにかくすごい。 オナホールの進化がいかにすごいかを体現したモデルであります。 結論から言うと、市場に流通しているフェラホールとしてはダントツの快感と使用感ですが、メンテがけっこう大変。 また、ドール素体、頭部モデルとしてはハイクオリティで、マルチパーパスな楽しみ方が期待できるモデルとなっています。
なんとインパクトのあるパッケージでしょうか。 仕様がしっかりしているので収納ボックスとしても機能します。
とにかくでかい! 箱がでかい!! 前回のオナホキングダムで取り上げた「まるごと子宮」との比較。
箱を開けた瞬間ものすごい違和感。いきなりウィッグの登場です。
ブリスターもしっかりしてますね。 ぱっと見サイボーグか何かに見えます。銃夢でしょうか。
すばらしい成型、サイズ感と、かなりリアリティーがあります。1/1スケールです。
内部骨格が機能しているため前代未聞のバランスです。 直立させても倒れる不安はありません。
超絶成型のラブドールオナホ
頭部を模したフェラホール、ではなく、印象としてはラブドールにフェラ機能が備わっているという感じです。 特筆すべきはその内部骨格。 内部骨格を内蔵するモデルは今となっては珍しくない技術ですが「マジックフェイスカスタム」は骨格の複雑さに合わせて、包み込む肉、樹脂の肉厚が極めて均等で、技術者としてせがわPも大変おどろきました。 おそらく市場で流通しているオナホールとしてはトップクラスの成型精度です。 大型になればなるほど、肉付けはむずかしいんです。
ハメた感じとしてはマジックアイズさんの「【純潔注意】すじまん くぱぁ! ろりんこ」の締め付けをゆるくした感じです。 快感のポイントは、口内から喉に入るスペースが人間同様、約90度に曲がっているので、本当に喉に押し込むような感覚を味わうことができます。 これは内部骨格を内蔵している「マジックフェイスカスタム」ならではの感覚でしょう。 喉に入ったら急に締め付けがきつくなるのも素晴らしい設計だと思います。
リアルな女の子を相手にAVのような強淫なイラマチオをすると女の子が苦しがるでしょうが、「マジックフェイスカスタム」では、その心配がありません。 まさにギャルゲーやAVで憧れた(?)夢が叶うオナホです。
ウィッグをかぶせてみると、いきなりパッケージの女の子のようなシルエットになります。 ウィッグのクオリティも悪くないです。
あまりぐいぐい出し入れすると、ちょっとしゃくれます。 それでもすさまじい造形です。
ちんこを咥えさせるとこんな感じです。 本当にぐいぐい咥えさせてる感がすごいです。
喉の奥までまでちんこを押し込むことができます。 かなり深い(奥行き35cm程度)&肉厚があるので破れる心配はなさそうです。
口内アップ。 のどちんこまでしっかり再現されています。 締めつけ、触感といい絶妙なフェラ感です。
もっとかわいくしたい!
造形面では申し分ない「マジックフェイスカスタム」ですが、ただやはり物足りなく感じるのは、のっぺらぼうのような表情です。 ウィッグを被せれば、それなりに見えなくもないのですが、顔に色味がないというのは寂しいものです。 そこで、せがわPの工作教室です! マジックフェイスカスタムに着彩してみましょう。
軟質樹脂への着彩は、粉体塗料を使用します。 今回の着彩に使用した塗料はホルベインのパンパステルとヌーベルカレーを中心に用いました。
ひょっとしたらファンデーション系でもうまくいくかもしれません。
お化粧したら一気にエロくなりました。 これだけで抜けそうなくらいエロいです。
やっぱりエロいですね。水洗いしても塗料は落ちません。
材料は粉体塗料、女性のファンデーションに近い絵の具を使用します。 素材になっている軟質樹脂は基本的に油のカタマリなので、絵の具を塗ったりはできません。油でできているから液体を弾いてしまうのです。 ところが粉体塗料は素材分子の隙間にインクの粒子が入り込むので、着彩できるのです。それも一度着彩されると、がっしりと色がつくので、洗ってもそうそう落ちる事はありません。 軟質素材への着彩のコツとしては、目立たない部分でテストしながらの着彩がオススメです。思った以上に本体の肌色を反映します。
という感じで、「マジックフェイスカスタム」は口内でゆったりフェラをさせても良し、喉まで押し込んでイラマチオさせても良しな名器です。 がしかし! せがわPが手放しでオススメできない理由が一つありまして、それはメンテナンスです。
「マジックフェイスカスタム」は、パッケージにもあるように、未来やアクセサリー等でアレンジして着飾り、アレンジを楽しむのがコンセプトのオナホールです。 しかし、オナホールとして使用する以上、洗浄・乾燥させなければなりません。 洗浄する際にそれまで着飾っていた、アレンジの決まっていたウィッグや小物類をすべて外して、洗い、乾燥させ、また元に戻す。 この手間を一体どれだけの方がかけるか? と言うところに疑問符が残ります。 もし、ディスプレイで楽しむ仕様とするのであれば、瞳はほしかったなぁと思いました。
とはいえ、何度も言いますが、“フェラの感覚、イラマチオの感覚再現”はお見事です。 きっと何度も何度もテストなさっているのだと思います。 これだけ1/1スケールがしっかりしているのであれば、VRナイズに楽しんだり等、発想も広がりそうです。
以上、マジックフェイスカスタムのご紹介でした。 コンセプトを忠実に再現した、野心的なモデルであります。 冒頭にも申し上げた通り、成型技術では業界1、2位をを争うレベルの仕上がりです。 内部骨格の形状に重量配分と、ほぼ完璧です。 が、大型オナホールとしての取り回しやメンテナンスを考えると、どうしても“?”がついてしまうモデルでした。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
2.0 |
素材 べたつきや匂い、劣化を含めた、いかに不快なく使用できるかの指標です。 |
4.0 |
吸い付き どの程度キュッと締まるかの程度です。「【純潔注意】すじまん くぱぁ! Lolinco(ろりんこ)」を5点とします。 |
1.5 |
洗いやすさ 裏返して丸洗いできることを5点とします。 |
0.5 |
耐久性 何回くらい繰り返して使えるかの目安です。20回以上で5点とします。 |
1.5 |