オナホキングダム 「ヘップス オートリス」レビュー
(投稿日:-/-/- 更新日:2024/3/5)
みなさんこんにちはせがわPです。 新年明けましておめでとうございます。 年末年始の抜き納めに抜き初め、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。 エムズからもオナホールの福袋のご案内などがあり、オナホールを選ぶ楽しみ、使う快感、堪能いただけた方々も少なくないかと思います。
せがわは使用するオナホールは決まっていたのですが、おかずを美少女ゲームにしようか、コミケ3日目でゲットしました同人誌にしようか、と迷っていました。 でもこればかりは飽きないし、誰に迷惑かけているわけでもない、幸せな悩みですよね。 今年もなにとぞよろしくお願いいたします。
さて新年1回目にして、第11回の記事はずばり! トレンディで画期的なオナホールのレビューをお送りします。
レビュー商品「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」
本体サイズ | 全長173mm、直径70mm |
---|---|
内部構造 | ヒダ・イボ |
素材・成分 | 柔らかい■■■□□硬い |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
「HEPS OTRIS ヘップスオートリス」のパッケージ。 とてもオナホールには見えません。 オートリスには備えつけのローションが付属していないので、ローションは別途購入する必要があります。
史上初! …ではないのですが、分解&内部構造の組み換えができる、めずらしいタイプのオナホールですね。
「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」は前代未聞 ……ではないですが、輪切り状に分解できるオナホールです。 初期の保護パウダーがやや強め&パウダーの上からでは、ローションがなじみにくいので、1度洗浄してからの使用をオススメします。
結論から申し上げますと、「自分の気持ちよさのツボ」を踏まえた上で使用いただくのが、ベストなオナホールと言えそうです。 言い換えるとオナホール嗜好中級~上級者の方向けのオナホールと分析しています。
商品説明にもある通り、「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」は分解して、各パーツの組み合わせ次第で、内部構造、つまり“攻めるポイント”を調整することができます。 「自分に合った快感を的確に引き出すことができる」オナホールである反面、「自分の快感のツボはどこなのか」把握した上でトライしないと、延々と組み換え→トライを繰り返すことになり、時間がかかってしまいます。
探求志向の強い方にとっては毎回の組み替えごとにフィーリングが変わるので、それが楽しみなわけでもあるのですが……サクッとオナニーの快感を堪能したい方にとっては、そこで少なからずストレスがあるかもしれません。
特にオナホール初心者の方は、慣れないうちはパッケージ商品=出来合いのオナホールをトライいただき、自分に合った仕様を掴みかけて、はじめてカスタムモードでの調整を可能としたオナホール=「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」へシフトするような印象でしょうか。
メンテナンスの様子。 ここまでバラバラに分解できるので、特に衛生面はオナホールトップクラスの安全性が期待できます。 しかし「TW-Parts」と「HL-Parts」については、内部構造のミゾが深く切られているため、注意して洗浄しないと、リング状の成型が洗浄時にミゾからちぎれてしまいます。
そうは言っても「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」をベースとして、自分の快感ポイント探しの旅を始めるという考え方もありますし、快感のパターンは無数に再現できるので、実にいろいろな快感を味わうことができる、エンタテインメント性の高いオナホールに仕上がっています。 1台お迎えしたら、丁寧なつくりと素材の高耐久性もあり、かなり長く楽しむことができると推測しています。
ただ、「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」には、大きなデメリットがあります。 それはズバリ! 使用感です。 ええ!? デメリットが使用感って、それってけっこう致命的なのでは……?
密着させていれば外殻、内部構造ともに同じ寸法なのですが……。
使用時に前後ストローク運動を加えると、内部構造の固定が不十分なために、組み替えられる内部構造と内部構造の間に隙間ができます。 写真は大げさな再現例ですが。
外殻のABS樹脂部分と、内部構造の軟質樹脂は接着されているわけではありません。 凹凸に成型されたミゾをはめ込むことで支えているのですが、内部構造の保持力が弱めなのです。 故に前後にストロークを繰り返すごとに、内部構造同士の隙間に若干のスペースが生まれます。
オートリスは組み替えが自在な外殻があってはじめて、同時に組み替えた内部構造を固定するタイプのオナホールです。 しかしソリッドに固定されるのは、あくまで外殻であり、内部構造体が寸分狂いなく固定されるわけではないので、使用に合わせて内部構造が動いてしまうのです。
内部構造はパウダーを落としたら、かなり粘着性の高い素材となっているのですが、それでも前後運動をかけると空隙ができてしまいます。
その結果、スムーズな前後ストロークが難しく、さらに互いのパーツが微弱に動くことによって発生する空隙により、使用時にかなり大きな音が出ます。 使用時に空隙を埋めてくれるくらいにローションを大量に流し込むことで多少は大きな使用音やストロークの摩擦ストレスが軽減されますが、先端にある空気抜きの穴からローションが文字通り「吹き出て」しまいます。 上記については一般的なオナホールでの使用量の3~4倍のローション量で実験してみました。
内部構造パーツの隙間を埋めるシールパッキンを、「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」の口径に合わせて、生シリコンゴムから成型してみました。 お風呂やトイレの配管や水道屋さんが用いる固いゴムの黒いパッキンだと、素材が硬すぎてOTRISの空隙を埋める点では相性が良くありませんでした。
それではどのようにしたら使用感が向上するか検証してみたのですが、たとえば上記写真のとおり、シリコン状素材の、弾力性に富んだパッキンをはさんでみると、かなり吸着感も強くなり、ストレスなく快感を得ることができました。
しかし、個人で生シリコンゴムを扱う機会はなかなかないので、ここはメーカーさんに追加パーツとしてご用意いただければ……と、勝手に妄想する次第です。
同じような素材で、簡単に、空隙を埋めるパッキンの効果を持たせるには……? そう考えた時に、パッキンの代わりに輪切りにしたオナホールって使えないかな? とも思ったのですが。 なかなか口径の合う、壊れたオナホールが手元になく、検証の進捗を図ることができませんでした。 この点については、宿題ですね(^^;)
以上のポイントから、初期ローションが付属していない点を踏まえても、「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」は、オナホールライフに慣れている方向けのモデルと言えそうです。
ローションの未付属については、オナホ嗜好の方々は基本的に、嗜好にあったボトルローションを常備している方が多いので、それを見越して、あえて付属をキャンセルしているのかもしれません。
また、「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」については、さらに使い込んでみたら、さらに何か斬新な手法が見えてきそうな手応えをひしひしと感じています。 今回はエポックメイキングなオナホール「HEPS OTRIS ヘップス オートリス」のレビューということでお送りしましたが…… 検証を進めまして、簡単で気持ちよくなれる! 応用編の更新についても、何か見出せた次第でお届けできたら幸いです。
次回は「それじゃあ自分の快感のポイントってどういう風に探せばいいの?」 「自分に合ったオナホールの見つけ方、見分け方」についてご案内します。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.0 |
素材 べたつきや匂い、劣化を含めた、いかに不快なく使用できるかの指標です。 |
4.0 |
吸い付き どの程度キュッと締まるかの程度です。「【純潔注意】すじまん くぱぁ! Lolinco(ろりんこ)」を5点とします。 |
2.0 |
洗いやすさ 裏返して丸洗いできることを5点とします。 |
5.0 |
耐久性 何回くらい繰り返して使えるかの目安です。20回以上で5点とします。 |
5.0 |