オナホ研究所「MAGARU KARI[マガルカリ]」

全人類の99%の男は、「このシーンでヌクべきか」と悩んだことがあるでしょう。あれでもないこれでもないとエロサイトを横断し、好みの作品にようやく辿り着くことができた。

インタビューシーンをすっ飛ばし、前戯シーンもそこそこに、さて正常位でヌクべきか、バックか、いや対面座位か…と悩みながらシコシコし、「ここだ！」と思って画面を凝視しながらイク準備をするも、「いや、やっぱり違う」と握力を緩める。どこにでもある風景です。

しかし私は思うのです。たしかにどのシーンでヌクかは重要だが、もっと大切なことがあるのではないか、と。手でヌクのか、それともオナホでヌクのか。オナホなら、どのオナホでヌクべきか。悩むべきは、そこではないのかと。

何を言っているんだこいつは？　と思う人もいるでしょう。しかし、私は自分の過去を振り返り、ふと気づいたのです。本当に大切なのはどのシーンでヌクかではなく、何を用いてヌクのかということに。

今回紹介するオナホは、ハトプラの「MAGARU KARI[マガルカリ]」という商品です。これ、ふつうのオナホに飽きつつある人にこそオススメしたい商品です。

素材や強度や刺激に関しての説明はひとまずすっ飛ばします。このオナホを使用してまず思ったのは、「ちんこを熟知しているな」というところです。

どういうことかというと、このオナホはイボの快楽で射精まで導くタイプではないんです。ちんこの気持ちいいポイントをきちんと理解し、うまい具合にカリを刺激してくれる。例えるならベテランのオナクラ嬢(32才)でしょうか。「あーそれそれ、わかってるねえ、この子」みたいな。

これは好みによりますが、オナホ特有のあのイボイボ感が苦手という人もいるでしょう。

「気持ちいいけど、なんだか不自然だなあ」と。オナホを使っていて、そういう瞬間が訪れるときは誰しもあると思います。それがこのオナホにはない。内側はツルツルしていて、締め付けもほどよい。

ローションとの相性が抜群で、それゆえに、とてもナチュラルにカリの気持ちよさが味わえる。シンプルといえばシンプルですが、そのシンプルさは計算尽くされた努力の上に成り立っています。

正直、これより気持ち良くなれるオナホは他にもたくさんあります。が、定期的にこのオナホでヌキたくなってしまう底知れぬ魅力があるのは確かです。カリ派の方は買って後悔することもないでしょう。

このオナホがあれば、睡眠時間を削ってオナニーをし続けることも減るのではないでしょうか。まあ、あれはあれで楽しいんですけどね。