バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「キャスパー ワーミー」
8月ももう後半ですね。 子どものころはこの時期といえば、宿題が気になりましたよね~。 私はいつも前半に8割方やって飽きてしまい、そこからまったく手をつけず、8月末になって泣きながら追い込まれていました。 飽きっぽいうえに、ツメが甘い。大人になってもそこは変わりません。
そんな私がバイブのコレクションだけ続いています。 バイブレーターの世界には常に驚きと感動がありますからね。 今回試すのも、私のなかではいろんなドラマがあった1本です。
「キャスパー ワーミー」を試します
本体サイズ | 全長200mm、挿入長130mm、最大径3mm |
---|---|
動力 | 単三電池×2本 |
機能 | 振動4パターン |
付属品 | 単三電池×2本 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
キャスパーはシリーズ展開されていて、現在は「キャスパー」「キャスパー キューティ」、そしてこの「キャスパー ワーミー」の3本がラインナップされています。 まず発売されたのは、「キャスパー」。
ころんとした見た目がかわいいのですが…… 挿 入 で き ま せ ん で し た !!!
もともと〈頭でっかち系〉バイブが苦手な私。 時間をかけて入口をゆっくりほぐしたり、ローションをたっぷり使ったりしたのですが、いかんせん大きすぎ~。 私は小柄なほうではまったくないのですが、骨盤のサイズからして「物理的に無理!」と感じたので、断念しました。
でも、気に入ったのが、このクリバイブ。 「前へならえ!」している小さな手のようで、かわいいですよね。 その丸っこさで繊細な部分への当たりもやさしく、しかもこの隙間がすっごく適度。 敏感なところを挟みやすいんです。
だから当時は「この部分だけローターにして販売してくれたらなぁ」なんて夢想していたので、この「ワーミー」が発売されたときは「クリバイブがない!」と真っ先に思いました。 でもすぐに、「使ってみたい!」と感じたのです。
私に使ってみたいと思わせてくれたのは、この形状! 「キャスパー」の大きなヘッドに完敗したことがあるだけに、このスリムなボディラインには安心感しかありません。 しかもの頭のようなコンパクトなヘッドと、ボコっとふくらんだ中間部……そもそもサオに凸凹が施されたバイブが好物の私がコレを目にしたら、期待するなってほうが無理ですよ。
1本タイプのバイブはたいていモーターが1カ所、ほとんどの場合は先端近くに仕込まれていますが、なんとこのキャスパーは中間にも入っています。 それがボコっと膨らんでいた正体だったわけです。
手で触れてみると、中間部にもたしかな振動があります。 が、う~ん、どうなんでしょうね。モーターって2カ所も必要のかな? 1カ所だけのものと、そんなに違うのかな? 思わず首をかしげてしまいました。
そして、購入した後に知ったことなのですが、このバイブ、アナルでの使用を想定して作られたものだそう。……まじか!
たいへん驚きました。
だって、すごく膣内にフィットしてくれそうな形状じゃないですか。
どちらにも使える兼用グッズのようですが、これをお尻で受け止められるようになるまでには、かなりの修行が必要でしょうね。
私はやっぱり膣で感じたいです。でも、アナルだったら、あの中間部のモーターってどんなふうに感じるのかな?
「キャスパー ワーミー」を試しました
さらっとしてベトつきが一切ない素材なので、ウォータータイプのローションと相性がいいですね。 細身だからローションはいらないんじゃない? なんてことはありません! 違和感を覚えるほどに女性の身体は構えてしまうので、スルッと受けいれるためにはローションはマスト!
頭の部分がするすると奥に入っていくと、ワンテンポ遅れて、中間のボコッとした部分に押し広げられ、その部分と私の粘膜とのあいだに起きる摩擦がたいへんよい感じです。 も~う、最初から期待どおりの刺激じゃないですか?
これは急いで電源を入れなくてもよさそう。 しばらくは、この形状自体を愉しむことにしました。 手で小刻みに出し入れしたり、上下に揺すったり。
その都度、刺激される場所が微妙に変わるせいか、私のなかはますます潤っていきます。 これ、ディルドとしても超優秀! 細身で圧迫感がないから、かなり早いテンポで出し入れできるんです。 気をつけないと、早々にイッてしまいそう。
いえ、別にイッてもいいんですけどね。 でも、これはバイブレーターなのにスイッチも入れないまま昇天してしまっては、バイブコレクターの名がすたります!
Aボタンはヘッド部分のモーターを、Bボタンは中間のモーターをそれぞれ操作します。まずはヘッド部分をON……。 うんうん、これはよく知ってる感じ。 多くのバイブで体験したことのある振動です。 子宮の入口が特に強く刺激されて、一気に感度が高まる感じです。次にヘッド部分をOFFにして、中間のモーターをONに。 この刺激はなかなか新鮮でした。中に入っているのに、クリトリスにまで響く感じなの!
もともとGスポットは、クリトリスの延長といわれています。 お豆のように露出しているのは氷山の一角で、そこから2本の脚が長~く伸びて、膣にからみついている……その膣とクリトリスの接点こそがGスポットといわれています。
つまり、Gスポットを刺激するってことは膣内からクリトリスを刺激することでもあるんですね。 このバイブの場合、中間のモーターによって膣壁ごしに強いバイブレーションをクリトリスに伝える、ていうのが、すっごくよく分かるの!
しびれるような甘い刺激がクリにじわ~っと伝わっていくと、ますますクリトリスが充血して敏感に! あ~、ほんとはこの状態で彼にクリトリスを舐めたり指先で突いたりしてもらいたい……そうすうともうほんと、気が狂ってしまいそう。でも残念ながら私がしているのは、セックスではなくオナニーなんでした。 今度は彼とふたりで使わなきゃ!
ヘッドと中間、両方のモーターを同時に動かすことももちろん可能なのですが、これをするとさらに大きな快感に見舞われます。 膣全体が振動でぶわ~んと包まれるような感じ。
入口までもがしびれてくるので、なんかもう「どうにでもして!」という感じになってきます。 ヘッドと中間それぞれのモーターがランダムにリズムを変えるモードでは、どこをどう刺激されるのかわからんなくなる……けど、この翻弄される感じ、きらいじゃないです。これに手の動きを加えれば、もう後戻りはできません。 奥でイッたのかGスポットってイッたのかもうわからないぐらい!
うん、別にわからなくてもいいんですよね。 全体的にすごく大きな快感に飲み込まれて満たされると、細かいことはどーでもよくなります。「キャスパー ワーミー」がもたらしてくれたのは、そのぐらい我を忘れるイキ方でした。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |