バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「簡単コンパクト高速ピストンマシンHSP-1」
ある人から、すてきな冊子をプレゼントしてもらいました。昭和の名残ただようラブホテルをあちこち探訪し、そのレトロな雰囲気を写真におさめた同人誌。回転ベッドとかロケット型のベッドとか、正直エロい雰囲気からは遠ざかっちゃう。でも部屋に足を踏み入れた瞬間「わあ!」「何これ!」と驚かせたかったんだろうな、そうやって日常と切り離した空間に惹き込みたかったんだなぁと思いました。
こうしたホテルは平成の時代は生き延びましたが、きっと次の時代とともに消えていく。そういうものって切なさもあいまって、なんだかきらきらして見えることがありますよね。
今回紹介するグッズ、このタイプもおそらく次の時代で消えゆくものとなりそうです。なんだか感慨深いなぁ。
「簡単コンパクト高速ピストンマシンHSP-1[ハイスピードピストン 1]」を試します
動力 | USB充電式 |
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機能 | ピストン、振動4パターン |
音の大きさ | 72db(未起動時 40db) |
付属品 | 固定用台座、充電ケーブル |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
わ~、こんな“まんま”なディルドを手にとるのってむちゃくちゃひさしぶり! あまりに生々しくて、昔の私だったらギョッとして落としてしまっているところですが、ここまでくるとへんな郷愁すら覚えてしまいます。 私はバイブコレクターなのでディルドにはそれほど詳しくはありませんが、ディルドっていまでもこうしたリアルチンコ系が多いですよね。バイブはどんどんチンコ感を薄くしていくほうに進化しているのに、いったい何故??? 詳しい人がいたら教えてください。
えっ、そもそもなんでバイブコレクターがディルドを紹介しているのか、って? それにお答えする前にまずはこの写真を見てください。
なんだかいろいろ入っていますね~。 さっそくネタバラシをすると、このグッズの主役はチンコ型のディルドではなくむしろ写真左側にある黒々としたマシンなのです。 でも、まずは思わず観察したくなりますよね!
この世界、「とにかくリアルなディルドを作ってやろう!」という職人さんがいるようです。 その情熱に頭が下がります。造形だけじゃなくて、サイズもまた生々しい。 これぐらいの人、結構いそうだもん。
さてさて、いつまでもこのディルドについて語っていたいところですが、そうもいっていられません。というのも、このグッズは語るべきポイントが多すぎだから。
先ほど、黒いマシンこそが主役だといいました。
ディルドというのは、いわば“張り型”。それ自体が動くことはありません。ですが、そのマシンと合体させたらいかがでしょう。
ディルドの底面は、吸盤状になっています。コレ自体は特にめずらしいものではないですよね。
ディルドを床に固定してその上で騎乗位オナニーを愉しむ女性、壁に固定したディルドをバックの姿勢で挿れてオナニーを愉しむ女性……はAVの定番です。
その吸盤を、マシンの上部にペタッとくっつけます。コツは一切不要です、ほんと簡単にくっつくから。
ディルドがいきなりパワーアップしましたね!
おわかりでしょうか?
要は、この部分が伸び縮みすることによって、ディルドでピストンを体験できるというわけです。
さっそく動画をお見せしちゃいましょう!
※音が大きめなのでご注意を。
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
スイッチをONにした瞬間、びびったよね!
うわ~、思っていたのより3倍くらい激しいじゃん。
ディルドがぶるんぶるん揺れているし……。
正直、ひるみました!!!
でもね、アダルトグッズって見た目と使ってみた感じとで印象がまるで違うこと、よくあるんですよ。 なので、びびった自分をたしなめてさっそく使ってみることにします!
「簡単コンパクト高速ピストンマシンHSP-1[ハイスピードピストン 1]」を試しました
吸盤でぺたっとくっつけたあとは、ディルドとマシンで“ひとつのグッズ”という認識でした。だから、セルフ前戯で受け入れ態勢OKになったあとは、右手でディルド左手でマシンを支えていざ挿入!
……しようとしたのですが、これがうまくいかない。 ディルドを挿入といっても一瞬でスルッと奥まで入るわけではなく、角度など調整しながらゆっくり進めていきますよね。そんなふうに微調整をしていると、吸盤がはずれてしまうわけです。
作戦変更。 まずはディルドを奥まで挿入します。ルックスだけでなくサイズもリアルなだけあって、濡れてさえいれば挿入はむずかしくないです。 で、挿れてから、吸盤をぺたっとする。この姿、けっこうマヌケ感ありますが気にしないように!! そこからスイッチONです。
けど、ボタン部分の凹凸がないせいか、見ないまま手で探って操作するのはちょっとむずかしいんですね。 私はふだん布団をかぶって、そのなかでゴソゴソとバイブを使っているんですが、今回にかぎっては布団をひっぺ返して操作しました。 脚のあいだからニョキッとディルドの根本が出ていて、黒いマシンがごろりと転がっているのはなかなかの眺めでしたね……。
私はひとつ大きく深呼吸して覚悟を決めました。スイッチ、ON!
………………ん?
ギュインギュインとすごい音がするのですが(先ほどの動画参照)、奥に突き刺さる感じがまるでない!?
それもそのはずです、ピストンで奥に押し込もうにもパワーが足りないのです。だからディルドの先端は膣内でがっちり固定されたまま、私の脚のあいだでマシンのほうがむなしく前後運動しているのです。
私はマシンを両手でつかみぎゅっと固定しました。そうすることでようやく、ディルドが奥へと進みはじめました。でもこれ、本当にがっちり抑えていないとマシンが暴れ馬のように前後左右動き回るので、まぁ大変。
ピストンは気持ちいいんです。奥に届くと、それもまた気持ちいい。
でも意識がマシンを手なずけるほうにいってしまって、なかなか快感に集中できない……。
私がこれをうまく使いこなせるようになったら、強烈な快感を体験できるのでしょうか。
あと動作音もとても賑やかなので、それでも集中力をそがれますね。
ヘッドホンで動画の音を聞きながら、とか工夫したほうがよさそうです。
マシンのポテンシャルはたしかに、ある。使いこなせない自分に歯がゆい思いをしました。慣れるには、ちょっと時間が必要かな~。
また、このグッズにはこんなオプションがついています。
騎乗位オナニーを……という意図はわかるのですが、おそらくピストンが女性の膣奥まで進まず、マシンのほうが暴れて土台ごと倒れてしまうと予想されます。 試してみてもよかったんですが、そもそも運動不足で筋力のない私。 スクワットの騎乗位できないんです、ごめんなさい(汗!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |