バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 2018年ベスト3
平成最後の年末。30年前ってインターネットもスマホもなかったって考えると、まるで別の時代みたい。個人的平成史もそりゃいろいろありましたが、バイブコレクターとしての活動をはじめたというのは、かなり大きいです。30年前にもバイブレーターは存在したでしょうが、おそらく女性目線のものはひとつもなかったはずだし、それを発信する術もほとんどなかったと思います。文明の進歩、ありがとう!
来年、新しい時代を迎えることになりますが、そこからバイブはどう進歩していくのか……と未来に思いを馳せる前に、まずは2018年を締めくくらなきゃ。年間ベスト3です!
【第3位】FunFactory STRONIC SURF ストロニックサーフ
本体サイズ | 全長20cm、挿入可能部14cm、最大直径3.5cm |
---|---|
動力 | USB充電式(充電完了まで8時間/連続動作45分)、充電中:操作ボタン点滅、充電完了時:操作ボタン全点灯 |
機能 | ピストン、振動:10パターン、強弱:4段階(パターンに含む)、生活防水(水没不可) |
音の大きさ | 51db(未起動時 40db) |
素材 | シリコン |
付属品 | USB充電ケーブル、取り扱い説明書 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
ここ3年ほど“吸引系”グッズの台頭が著しいことは、エムズのお客さまたちであれば当然ご存知だと思います。私もクリ吸引刺激は大好き。でもバイブ愛好家としては中の刺激を追求したバイブにも、引きつづきアツく注目していきたいのです。
となると、はずせないのは“ピストン系”。このジャンルの元祖ともいえるFunFactoryですが、初代のピストン系は大きすぎました……。“巨根感”がすごくて私も四苦八苦。ストロニック・シリーズはそこからかなりサイズダウンしています。
奥への刺激といっても好みはいろいろでしょうが、私は“小刻み”系が好きなんですよ。となると、バイブで再現するピストン運動が最高。長いストロークを求めている人にはちょっと向かないかもしれませんが……。早いテンポで、しかも途中でリズムを変えることなく、イクまで突いてくれるこのバイブ、手放せません!
【第2位】iroha RIN イロハ リン
本体サイズ | 全長14.8cm、最大直径3.5cm |
---|---|
動力 | 単四電池×2本、稼働時間:約4時間(最高出力時) |
機能 | 振動:4パターン、強弱:3段階(パターンに含む)、生活防水(水深50cmまで水没可) |
音の大きさ | 60db(未起動時 40db) |
素材 | シリコン、ABS |
付属品 | テスト用単四電池×2本、取扱説明書、購入後メーカー3ヶ月保証 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
3位が中級者向け1本なので、こちらでは初心者向けの1本を。
今年は、irohaがデパートに出店というニュースもありました。これってむちゃくちゃ画期的なこと。多くの女性が詰めかけたたそうで、「むっちゃ未来感じる!」と思いました。アダルトショップで買ってもよし、デパートで買ってもよし。選択肢が増えるっていいことですよね。近い将来、女子同士でグッズをプレゼントし合うなんてことが“当たり前”になればいいなーという願いも込めての、2位です。
もちろんグッズとしての性能も忘れてはいけないところです。私、irohaシリーズのなかで「RIN」がいちばん好きかも。まず、小回りがきくローターとして秀逸。初めてグッズを手にした人でも考えずに使えるし、自分にだけじゃなくパートナーの男性にも積極的に使ってほしい! 挿入も無理なくできるサイズ感。コレ一つ持っていればひとりでもふたりでも、挿入ナシでも挿入アリでも満足必至です。最初に出合うグッズがこれって、とても幸せなことだと思います。2019年のバイブ初めにいかがでしょうか。
【第1位】ZALO QUEEN ザロ クイーン
本体サイズ | 全長21.5cm、挿入可能部14cm、最大直径3cm |
---|---|
動力 | USB充電式(充電完了まで2時間/連続動作1時間)、充電中:ボタン点滅、充電完了時:ボタン点灯 |
機能 | 振動:8パターン、強弱:振動2段階、フラップ振動(吸引)4段階(パターンに含む)、Bluetooth使用時半径約6m |
音の大きさ | 63db(未起動時 40db) |
素材 | シリコン、スワロフスキー |
付属品 | USB充電ケーブル、取り扱い説明書、プロダクトカード、パウチローション、吸引用アタッチメント、専用収納袋、生活防水(水没・丸洗い不可)、メーカー1年保証 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
今年は「クレッシェンド」のようなインパクト大のバイブも登場しているなかで、上回ってよかったのが、ZALOの新作です。
一本タイプのバイブが、アタッチメントをかぶせれば“吸引系”グッズに変身! というのは度肝を抜かれるアイデアでした。それでいて吸引系専用のグッズと比べても引けを取らない使い心地、というところに同ブランドの妥協しない姿勢が見て取れます。
ただ、バイブコレクターとしては、同ブランドはバイブレーターとしての優秀さをもっと大きな声でアピールしてもいいと思うんですよね。温感機能付き、静かだけど確実に身体の奥の奥まで届く振動。挿入したときに骨盤のなかで共鳴する感じは、これまで体験したことがありません。ただ強いだけでは、こうはなりません。計算しつくされた振動なのだと思います。
「ZARO」はこれまで、ビジュアル面の評価ばかりが高かったと思います。たしかに、ルックスの完成度はすばらしい! でも、そもそも良質のシリコン素材、高性能モーターと平均点が高いブランドなのです。さらに、こんな“攻めている”逸品が加わっただなんて、次はどんなのを出してくるんだろう~、2019年は新作を出してれるかな? と期待が高まりますね。
バイブレーターの進化は、ほんとうに留まるところがありません。2019年も愉しいバイブLIFEを送れますように! みなさんもよいお年を~。