バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「ZALO QUEEN」
今冬はあまり寒くないといわれていますが、眠るときには湯たんぽがマストの私。それも脚のあいだにはさみます。もっというと、性器を集中的にあたためます。そうすると全身があたたまる……。身体が冷えて眠れないという女性、ぜひお試しください。 今回は、寒い冬にはとてもありがたい温感バイブを紹介します。が、とってもありがたい温感機能がかすんでしまうほど、ギミック盛りだくさんなバイブなのです。
「ZALO QUEEN ザロ クイーン」を試します
本体サイズ | 全長215mm、最大径30mm |
---|---|
動力 | USB充電式 |
機能 | 加熱、振動2段階、フラップ振動(吸引)4段階、遠隔(Bluetooth使用時半径約6m)、メーカー1年保証 |
音の大きさ | 63db(未起動時 40db) |
素材・成分 | シリコン、スワロフスキー |
付属品 | USB充電ケーブル、取り扱い説明書、プロダクトカード、パウチローション、吸引用アタッチメント、専用収納袋 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
黒字にゴールド、ミシャの線画を思わせる女性像。 これまでのZALOといえばパステルトーンでロココ調なデザインのパッケージが持ち味でしたが、一転して大人の雰囲気ですね。
……ん? なんだか見慣れない感じのものがありますが、いまはいったんスルーしてバイブ自体を観察してみましょう。
波紋状といえばいいんでしょうかね、施された凹凸にわくわくします。 ここを当てると、振動がいい感じに広がっていくのではないか……そんな予感。
スワロフスキー付きのバイブなんて、初めてじゃない!? ラグジュアリー感すごい~。 私、このカラーリングもとても好きなんです。ワインレッド。他に黒とグリーンがありますが、見た瞬間、こちらの色に決めました。
なんですかね? これ。 いままで350本近くのバイブと出会ってきましたが、こんなものはついぞお目にかかったことがありません。 本体と同じ色、素材で、サイズも同じくらい。内側はぽっかり空洞です。
この穴、なんとなく既視感あるんですよねぇ。いつもよく目にしているような……。
やっとわかりました、この謎物体はバイブ本体にすっぽりかぶせて使うアタッチメントだったのです。
穴を見たときに既視感があったと書きましたが、それもそのはずです。
このアタッチメントをかぶせることで、巷で大ブームの“吸引系”グッズに大変身するのです!
いやぁ、驚きましたね。
こんな発想、どこから出てきたの?
私がこれまでZALOに抱いていたイメージは、「かわいくて、高品質」でした。
デザインのよさはもう説明不要なぐらいですが、上質なシリコン素材、高性能モーターで品質は間違いなし。
特に奇をてらった機能はなく、スタンダードなバイブやローターをていねいに作っているブランド。
そこにきて、この斬新すぎる発想ですよ。攻めてるな~。
それだけ吸引系への需要が高まっているってことでもありますね。
「バイブ買おうかな。でも吸引系も捨てがたい……このふたつが合体してくれていればいいのに!」と思った女性がいるかどうかはわかりませんが、まさに夢の実現。
バイブと吸引系が一体化したものだと「プリティラブ バキュームサッキングバイブレーター」や「サティスファイヤー プロ Gスポットラビット」があります。
こちらは、クリバイブが吸引系になっていて、挿入しながらクリを吸われるという強烈な快感を求めている女性にぴったり。どちらも、すごくよくできていると思いました。
じゃあそれらと、このアタッチメントで吸引系に変身タイプはどう違うの?
興味深いですね! さっそく試してみましょう~。
「ZALO QUEEN ザロ クイーン」を試しました
先にバイブとして使ってみる? それとも吸引系として使うのが先? 迷いましたが、私のチョイスは「まず吸引系」! それをセルフ前戯としてたっぷり気持ちよくなってから、挿入したい~と思ったのです。
……あれ、動かない???
本体のおしり部分にあたるところがカチカチと押せるようになっていたので、てっきり主電源だと思ったのですが、うんともすんとも動かない。おかしいなぁ、充電はちゃんとしたはずなのに。
ごめんなさい、私、ちゃんと説明書を先に読むべきでした。
アタッチメントについては読んだけど、電源についてはまったく確認していなかったのでした。
これは完全に予想を裏切られましたね。
昨今のおしゃれバイブには、操作ボタンが極力目立たないようにデザインされているものも多くあります。たしかに見た目はいいのですが、その半面「どこがスイッチなのかわかりにくい」というデメリットもあり。
ZALO QUEENの場合、私も最初は「スイッチそこかい!?」と思いました。
でも一度ちゃんと把握すると、これがとても使いやすい。デザインと機能がこんなにすてきに融合するって、さすがですね。
さて、私にはひとつの懸念がありました。 「本当にこれで、ちゃんと吸引できるの?」 アタッチメントは、厚みがそんなにありません。 触れるとふにゃふにゃしている、やわらかなシリコン素材。ちょっと頼りなく感じる……。
ですが実際に吸引させてみると、ぜんっぜんノープロブレム!
これまでに試してきた吸引専門のグッズと比べても遜色なく、ちゃんとクリを吸ってくれるんです。
ただ吸引口がふにゃふにゃしているぶん、「クリを覆う包皮の上から押し当てて吸わせても、気持ちいい」っていう使い方だと、ちょっと弱いかな。使用前に包皮はしっかり剥いて、そのうえで吸わせることをオススメします。それさえしておけば、十分イケるほどの刺激です。
みなさんもすでにおわかりだと思いますが、実際には「吸引」していないんですよね。バイブは振動しているだけで、吸い込むような動作はないわけです。
でも、理屈はよくわからないけど、この波紋的な凹凸によって広がる振動によって、私たちは「吸われている!」って錯覚するんじゃないかな。
このアタッチメントの実力を十分体験したあとは、バイブです。アタッチメントを脱がせて、むき身にしてから挿れるんです。
ここで思い出していただいきたいのが、先ほどのお尻部分のスイッチ。 説明書をよく読むと(だから最初に読んどけ、って……)、ここは温感機能のON/OFFをするスイッチだったのです。 通常のバイブ機能に加え、アタッチメントで吸引、そのうえ温感……なんて多機能!
温まるのを待ってから挿入したのですが、「あっつ!!!」ってなりましたね。 事前に手のひらで触れてみたときは、ちょ~っとあったまったかな、ってぐらいだったのですが、粘膜に触れるとものすごく熱く感じるのです。熱源の塊が、膣内に入ってきた感じ。 熱すぎるのでは? と思って抜こうともしたのですが、振動とともにその熱が腰回り全体に届けられ、次第に気持ちよくなってきました。これは、冬にオススメのバイブですね。
QUEENの振動はかなりワイルドです。
これもアタッチメントを装着しての使用を前提としているからでしょうか。細やかなんだけどズンッと骨盤に響くような、重い振動なんですよ。
その振動で熱が届けられるので、あったまらざるをえない!
温感バイブには、ほんわかした“癒やし”を感じることが多いのですが、QUEENは振動の重々しさによって、温まりながらもガツンッとした快感を得ることができます。
もちろん、温感ナシでバイブ機能だけを堪能することもできます。 温感+クリ吸引もできるけど、これはアタッチメントで覆われているぶん、熱が伝わりにくいかな。
・クリ吸引
・バイブ
・バイブ+温感
と、その日の気分に応じて使い分けられるってすごいよね。なんなら、上から順にフルコースで試していくというのも楽しそう。一本持っていれば何通りにも使えるって、お得感ハンパないですよね。
大切な女性への、今年のクリスマスプレゼント候補としていかがでしょうか?
ちなみに、アプリをインストールすればスマホをリモコンとして使えるのですが、その話は私のTwitterでしますね!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |