バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「ECSTICK Premium2」
いろんなメディアで、見出しに「平成最後の」とつくようになりましたね。おそらく、平成という時代にバイブレーターはものすごく進化しました。昭和にもバイブはあったと思いますが、きっとまだいろんな面で荒削りで、なにより“男性を興奮させるためのバイブ”だったはずです。
それがいまは“女性が自分のために選ぶバイブ”へと変化しつつあります。まだまだその道のりの途中ですけどね。それでも「平成に生きててよかったー!」と思うのです。
「ECSTICK Premium エクスティック プレミアム 2」を試します
本体サイズ | 全長210mm、挿入長110mm、最大径37mm |
---|---|
動力 | USB充電式 |
機能 | 振動7パターン |
音の大きさ | 76.3db(未起動時 40db) |
素材・成分 | :シリコン |
付属品 | USB充電ケーブル、専用収納袋 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
エクスティック・シリーズを初めて使ったのは、何年前かな~。
初代「エクスティック」は一時期、どこのショップに行っても必ず、わりと目に付きやすいところに置いてあったと記憶しています。曲線的なフォルム、やさしいベビーピンク。それだけ、とっつきやすい雰囲気だったということでしょう。
エクスティック・プレミアはいまのところ3種類発売されていますが、比べるとたしかに“格上”感ありますね!
それでも購入しやすいお値段にとどまっているのがありがたいです。
パッケージされているのはこれだけです、シンプルですね。 すべすべとしたシリコン素材は上質感があり、基本的にはスタンダードなバイブです。 が、よく見るとディテールに工夫があるのがわわかります。
サオにこんもりとした丘があります。 そして、クリバイブの先端に小さな舌があります。
気になるのはやっぱりサオにある丘ですよね。膣の、お腹側を押すようにしながら振動を送り込むことが目的だと思われます。 ハウツーセックス本で、膣と一口にいっても感じやすさには場所によって差があると読んだことがあります。筒状になっているなかでも、特に感じるのはお腹側なんだとか。私自身、それを読んだとき、むちゃくちゃ納得しました。
それ以前から背面騎乗位とか背面座位とかが全然よくなかったんですよ。そうした体位だと角度的にペニスが膣の背中側を押すことになるからだ、とわかりました。気分が盛り上がっているときはちょっと気持ちいいかなぐらいに感じることもあるし、そういう体位が好きな女性もいるとは思うけど、私はニガテってお話です。
そこでよく思い出してみると、バイブについてもそうなんです。 挿入後、自分で気持ちいいところを探るときは無意識のうちに、バイブを下から上にすくい上げるような動きをしていました。要は、お腹側を狙ってるってことですね。背中側に押し当てようとしたことは……一度もない、かな。
私たちが「クリトリス」と呼んでいる小さな突起物は、クリトリス全体のごくごく一部、と聞いたことがある方は少なくないでしょう。そこから二股に分かれたイカの足のようなものが伸び、膣にからまっている。その部分こそが「Gスポット」だという説です。それが、位置でいうと膣のお腹側に当たります。
Gスポットには諸説あるので、これが正解かどうかはわかりませんが、私は自分自身の体験からこの説を推しています。 つまり「Gスポットでイク」って、「クリトリスでイク」ってことなんですね。うんうん、納得。
ということは、こんもりした丘がある「エクスティック プレミアム2」は、膣ごしにクリトリスの脚を刺激しやすいってこと? さっそく実践しなきゃです!
ケーブルを差し込む穴がとても小さいです。それゆえに、このバイブは防水仕様。 コントロール部分が水で濡れるのを気にすることなく丸洗いできるって、便利ですよー。
「ECSTICK Premium エクスティック プレミアム 2」を試しました
まずは、挿入のしやすさからお話しましょう。 円筒状じゃないバイブ、つまりいろんな凹凸が施されているサオは挿れにくいんじゃないか……と不安になりますよね。 その点、このバイブは慣れていない女子でもそんなに心配はいらないと思います。
しかも突起が縦のラインに沿っているので、凹凸のあるバイブ特有の抵抗感はほとんどないんじゃないでしょうか。 挿入した時点で、突起の存在はあまり感じません。ツルンとしたバイブとさほど変わらない挿入感です。
ところが!
スイッチをONにした瞬間、「これは通常のバイブと違う……!!」と確信するのです。
なんていうんでしょう、圧がスゴイ!
膣のお腹側が、たしかに圧迫されます。これは危険です、膣ごしのクリトリス刺激が強すぎて短時間でイッてしまいそうです。振動自体はかなりワイルドなので、最弱モードでもかなりハードに感じられるでしょう。もういきなり腰の力が抜けそうなくらいに、揺さぶられるのです。気を鎮めるためにいったん電源をOFFにしました。
これは参りましたね。深呼吸をして気持ちを落ち着けます。
挿れていきなり快感のボルテージが上がると、気持ちがついていかなくて、こうして戸惑うことがあります。
心の準備をしてもう一度スイッチをONにし、意識を集中してみました。
突起物により圧迫されている部分が、もう狂おしいくらいにイイのです。
経験上、セックスがうまい男性って、初めてのお手合わせのときから、もう相手の身体を知り尽くしている感じがするものです。それで、感じやすい部分を的確に愛撫する。 「なんで私の弱いところ知ってるの!?」ってなっちゃうんですけど、このバイブがまさにそんな感じです。
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
↑で指でそ~っとなぞっている部分がアルとナシとで大違い。 振動だけでも十分なのですが、そこに圧が加わることで快感のステップを何足飛ばしかで駆け上がっていくイメージです。 こうなると「もっと気持ちよくなりたい」という欲も出てくるものです。自分の手でバイブの角度を変え、さらにグイッとお腹側の膣壁を圧すようにしてみました。その瞬間、腰の骨から脳に向けて電流が走るかのような快感があったのです。
「あれ、私いまイッたの?」
しばらく放心したあとに気づきました。あまりに早くてわからなかったよ(笑)。
Gスポットイキ、より正確にいうなら膣ごしのクリイキの凄さ、体験してみてください。 まだ一度もナカイキを経験したことがないという人にも、可能性が広がるかも……!?
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |