バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「クンニラックス」
官能小説独特の表現が好きです。「ねぶる」とか「弄ぶ」とか「撫でさする」とか。湿度を感じるいやらしさが、たまりません。 毎晩のオカズはネットのエロ動画ですが、たまに官能小説に立ち返ると、集中力が研ぎ澄まされるし、自分がそのエロティックな物語の世界に入り込んでいくような感覚を味わえて、あぁやっぱりいいなぁ、と思うのです。想像力、ときどき刺激しないとね。 そんな小説では「クンニ」も、ありとあらゆる表現で書き記されますよね。今回紹介するのはクンニ再現グッズ。官能小説ならこの動き、どんなふうに表現されるでしょうか?
「クンニラックス」を試します
クンニと商品名についているので、ナメナメ機能に特化したものだと思っていましたが、天狗の鼻のようにニョキっと立派なサオが伸びています。
挿入しながらナメナメを疑似体験できるってことは、この部分に舌の代わりのような何かがなければいけないはず。 けれど、そこにはぽかーんと空間があいているだけ。
いえ、舌とは似ても似つかぬ形状なのですが、じゃあ私がなんでそう思ったかというと……。 やわらかいんですよ、こ~んなに伸びちゃうほどやわらかいんです。
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ぷにぷにと弾力のある素材は、デリケートなクリトリスを刺激するのにぴったり。 表面がちょっとぺたぺたしていて、ホコリなどを吸着しやすのが気になりますが、事前にしっかり洗浄すればノープロブレムです。 2種類あるってことは、どんな違いがあるんでしょうね。
さて、これをどうやって先ほどの空洞にセットするのか。 空洞の中身をのぞき込むと、すごく薄くて小さな突起物はあるけれど、この“舌”パーツを固定してくれるようなものは他に見当たらないんですよね。
すると、一瞬にしてパーツが本体のなかにスルッと滑り込んでいきました。 まるで内側から引っ張られたみたいに。 そしてカチッと小さな音がして、収まるべきところに収まったのです。 軽い驚きを覚えました。
なるほど~、よく考えられていますね! よほど強力な磁石なのか、空洞内部でしっかり固定されています。これで舌パーツの回転と、サオの振動、両方で愉しむ準備が整いました。
右の「∧ ∨」で舌パーツの回転方向およびサオ振動のON/OFFを、左の「+ -」で回転速度と振動強度をコントロールします。 これだけ頭に入れておけば、準備は万端。ナメナメTIMEです!
「クンニラックス」を試しました
さて、クンニ+リラックス=クンニラックスといいながら、このサオの大きさは多くの女性が多少なりとも身構えてしまうレベルだと思います。 そこで、セルフ前戯にたっぷり時間をかける必要があります。
せっかくだから舌パーツにナメナメしてもらいたい……と思うのですが、挿入しないとデリケートゾーンにフィットしてくれない造りになっているんですね。残念。 別のローターを持ち出し、クリを刺激したり膣口を押し広げるようにしたり、ゆっくりとセルフ前戯をいたしました。
いざ挿入。先端が丸っこいやさしい形なので、膣口が「ウェルカム」状態になっていたら、あとはスムーズに挿れられると思います。
まずはその状態で、舌パーツを使わずに振動刺激だけを愉しんでみてください。
でも、注意して!
このサオ、いきなりハイパワーな振動で攻めてきます。油断していたわけじゃないけれど、予想を上回る振動の強さに思わず、「お、おうぅ……」とヘンな声が出てしまいました。この振動を受け止める意味でも、セルフ前戯は念入りにしておいたほうがいいですね。
バイブとして使うだけでも十分に気持ちいいのですが、股間にはずっと本体がくっついているわけです。すると、そちらが気になってしょうがない……。
ってことで、さっそく試すことにいたします。舌パーツの実力を!
振動+ナメナメ刺激のW攻めも可能ですが、まずは、振動はオフにしてください。 これはいままでにも何度もお伝えしていますが、W攻めだと意識がどうしても膣内に集中するので、クリトリスの感度が散漫になってしまうのです。 振動していなくても「入っている」だけで気持ちいいです。 「せっかくの挿入感が損なわれるかも」という心配は無用です。
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最初はゆっくり、徐々に回転速度を上げていこう……と思って使い始めたのですが、うんんんんんんんんんん? なんか痛いんですけど! クリトリスに舌の部分がぐいっと押しつけられ、そのまま下のほうに引きずり降ろされる感じ……このうえなく不快です。思わず「これヤダ!」と、サオごと身体から引き離してしまいましたね。 でも、数秒後に気づきました。「ローション忘れてた!!!」
そうです、セルフ前戯でたっぷり濡れたので、挿入のときにローションを使うのを省略しました。 それでもサオを愉しむぶんには問題なかったのですが、舌パーツはそうはいきません。先述したように、表面が少しぺとぺとしているのです。だから、ローションなしでこれを使うと、クリトリスの上をうまく滑ってくれないのです。 いや~、これは失態でした。そこで取り出したのがコレ。
最近の愛用ジェルです。 テクスチャーが軽めでネバつきが一切なく、自然な体液のような質感、という点がこのナメナメプレイにぴったりだと思ったのです。
その読みは的中していました! このローショによって、地獄から天国へのジャンプアップ……というと大げさですが、そういいたくなるぐらいの変化がありました。 舌の部分があたったかと思えば、ツルッとクリトリスの上を滑る。その瞬間にビクッと感じるのですが、そうしているうちにまた次の舌が繰り出されてくる……。その連続なのです、息つく暇がないのです。
さらに「回転方向の切り替え」をしたときがすごい。 正回転/逆回転の両方が用意されていて、コントローラーで切り替えるのですが、その瞬間がイイんです。 回転に慣れたところに、いきなり逆に動かれると意表を突かれ、それが快感になるのです。 自分で切り替えているので頭ではわかっているのですが、クリトリスはわかっていないので、ハッとさせられる感じですね。
刺激に慣れたら切り替え、また慣れたら切り替え……というのを繰り返すうちに、気づけば膣内が充血しきっていて、サオをぎゅうぎゅうと締め付けています。クリトリスもはちきれそうだし、もう全身の血液が性器に向かって流れ込んできてるみたい。 やっぱり挿入+クリ刺激は、癖になりますね!
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もうひとつのパーツはこんな感じ。 スピードアップすると「早ッ!」と思われるかもしれませんが、実際に使ってみると全然そんなことなくて、矢継ぎ早にくり出される舌アタックに、恍惚感MAXになります。 どっちがいいとか選べない! 気分によって好きなほうを使うのが正解です。
この「クンニラックス」、パッケージに気になる箇所が……。 使用するシチュエーションを提案しているのですが。
「ベッドの中では足を伸ばした状態で」ってところが、別に足は曲げててもいいんじゃん? とツッコミを入れたくはなるものの、使用シチュエーションとしてはなんら不自然ではありません。それよりも、こちら。
ゲームはゲーム、オナニーはオナニーで分けたほうがいいのでは??? なんとも不思議な提案ですよねぇ……。
前者の「ベッドの中では」のシチュエーションについても、ひとつ気になることがあります。 イラストの女性、寝っ転がった状態で手にコントローラーを持っていますよね。この使い方、かなり理想です。操作しやすいですもん。 でも実際は、本体とコントローラーをつなぐケーブルが短くて、手に持って目でみながら操作をするにはちょ~っと足りないんですよね。 そのあたりもしっかり考慮されていたら、↓の☆の数が増えたかも、です!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |