バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 2017年上半期ベスト3

2017年、折り返しております! こうした節目に私はよく自分の書いた記事をふり返るのですが、「今年のはじめはこんなことを考えていたのかぁ」「ああ、このバイブってずいぶん前から使っているようだけど、実際は今年に入ってから使いはじめたのね」などといろんな思いがよぎります。そうやって見ると、あっという間に過ぎたようで、いろんなことがぎゅっと詰まっていて長かったような気もしてきます。

そんな半年間、いろんなグッズとの出会いがありました。今年上半期に私、桃子がすっかり惚れ込んでヘビロテしたもの、BEST3を紹介します! すべて自信をもって人にオススメできる逸品です。

ドイツのアダルトグッズ総合ブランド「Fun Factory」のバイブ、基本的にはハズレがないので「どんなバイブを買っていいかわからない」という人に「Fun Factoryの商品をザッと見て、興味を持ったものを」とアドバイスすることも多いです。一点、気をつけるとすれば、そのサイズ感。ドイツ製で大きめとなると、日本人にはtoo bigなのです。挿入するのも一苦労。なので私はずっと「ゲルマン民族=巨根」説を提唱しています。

でも、「世界中の人、すべてのセクシャリティの人に使ってもらいたい」と標榜する同社だけに、ミニサイズも豊富にそろっているんですよ。これまでにも「デラックスバイブ アモリーノ」などは私のなかでも点数が高く、いまでも超お気に入りです。

そこにきて、この「カヨナ」! ミニサイズのほかにも、むっちりしたボディ、意外と使える小さなクリバイブ、女性器を模したエロティックなルックス……と三拍子そろっています。中に収めると、この弾力がいい仕事してくれるんですよねぇ。あたたかみのある&マットな質感のシリコン素材なので、粘膜になじみやすく、まるでバイブと自分の身体が一体化したような、そんな気持ちよさがあります。
初心者～上級者までに愛されるため、ロングセラーになること、間違いナシ!

こちらも定番ブランドの新作です。アメリカ発で“ありそうで、なかった”を提案しつづける「SVAKOM」ですが、今回はなんと先端にミニボールを仕込んできました。しかも、動く! 乳首もクリトリスも刺激でき、挿入時は膣壁がこすられて気持ちい～いバイブです。

一本のバイブで「セルフ前戯から、セルフ本番まで」というのは、もちろん不可能ではありません。震えるサオを太ももや背中に這わせてもいいし、クリバイブをローター代わりに使うこともできます。一本タイプ(クリバイブが搭載されていない)や、形状や長さによってクリトリスにフィットしない場合なんかは、バイブとは別にローターを用意することがありますが、これが意外とめんどくさい(スミマセン、ものぐさなんです)。

そこにきてこの「トライスタ」は先端のボールによって多彩な攻めが可能になっているのです。小さな小さなボールですが、その効力は絶大。私のお気に入りは、まずこの部分にたっぷりローションを垂らしてから、クリトリスを刺激することです。舌先をむちゃくちゃ細く尖らせて、舐められているような感覚!

でもでも、工夫すれば攻め方はもっと多様に。男性の尿道口やアナルを刺激したら意外と喜ばれたりして……。彼の性感帯開発までしちゃうとなると、このお値段、実はお買い得だと思います!

今年イチ、目からウロコでした。いままで私が抱いていた「遠隔操作プレイ」のイメージを一瞬にして塗り替えてくれました。楕円形のローターを下着に仕込んでおいても、歩くたびにズレてちっとも気持ちよくないし、ぽろりと落ちるのではないかとヒヤヒヤ……。そんなストレスフルなプレイって、楽しくないですよね。モジモジしたふりをしなきゃいけない状況に追い込まれたことのある女性、案外多いのでは?

「Vibratissimo バイブラティッシモ」は今年初めて出会った新進ブランドですが、ひねりのあるアイテムがそろっています。なかでも出色の出来だったのが、この「パンティーバスター」。生理用ナプキンとそう変わらない厚さのローターで、デリケートゾーン全体をカバーするって、新しいですよね! これだと歩いていてもズレないし、衣服のうえからも目立ちにくい。遠隔プレイ欲が高まる夏だって、これなら女子からのOKが得やすそうです。

さらにバイブの操作はスマホで行う(事前に専用アプリをスマホにダウンロード)ので、人に気づかれることもないのです。もう完璧! これ考えた人、絶対、遠隔操作好きだよね～、ツボをわかってらっしゃる!

もちろん、女性がひとりで使うときにも役立ってくれますよ。なぜなら、ハンズフリーで使えるから。スマホ見ながら本を読みながら……はかどりますよ!