バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「OYA RABBIT-Ti」
服飾品でブランドにまったくこだわりがない私ですが、バイブはお気に入りのブランドを見つけると、つい揃えたくなります。品質に信頼が持てると感じたブランドは「ハズレ」が少ないですからね。
そして、そんな“アダルトグッズ・ブランド”自体が年々増えているように感じます。しかも当初は欧米発が主流でしたが、最近はアジアからの新興勢力も目立ちますね。今回紹介する「OYA」も香港発、今後、注目必死のブランドです。
「OYA RABBIT-Ti ラビット ティー」を試します
最初に驚いたことをお知らせさせてください。 これだけのバイブを見ていると箱を開けただけで驚くことってあまりないんですけど。
この気遣い、うれしいな~。高級路線のバイブブランドに特にいえることですが、ここ数年、パッケージがやたらゴージャスになっています。それって悪いことじゃないんですよ、開封するとき気分がアガりますしね。高性能のバイブには、それにふさわしいパッケージが必要だとも思います。
でもね、過剰包装だと感じるときもあるんです。しまっておくとき、かさばってジャマになるというのも正直なところ……。だから、バイブと充電ケーブルを入れておけるポーチ付きって、むっちゃ名案! これに入れておけばパッケージを破棄してもいいですもんね。そして、隠しやすくて安心♪
家族と同居されている方も、ポーチまで開けられる心配はあまりないのではないでしょうか。
OYAブランドはこの他にも、計4種のグッズがラインナップされています。ローターにしてもアナルバイブにしてもかなり個性的な形なので、スタンダードな形をした、この「ラビット ティー」が最もとっつきやすいかも。
ほどよいサイズ感と、お値段以上な質感から「ビギナー以上、中級者未満」の商品だとお見受けしました。最大直径は3センチなので、サイズ的にもそのくらいの層にぴったり。
さて、明るいカラーと洗練されたフォルムとで、一見するといまどきシンプルバイブです。品質からするとお値段も、まあ、手頃。と思いきや……。なんと温感機能付き!
このバイブに出会って、二度目の驚きです。温感機能付きにしては、このお値段、ずいぶんお安くありません?
バイブ自体があったか~くなる機能は、長らく女性たちが待望したものでした。かつては私のもとにも「彼女がバイブを『冷たい』といやがるんです」という相談がよく来たものでした。(冷たい、というのは後付けの理由でバイブそのものがイヤだったという可能性もあると思いますが) でも、米国発のバイブブランド「SVAKOM」が温感バイブを出して以降、急速に身近な機能となり、同機能を搭載したバイブをちらほらと見かけるようになりました。が、いかんせん、それらのバイブは結構なお値段がしたのです。
となると、5,000円ちょいオーバーで温感バイブが買えるって超画期的~。そういえば今年に入って、リーズナブルな価格の温感バイブを試すのはこれで2本目。昨年はピストンバイブがとにかく多かった印象があります。これも、最初は超高級路線の商品にのみ搭載された機能でしたが、それに追いつけ追い越せとばかりに、低価格帯の商品が続きました。もしかして今年下半期は温感バイブの低価格化がくる!?
さあ、膣内をあたためながら気持ちよくなろうじゃありませんか!
「OYA RABBIT-Ti ラビット ティー」を試しました
波上の文様が刻まれている下のボタンは、「これで振動をON/OFFする」とすぐ見当がつきますが、上のボタンは?
水滴の下に棒が一本横たわっているマークが、実は「温感機能のON/OFF」ボタンなのです。
水滴なのに、温感?
現在、2020年の東京オリンピックに向けて地図記号や標識を見直そうという動きがあります。日本人には「温泉」マークとわかっても、そもそも温泉に入る習慣のない海外の人にはそのマークが意味するものがわからない……ということらしいです。インフォグラフィックは文化や習慣を共有していないとまったく伝わらないものになるということですが、このボタンもまさにそう。「水滴+棒」=温感、というのは香港のバイブユーザーさんなら見た瞬間にわかるものなのでしょうか?
横道にそれた話をもとに戻し、さっそく挿入することに……の前に、温感機能をONにします。説明書によると上のボタンを長押しすれば、3分ほどであたたかくなるとのこと。3分後、手に取ったときは、なぜかバイブの背面のみがあたたかくなっているような……。
温感バイブといっても、温度はそれほどあがりません。人肌よりちょ~っとあたたまるぐらい。それを確認してから挿入すると、……あっつ!!!!!
思いもかけぬ熱さに驚きました。いえ、火傷するほど熱いわけじゃないですよ。でも、これまで試してきたどの温感バイブよりも熱く感じたのです。3分でこれだけ熱くなるってスゴイわ、と思いつつも、やはりちょっと温度があがりすぎという感じがします。あらかじめ手で確認したのですが、粘膜は皮膚よりも繊細なので、温度も敏感にキャッチしてしまうのですね。
ということで温感スイッチはいったん切り、少し冷ましてから再度挿入しました。「どのくらい冷ます」というのを具体的にいえなくて申し訳ないのですが、これはユーザー各人が経験を重ねることで掴んでいっていただければと思います。
いい感じの温度になったら、温感バイブってほんとサイコー。私、大好きなんですよ。膣内をぬくもりでほぐしてくれるリラックス感+振動刺激。この取り合わせで、身も心も気持ちよくなれます。挿入前、振動を手で確認したときは「ちょっと粗いかな」という印象を受けました。でも、膣内に収めてしまえばそんなことはないですね。なめらかボディからくり出されるバイブレーション。女性の快感を引き出すには、強烈な刺激がいいというわけではなく、こうしたリラックス感も必要だということがよくわかります。
クリバイブは小さめなので、ぐいっと押し付けられるというよりは、うさ耳の先端でくすぐられるような感じ。こちらもなんとなく温かく感じるため、クリの先端もじんわりと熱を帯びてきました。うん、気持ちいい。手で出し入れすると、摩擦を感じて余計に熱く感じます。膣でもクリでも、敏感な部分のすべてでそのぬくもりを感じてください!
……最後に一点ご注意を。使う前にはフル充電にしておきましょう。温感バイブというのはかなりエネルギーを必要とします。特に買ってすぐの使用では、電池が持たないようで……。説明書にも「内臓のリチウムイオン蓄電池を最大限に充電するには、事前に2、3回使用する必要があります」と書いてありました。
正しく使わないと、バッテリーの持ちが悪いのかもしれません。盛り上がったところで電池切れ、ってテンション下がりますからね~。事前の準備を怠らないようにしてください!
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |