バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「FunFactory CAYONA」
むっちり――昔はただただスレンダーな女性がステキだと思っていましたが(自分にないものを求める現象)、いまはむっちりやわらかそうなお肉がに包まれた女性もとても美しいと思います。抱き心地がよさそうな肉付きに、そしてお肌がきれいだったら、もう最高! 本日紹介するバイブには、そんな雰囲気があります。
「Fun Factory CAYONA カヨナ キャンディレモン」を試します
※販売終了
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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この連載でFun Factoryのバイブを紹介するのは、これで何本目になるでしょうか。私もこれまで、何本買ったのかな~。ドイツ初の同ブランドは、私がバイブのコレクションを始めたころからすでに上陸していましたが、そのときから飛躍的に商品の種類が増え、しかもどれもがユニークな個性に富んでいます。だから、ついつい欲しくなっちゃう。
今回の「CAYONA(カヨナ)」は、まずそのルックスでドキッ! とさせてくれます。普段、バイブをこの角度から見るってあまりないんですよね。挿入部が上で、コントローラー部分が下、がデフォ。でもこのバイブはこうやって観てほしい。
女性器に見えませんか?
スッと浅いスリットが刻まれていて、その上にポコッと突き出た丸い部分はクリトリス。なんとなく小陰唇のような花びらっぽい意匠も、やっぱ意識していますよね、女性器!
美しくて官能的なフォルムのバイブというのはこれまで幾度となく観てきましたが、こうした方向性でエロティックな表現が盛り込まれたものは初めてです。しかも、どことなくユーモアを感じる!
色が明るいキャンディカラーのイエローというのも、生々しくならなくていいですね。もう1色用意されているのですが、そちらはさわやかなミントグリーンです。
まるでバナナのように梱包されているわけですが、コントローラー周りの緩衝材に、ひと目でわかる簡単な説明が貼り付けられているという気遣い。早く使いたくて気持ちが急いているときは、取説を読み込む時間も惜しいですもんね。こういう点でも「さすが世界のトップブランド」と唸ってしまいます。
特筆すべきはそのサイズです。
挿入部が7cmって、短ッ!
最大直径が3.1cmって、細ッ!
明るい雰囲気とあいまって、ビギナーちゃんがファーストバイブを選ぶときには筆頭候補に入れてもらいたいです。
通常、クリバイブはサオからピョコンと張り出して、挿入時にクリトリスにぎゅっと押し付けられるなり、その先端でクリトリスをくすぐるようするなり……というのを狙って設計されているものです。なのに、このクリバイブは半球体。サオからせいぜい1cmほど顔を出しているといったところでしょうか。これで気持ちよくなれるのかな??
シリコンと一口にいっても触ったときの感じ、そしてやわらかさはいろいろです。海外製のバイブ=カタい、というイメージが強かったのですが、それも昔の話になりました。
いまでもカタいものが多い(向こうの方の好みなのかな)とはいえ、こうしたむっちり肉厚ボディのバイブも増えていて、特にFun Factoryはそれが得意ですね。触れたときのしっとりサラサラ感も秀逸で、まるで女性の肌を撫でているような気分になります。
一見カジュアルな雰囲気で、サイズ感からしてもとっつきやすいバイブです。 が、実は細かいところに高級感が行き届いているうえ、いろんなギミックが盛り込まれているから、中級者以上の興味も惹きつける……。そんなバイブとお見受けしました。使うの楽しみ!
「Fun Factory CAYONA カヨナ キャンディレモン」を試しました
バイブを使う前の「セルフ前戯」。この語もブログを読んでくださっている方のなかでは、だいぶおなじみとなってきたでしょうか。
試してみた結果、この「カヨナ」はセルフ前戯がとても充実するバイブだとわかりました。いま「新感覚の気持ちよさを貴女に!」という、とてもテンプレなキャッチフレーズが思い浮かんでひとり赤面してしまいましたが、でも、これはとても正直な気持ち。
どう使うのかというと……。貝合せです。
女性器を模したフォルムのこのバイブと、自分の性器を正面から重ねるのです。丸く飛び出たクリバイブ部分はクリトリスに、なだらかな弧を描くサオ部分はそのままデリケートゾーンに……これがぴったりフィットしちゃうんだな!
丸い部分でクリトリスに振動&圧をかけ、陰唇もサオ部分で震わせる……。 小陰唇の神経はクリトリスにつながっているといいますから、デリケートゾーンを刺激することはそこ自体の快感だけでなく、クリトリスの気持ちよさにもつながります。
欧米では、こうしてデリケートゾーン全体に「あてがう系」のローターが主流です。小さなエッグ型のローターでクリトリスをピンポイントに刺激する、というのは実はとても日本的なのですね。 でも、ふだんはその刺激に慣れていて満足もしているも女性にも一度この「あてがう系」を体験してほしいな。この「カヨナ」はバイブ兼あてがう系ローターとして使えるので、ひと粒で二度おいしいのです。 でもでも、バイブの本領は挿入してこそ発揮されるもの!
モーターは1個のみの搭載なので、操作はとてもシンプルです。 主電源と「+」「-」ボタンなので、頭を使わなくても操作できます。
こう見ると前端的には先端が細くなっている流線型だとわかります。このタイプは、ビギナーちゃんでも挿入しやすいです。エロティックな遊び心を見せつつ、ユーザーフレンドリーなデザイン、完璧!
実際に入れてみると、やはり「7センチって短い!」と感じます。 先細りの形状、滑らかな質感もあいまって、すぐに奥に届くのです。……いえ、厳密にいうと、届ききってはいないかなぁ。 日本人女性の膣の長さは平均8~10cmといわれています。届いているような、いないような。でも、物足りないことはありません。強力振動が膣壁を伝わり、子宮に届くので、快感必至!
ピストンがお好きな方は、手で抜き差ししてください。 大きなストロークで抜き差ししても、ガツンと当たることがないため、奥に弱い女子にとっては◎でしょう。しかも、摩擦感は存分に愉しめるので、そちらが好みという女子にも全力でプッシュしたい!
そして使う前から気になっていたクリバイブですが……。 丸い部分の側面が、クリトリスの側面に当たり、揺さぶってくれます! クリトリス全体を覆ってほしい派、高速で嬲ってほしい派の女性にはちょっと物足りないかもしれません。 でも、クリトリスは補佐的な刺激でよくて、中でガッツリ感じたい女性には、むしろこのくらいがいい気もします。そういう女性にとってはクリバイブの刺激が強烈すぎると意識がそっちに持っていかれて、中の気持ちよさが減っちゃうからね!
むちむちした素材感は、中に挿れたときも感じます。どこに当たってもやわらかでやさしい、でもそのぶん大胆な動きで抜き差ししたい気分になる……。自分と同じ形をした小さな妹、かわいいけど意外とやんちゃな子で、膣内で元気に暴れまわっちゃうの! といった感じかな。
ビギナーちゃんは、まず素直に挿れてみて。中級者以上は、自分で動きを加えて思いっきりアレンジしてみて。使い方によって気持ちよさの幅が広がるバイブでした。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |