バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「グリーディガール」
いまから3年ほど前のことでしょうか、私が初めて『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読んだのは。そのころには映画化の話もすでに盛り上がっていました。過激なSMシーンばかりが話題になりましたが、実際は少女漫画的スイートなラブコメ要素や大昔からの超王道シンデレラストーリーがてんこ盛りで、私はそういった要素は正直、苦手なんですね。なんの取り柄もない普~通~の女子大生が、世界的企業のCEOに見初められて、って、こそばゆいじゃないですか。
でも、セックスシーン、SMシーンだけでなくミステリーまで盛り込んだ、超エンタテインメント作品! こういうスケールの大きなストーリーでなおかつエロにも臆さず取り組むって、いまのところ日本には見られない現象ですよね。好き嫌いは別として、そういうところは率直にうらやましいと思います。
で、オリジナルのラブグッズをたくさん作っているのがまた素晴らしい! 日本でも壇蜜さんの写真集かなんかで、バラ鞭を特典として付けているのは見たことがあるのですが、こうしたコンテンツとアダルトグッズのコラボはまだまだむずかしいのでしょうか。そこに来てこの『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は手錠やスパンキング用ラケットといったSMグッズだけでなく、バイブレーターも出しているのです。
「FSOG フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 充電式Gスポットバイブ グリーディガール」を試します
※販売終了
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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いや~、これは「無理…」って怯む女子と、「受けて立つわ!」と張り切る女子がはっきり分かれるバイブですね。 中途半端な反応は返ってこないと思います。その圧倒的な大きさは、数字にも表れています。
「トライスタ」は確かにスマートな部類には入りますが、それにしてもきわ立って小さなバイブというわけでもありません。それなのに、この差! 色もあいまって「黒船」感がスゴイです。
サテン地ってとても安っぽくはあるのですが、それがかえってエロティックに見えますよね。しかもテカテカの赤。こういうセンスは大好きです。
最近はコントローラー部分までシリコンで一体成型されたバイブも見慣れてきたので、ついこんなことを思ってしまいます。
クリバイブがウサギの形……一時期イルカも結構使われたモチーフでしたが、こういうのって、日本のバイブの定番ですよね。 私は海外のアダルトグッズ展示会で配られるパンフレットを見せてもらうことがたまにあるのですが、それにもこうしたうさぎ型クリバイブ付きのモデルがたくさん載っているんですね。これってもう世界標準?
それにしても全体がビッグサイズなだけあって、このウサギさんもかなり大きめ。存在感を放っています。
ここで、大~きく深呼吸をしたいと思います。このバイブを使うには、私も覚悟を決めなければなりません。サイズ的に入るかしら……いえ、入るのはわかっているんですけど、どのくらいの時間をかけたら入るかしら……。さあ、意を決してチャレンジしまっす!!!
「FSOG フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 充電式Gスポットバイブ グリーディガール」を試しました
流線型の先端であれば、太さはあまり感じずに挿入できるのですが、このようにボコッと膨らんでいると、スムーズにはいきません。膣内に入ったときの効果を狙ってのことなので、それはそれで愉しみなのですが、ただ時間をかけ、慎重に慎重に挿入する必要があります。
男性のみなさん、女性に使うときはコレ覚えておいてくださいね! もし自分のアナルに道具を使うとしたら、入りにくいものは時間をかけてほしいですよね? 時間をかけて挿れたなら気持ちよくなるものでも、無理やりこじ開けるように挿入されたら、痛いとしか感じませんよね? ……それと同じことです。
バイブ遊びでは挿入前に「セルフ前戯」をしますが、今回それはとても刺激的な時間となりました。※これについては後述します! でも挿れるときには多少の緊張を感じた私。何度も深く息を吸って吐いて、まるで逆ラマーズ法のようにして体内にバイブを迎え入れました。
いや~~~~、ふつうのバイブの4倍くらい時間かかりましたよ! ボコッとした先端が、メリメリメリッと膣内を進んでいくので、ちょっとした処女喪失気分。あ、ローションをたっぷり使っているので、痛くはないんですけどね。ローション、このバイブに関してはケチらないでくださいね!
このバイブの説明書は日本語ver.がなかったのですが、英語ではこのクリバイブが「ear vibration」と書かれていました。まさにウサミミ!
さて、先ほど「セルフ前戯」が捗った、と書きましたが、それはひとえにこのウサミミバイブのおかげです。
この刺激がスゴイんです。 むちゃくちゃ速い動きなんですが、振動が重々しいのでブレがない。ビリッとした痛みを感じさせるのではなく、クリトリスを芯まで嬲りつけるので、的確かつ強烈な刺激となるのです。
前戯といってもね、30秒もしないうちにイキそうになるわけです。でもそれはもったいないので、精いっぱい自分を焦らしましたけど。
で、挿入のときにもこのクリバイブをONにしていたのですが……だめ!
慎重に慎重に奥に進めているのに、クリにこのウサミミが触れた瞬間、イキそうになるのです。挿入中はクリバイブをOFFにすることをオススメします。
奥まで挿入した後は、膣がめいいっぱい広げられつつ、クリトリスを激しくたたきつけられるって……もう何も考えられなくなるに決まっているじゃないですか。
たしかにこのバイブ、一筋縄ではいかないです。そう簡単には挿入できません。 でも、挿入できた女性には、ほかのバイブでは味わえないレベルの刺激が待っています。クリバイブだけでなく本体の振動も非常に重量感があるので、それが脳にまで届く感じがするのです。見た目だけでなく、刺激も黒船級!
最後にひとつ注意点を。 それだけの振動をくり出すのでパワーが必要なのでしょう、充電をたっぷりしておかないと途中で切れてしまうかもしれません。い~いところで強制終了とならないためにも、事前の準備は怠らないようお願いします。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
5.0 |