バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 2016年ベスト3

いよいよ2016年、最後の記事となりました! 世界中で「どうやったら女性が気持ちよくなれるかな～」「こうやったら女性がイケるんじゃないかな～」と頭のイイ人たちが一所懸命考えてくれたバイブの数々。ありがとうございます、私、恩恵受けまくっています! 今年もいろんなバイブにお世話になりました～。

バイブの出会いは人との出会いと同じで、「また会いたいな～(使いたいな～)」と思う場合もあれば、「ま、1回でいいかな」となっちゃう場合もあります。それは「使ってみなければわからない」ということを、最近つくづく感じるのです。見た目じゃわからない……それもまた、人との出会いと同じですね。

では、独断と偏見で選んだ2016年のバイブBEST3を発表します。今回は「男も使いたい、女も使いたい」という観点で選んでいます。女性が気持ちよくなれて、男性の興奮も高まるって、それこそが至福!

エロいけど、エグくない。まずは、そんなルックスに惹かれました。にょっきり生えた挿入部が、脳のエロティックなところを直接わし掴みにしてくれる、そんな第一印象。

やや太めの挿入部をズズッと奥に届ける作業は、男性も興奮するのでは?
周囲に施されたカップ状の縁が、女性の股間にぴったり密着するまで挿入すると、ちょうどいい深さになるのも◎です。

スイッチを入れるとサオが振動しますが、そのブルブルはカップ部分にも伝わります。つまり大陰唇、というか股間全体も刺激されることになる……膣内からの刺激と、外からのマッサージのような刺激、これが車の両輪となって一気にオーガズムへと導いてくれるのです。

手で抜き差しするより、奥に振動を届けるようにじーっとさせておいたほうがいいので、はっきりいって男性は特にすることがありません。が、卑猥な形状のものを中に入れて気持ちよくなっている彼女を見ていれば、きっと愛しさが募り、みずからの興奮も高まるでしょう。

このバイブを最初に手に取ったときは、まさか2016年のベスト3に入るとはゆめゆめ思いませんでした!
黒々としていてゴツいし、パッケージを開封した途端、石油系のにおいがするし、手に触れてもぬるっとした感触が……。第一印象は、これ以上ないってぐらいに最悪です。

でも、ぬるぬるをしっかり洗い落とし、いざ使ってみたらコレがい～いんですよ。たしかに、太いは太いです。時間をかけてしっかり前戯し、女性の身体が完全に受け入れ体制になるまで待ちましょう。ただでさえ黒光りする極太バイブ。男性がこれを女性に使いたい場合は、よほど丁寧にアプローチしていかないと、受け入れてもらうのがむずかしいと思われます。

それを押してでも、このバイブを使う意味とは?
それは、このバイブのピストンが超優秀だからです!!!

ピストンバイブは2016年の大きなトレンドでしたが、いってしまえば玉石混交のジャンルです。海外製高性能バイブだったら間違いないかというと、そうでもないんですよね～。
人によって判断基準は違うでしょうが、私のなかではピストン速度が重要だという結論にいたりました。

この「ハイパーピストン」はその点において、私と非常～～～に相性がいいようです。バイブの先がゆっくり伸びて奥に当たり、またゆっくりと縮んでいく。そのときに膣壁とのあいだに起きる摩擦がたまらない!
動きが速いわけではないのにイケてしまう、絶妙なテクニック……まいりました!

新しい快感を教えてくれた、という意味でこのバイブを1位にしました。いままでにない形状がもたらす、未知の快感。いろんな女性に体験してもらいたいし、男性には女性の快感はこんなにも多様だということを知っていただきたい。

通常のクリバイブは、挿入したときにちょうどクリトリスにフィットするように作られていますが、このクリバイブは見るからに違いますよね。ぐいっと大きくカーブさせたのは、恥骨からクリトリスにかけてのラインに添うよう計算されたためです。

私も最初は「こんな場所にあたって気持ちいいのかしら?」と思ったのですが、いやいやいや、ヤラれましたね～。スイッチを入れたとたん、恥骨から骨伝導でクリトリスに、そして膣内に届く振動!

クリトリスは体表に出ている豆状の部分は氷山の一角でしかなく、そこから2本の長い脚が伸びて、膣に外からからみついていることはよく知られています。そのクリトリスの端の端まで届きそうなほどの、強烈かつ確実な振動なんです。

クリトリスの脚は、刺激を受けて充血するとふくらみます。そうなると、膣の外にからみついた部分が、膣全体を圧迫するので。つまり、膣がぎゅっと締まる感じもあるのです。

膣だけ、クリトリスだけというのではなく、総合的に大きな快感に見舞われます。クリイキのときも、イッてるのがクリなのか膣なのかわからないほど!
頭が真っ白になるほどの快感を得たいというなら、私は迷わずこちらのバイブをおすすめします。

2017年はどんなバイブに出会えるのか……楽しみです。みなさん、よい&エロいお年を!