バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「ピンクバイブ ポルチオ開発名人」
日に日に、秋が深まっていきますね。世間では「食欲の秋」といい、私もあれやこれやと秋の味覚を食べ過ぎていますが(太る~・汗)、食欲と性欲はリンクするもの。だからなのか、単に寒くなって人恋しくなるせいなのかはわかりませんが、私はこの時期こそセックスやオナニーのベストシーズンだと思っています。
なので、今回はちょっとハードなバイブに挑戦してみましょうか。
「ピンクバイブ ポルチオ開発名人」を試します
本体サイズ | 全長225mm、挿入長120mm、最大径33mm |
---|---|
動力 | 単四電池×4本 |
機能 | 振動10パターン、強弱10段階 |
音の大きさ | 72db(未起動時 40db) |
素材・成分 | TPR |
付属品 | テスト用単四電池×4本 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
私、実は同じ形のものがたくさん並んでいるのって、コワイんです。 たとえば、海辺に生息しているフジツボ。 見た瞬間にゾワゾワゾワと背中が泡立つ感じがするので、このバイブも一瞬、ひるみましたね。
そうでなくても、このツブツブに躊躇する女性は少なくないはず。
女性の内側は粘膜そのもので、とてもデリケート。
男性器だってツルンとしていますし、同じく表面がなめらかなバイブなら受け入れやすいですが、そうでないと「膣内が傷つくのでは」と反射的に思ってしまうのです。
でも安心してください!
……なぜ? というその理由をお話する前に、まずはスペックを見てください。
まず全体に施されたツブツブ……バイブ全体から漂う「異形感」を成す一要素からお話しました。 写真だけ見ると、その色合いとは裏腹に、かなりハードな印象を受けますよね。 でも、実際に手にとればそのイメージがガラリと変わるはず。
というのも、素材がとてもやわらかいの!
ふんわりとしたマシュマロみたいな感触。
表面はさらさらとしていてほどよい弾力があり、肌にとても心地よい。
ソフトな要素とハードな要素がひとつのバイブに同居しているんだと、文字どおり肌で感じられるのです。
もしこのバイブが、真っ黒で、硬い素材でできていたら、私は試そうとは思わなかったでしょう。 でも形はまず置いておくとしても、この素材はぜひ自分の身体のなかに受け入れてみたい。 だって絶対キモチイイはず! と直感が働くほど肌触りのいい素材なのです。
さて、ハードな要素に話を戻しましょう。 なんといっても、この先端ですよね!
作り手が、この形状にすることで引き出そうしている快感はどんなものか? 一見して使い方がわからないバイブと出会ったとき、私はまずそれを考えるようにしています。
このバイブの商品名には「ポルチオ開発名人」とありますから、奥まで挿入してこの不思議な形状からくり出される独特の振動によって、中イキすることが目的だということは容易に想像できます。 ……でも、それだけじゃもったいないよね~。
これは、奥だけじゃなく全身いろんなところを気持ちよくしてくれるでしょー。 私は、そう確信しました。 はやる気持ちを抑えながら、さっそく電池をセットしようと思ったのですが、
非常に便利ですよ~、このリボン。 長さにするとほんの数センチですが、これがあるのとないのとでは大違い。 当たり前のことですが、バイブの電池ボックスはきっちりぴったりハマっています。 ゆえに、ときとして取り出しにくいものがあるのです。 無理に取り出そうとすると、女性の場合、爪を傷つけることもあり、たいへん困ったことだと以前から思っていました。
それをリボンが解決してくれるわけですよ。これを引っ張れば、なんなく取り外せます。超~親切!
快感とは直接関係がないところにも気配りをしてくれるメーカーさんに、感謝です!おかげで気持ちよ~く使い始められるというものです。
「ピンクバイブ ポルチオ開発名人」を試しました
バイブを使って“セルフ前戯”をするときは、クリバイブ部分を利用することが多いです。
ということは、さっそくこの独特な形状の先端が活躍するってことですね!
ピンポイントで刺激するのと違い、振動が3点に分散されるため、意外とやさしいタッチです。 ちょっとくすぐったいようで、でも続けると確実に気持ちよくなる感じ。
なんとなく食虫植物っぽいですが(笑)。 でも、この刺激の仕方でこそ、素材のやわらかさが生きます。 じわ~っと振動が伝わってきて、じわ~っと気持ちよくなる感じ。 これはクリトリスだけでなく、乳首などほかの敏感なところにも使えますね。 男性を攻めてもいいと思います。
さあ、準備が整ったところで挿入しましょう。
うっ……。膣口から1cmほど挿しこんだ段階で、気づきました。
これは、濡れが足りないかも!
いえいえ、セルフ前戯で十分濡れたんですよ。
でも、このツブツブを受け入れるには、もっと潤いがなきゃダメなんです!
このバイブを手にとる人にお伝えしたいメッセージとしては、「ローションはとにかくたっぷりと用意!」です。 最近は数ミリリットルずつ個包装されたローションが多数登場し、デートのときはそれを持参すると便利だよー、と私もアナウンスしてきましたが、このバイブのときにかぎっては、それでは足りないですね。 ボトルからたっぷり出して使う準備をしてください。
ということで、私もローションが垂れてもいいよう、おしりの下にタオルを敷いてから、とろ~りふんだんにバイブにまぶして再度、挿入!
なに、この熱さ!?
バイブを奥に進めるに従い、粘膜がカーッと熱を持ったように感じます。 そう、この現象を引き起こしているのは、あのツブツブ。 粘膜を刺激しまくってくれます。 一気に奥まで挿入してはいけません。 ゆっくりゆっくり、熱さを味わうようにして奥に進めます。
振動させながら挿入すると、より熱さを感じます。 いえ、実際に熱いわけではないのですが、粘膜がそう錯覚しているんですね。
そうやって奥に届いたところで、いざポルチオ刺激! と思ったのですが、ポルチオより熱をもった膣内のほうに意識がいってしまいます。 バイブを手で動かす必要はありません。 むしろ、ぐいぐい出し入れするとツブツブと粘膜のあいだで起こる摩擦が大きすぎて、私はちょっとした痛みを感じました。
もちろん粘膜の強さは個人差がありますので、「ぜんぜん平気!」「ガシガシ出し入れして奥を突いてほしい!」という女子もいると思います。 が、震えるツブツブの刺激で、私はもう十分すぎるほどキモチイイのです。
子宮が収縮するオーガズムとはまた違う快感で、膣から子宮に微熱が伝わり、それがずーっと続くような快感。 このバイブだけがもたらしてくれる、独特のエクスタシーに見舞われました。
ただ、残念なことがひとつ……。 奥まで挿入しても、クリバイブが大事なところに届かない!
サオがあと2cm短いだけで、だいぶ違うと思います。 やわらか素材のクリバイブ、とても気持ちよさそうなのに、もったいない~~~~。 メーカーさん、これとは別にこの素材でローターを作るのはいかがでしょう? ご検討、よろしくお願いします!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |