バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「We-Vibe NOVA」
私が「世界にはバイブの“ブランド”がある」と知ったのは、バイブコレクションを始めてだいぶ経ってからのことです。というのも当時は、LELO(スウェーデン)とFun Factory(ドイツ)がちょこっと入ってきているぐらいで、まだ日本に海外のバイブはあんまり輸入されていなかったんですね。
でもいまは、新しいブランドがどんどん上陸するし、すでに定着しているブランドの新作もすぐ入ってくるし、それを追っかけるのって楽しい! これも各メーカーさんやショップさんが、海外市場をチェックし買い付けてきてくださるからですね~。いい時代です。ほんと感謝。
「We-Vibe Nova ウィーバイブ ノバ」を試します
カナダ発の「We-Vibe(ウィーバイブ)」シリーズから、新作「We-Vibe Nova(ウィーバイブ ノバ)」がリリースされました。
これは、いままでにない使い方をするバイブの予感!
We-Vibe(ウィーバイブ)といえば、ふたりで愉しめる「カップル用グッズ」というジャンルを新たに開拓したといっても過言ではありません。 U字型でバイブを挿入しながら、ふたりの身体もつなげる、そしてスマホ連動の遠隔操作で離れていてもプレイできる……などなど、常にバイブに対する「考え方」が変わる提案をしてくれます。
一見して、クリバイブに目がいきますよね。 私もフタを開けた瞬間、「これは何?」「どうやって使うの?」と頭のなかが疑問符と期待感でいっぱいに!
バイブ本体から、まるでペニスが突き出しているようにあしらわれるのが普通です。指でいうと「腹」の部分がクリトリスに押し当てられることになります。
再三再四お伝えしていますが、私はクリバイブにこだわりがあって、大きめのものが好き! バイブを挿入中にぐいぐい動かしても、ずっとクリをキャッチしてくれるのがいいんですね。 その点、この変形クリバイブってどうなんだろう……? まったく想像がつきません。
それ以外のフォルムは、基本的にスタンダードです。 挿入部はちょっとふっくらしていながらも流線型で、引っ掛かりなくスムーズに迎え入れられそう。
挿入しにくいものは、快感も半減します。
海外のハイブランドバイブは、充電式が当たり前。 すなわち、防水仕様も当たり前。 しかも、その充電方法がどんどん進化しているのがわかります。
ん? これ、どこでどうやって接続するの?
ほかのブランドを見渡してみても、充電式が出てきた当初はジャックをバイブ本体に挿しこむタイプのものが多かったのですが、最近はマグネット式が増えてきているように思います(Fun Factoryとかも)。 どちらも便利だし、使い勝手がそう変わるわけではないのですが、ジャバジャバ水洗いすることを考えると、マグネット式のほうが安心、安全度は高いですよね。 技術の進化、ありがたい!
ドイツの有名ローションブランド「pjur(ピュア)」とWe-Vibeのコラボ商品なんですが、ほんと体液っぽい潤いで肌にも粘膜にも心地いい! すーっとした伸びのよさを苦手な女性は、まずいないと思います。 パウチ1袋分で、一度のセルフプレジャーには十分な量。
「濡れにくい」という女性はもちろん、グッズ遊びが好きな女性から、彼の乳首をコレで攻めてみたいというアグレッシブな女性まで、誰にとっても必ず役立つローションです。 この「We-Vibe Nova(ウィーバイブ ノバ)」との相性のよさは、言うまでもありませんよね!
「We-Vibe Nova ウィーバイブ ノバ」を試しました
超上質ローションがあれば、挿入は心配ナシ! でも、セルフ前戯でたっぷり濡らしてからでお願いしますよ。 私はクリバイブを利用してセルフ前戯することも多いのですが、この「We-Vibe Nova(ウィーバイブ ノバ)」のクリバイブは特徴的すぎて、まだどう使っていいかわからない……。 ので、別途ローターを使って自分の気持ちと身体を盛り上げていきます。
そして、挿入。 バイブにまぶしたローションが、自分の体液なのかローションなのか区別がつかなくなるほど自然に融け合います。 この感覚、気持ちいい!
ローションって、使う人にストレスを感じさせるとダメ。 使っているうちにモタッとした感じになったり、洗い落とすときいつまでもヌルヌル落ちにくかったりするローションは二度と使う気になりません。 確実にリピートしたくなるのは、こうした心地よさのあるローションです。
おかげで、挿入はスムーズでしたが、あれ……クリバイブの当たり方、これでいいの? 先ほど「指の腹」と書きましたが、通常だとクリバイブの内側部分をクリに押し当てるか、先端部分でクリをつつくか、どちらかの方法で刺激することになります。 が、この「We-Vibe Nova(ウィーバイブ ノバ)」は一味も二味も違う!
密着……というのは、少し違うかもしれませんね。 ぐいっと押し当てられるのですが、これがかなりのフィット感。というか、圧迫感。 恥骨ごと抑えられるので、「逃れられない!」感があるのです。
すると、のっけからビックリ!振動が、ものすごくワイルドなの!
……というのも、このバイブはサオ部分とクリバイブの両方にモーターを搭載しています。
クリバイブ、ほかのバイブと比べるとずいぶん長いですが、わりと細身です。 ここにモーターを仕込めるってすごい技術ですね。 ゆえに、クリバイブそのものがしっかり振動するのですが、「指の腹」で当てるのと違って圧迫感が強いので、振動がとても強く感じられるのです。
クリトリスどころか、恥骨ごと揺さぶられる! それが骨伝導となって、クリトリスにも強い刺激として伝わるので、いきなり脳髄を直撃するような快感に見舞われました。モーター自体が小さいので振動がすごく強いわけではないのですが、まるで電マ並の体感に、思わずうろたえてしまいました。
この状態で手で押し付け具合を調整します。
このクリバイブはとてもフレキシブルで、よくしなります。 持ち手部分をぐいっと手前に引き寄せると、さらに強く押し当てられるのです。 その角度によって、骨伝導感の伝わり方が変わり、振動の強さも変わり。 ひとつの振動パターンでも、何通りもの快感が得られます。
サオとクリバイブの振動は、別々に操作できるので、振動パターンのバリエーションは豊富なのですが、この「角度」の違いを愉しみはじめると、その変化は無限大。 「これでイキたい!」という瞬間を求めて、バイブをジョイスティックのごとくグイグイ動かしてしまいます。
それはつまり、膣内にあるサオもグイグイ動かされるということ。 外では、これまでに体験したことのない恥骨骨伝導攻めでクリトリスがノックダウン寸前なのに、膣内もかき回されるとなると……自分で自分を見失いそうで怖くなります。
もう完敗するのは目に見えているのに、それでも抗いたい。 だって、簡単にイッてしまうのはつまらない。 少しでも絶頂を先送りにするために、あえてエロくないことを考えてみたりもする……のですが、もう無理です。 脳と性器が直結しているんじゃないかってぐらい、快感の信号がビシビシ送られてくるので、ほかのことなんて考えられない!
この日の結果は、クリイキでした。 でも、そのオーガズムに膣も連動してビクンビクンとサオを締め付けるので、快感は倍増、どころか3倍にも4倍にもなるのです。やっぱり完敗。オーガズムの波が去った後も、しばらく体内からバイブを抜くのを忘れるぐらい余韻に浸ってしまいました。
クリトリスへの振動が強すぎる! と思う人は、クリバイブのモーターはオフにした状態で挿入するといいでしょう。 それでも、サオ部分の振動が確実に伝わってくるので、刺激がゼロということはないのです。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |