バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「マグナム」
いろんなメディアで「バイブを初めて使う人へのオススメ」を訊かれる機会は多いですが、バイブに慣れた中・上級者向けを訊かれることはあまりありません。そういう女性は情報も経験値もけっこうあるから、発信しなくてもいいってことかな(そんなことないと思うけど)。なので、今回は思いっきり上級者向けの1本を紹介します。
「マグナム」を試します
※販売終了
パッケージを手にとった瞬間、その重さに驚きました。 手のひらにずっしりとかかる重みの原因は、本体のどの部分から来ているの? 中身を取り出すと、昨今ではちょっとめずらしいほど、黒々としてイカついバイブでした。
どれだけ大きいかを見ていただくため、私の手のひらと並べてみました。 いや、私、女性にしては手がとても大きいんですけどね。
コントローラー部分が大きいので、最初はここが重いのかと思いました。 が、実際手にすると、それは違うとわかります。 原因は、やはりボディにあるのです。 それも、この部分。
しかも一見しておわかりになるとおり、太いんですよね~。 最大直径4cmは、ビギナーちゃんにオススメできるサイズではありません。 ということで今回のブログは、ある程度バイブに慣れた方、もしくはそもそも「巨根が好き」という方のみに向けて書くことになりますが、ビギナーちゃんたちも「こんな世界があるんだ!」ぐらいの気持ちで読んでいただけると幸いです。
前回の「VeDO BUB」が、私の知るかぎり最小レベルのバイブだったので、その落差がスゴイ。 秋田犬とトイプードルって、どっちも同じ「イヌ」なのが不思議なくらい大きさに差がありますが、両方のバイブを見ているとそれと同じ気分になります。
クリバイブに目を移しましょう。 黒光りする男根イメージに、いきなりウサちゃん。 不思議ですよね、この感覚。
このバイブで振動するのは、ここだけ。 ここからボディ全体に伝わりますが、ボディ部分にもモーターを搭載したタイプと比べると、振動自体は弱いです。 そのぶん、クリバイブの振動はダイレクトで強いんですけどね。
痛くはなさそうです。
つまりボディのパール回転+クリバイブの振動を愉しむ1本です。 こう書くと、とてもオーソドックスなタイプですが、それをこの大きさのバイブから繰り出されるとなると、どんな快感が引き出されるのか……。 怖いような気もするけど、チャレンジ精神を刺激されます。
「マグナム」を試しました
ひさしぶりの極太バイブです。 挿れるときに太いと感じるかどうかは、精神的なものも影響していると私は考えています。 「こんなの太いの……無理、絶対無理!!」と思えば、まず心が閉じてしまい、ついでに体も閉じます。 でも、「これ挿れたら、私どうなっちゃうんだろうなぁ、愉しみ♪」と思えば、案外スムーズに受け入れられるのです。
これ、ヘタな精神論だと解釈されるとちょっと困っちゃうのですが。 男性が超極太バイブを女性に見せて、「ほら、怖くないと思えば入るから」……というのは、ナシです。 女性が恐怖心を抱いた段階で、もうアウト。 気の持ちよう、とかではないのです。 だから、恐怖心を刺激しないサイズから始めるのが鉄則。
バイブ遊びに慣れている女性なら「太くても挿れやすいものがある」と知っているので、ワクワク感のほうが上回るということもあるでしょう。 だからあくまで、バイブ選びは女性に任せたほうがいいんですよ。 そのうえで、この「マグナム」級のサイズをチョイスする女性には、アッパレ!と拍手を送ってください。
さて、私はもちろん、「ただ太い」というだけでビビることはありませんが、それでも「入念に準備をしなきゃ」とは思います。 これまで太いものを何本も挿れているからガバガバになってるなんてことはなく、準備ナシで挿れるとやっぱり痛いのです。
ここでいう準備とは、セルフ前戯&上質なローション。 ローションはサラサラ感が強いウォーターベースのものをたっぷり付けると滑りがよくなり、受け入れやすくなります。 「ふ、太い……」とは思わないわけではありません。 でも、わりとスムーズに受け入れられたのはこの形状のおかげ。
こういう形のものは、挿入時に摩擦感がないため、大きさ問わずスムーズなのです。 そして、リラックスした体勢で、ゆっくりと息を吐きながら挿入していきます。
奥まで入ったら、まず主電源をONにし、続いてクリバイブの振動を上げていきます。 挿入部が長いので、中途半端な位置までの挿入だと、クリバイブがクリトリスにタッチしないので注意してください。
そして、全体的にずっしりと重いせいもあって、振動にも重量感があります。 軽くて粗い振動のほうが、実は女性にとってダメージになりやすいんです。 ビリッと電流が走るような痛さがありますからね。 私は、重い振動って大好き。
クリを刺激されるほど、膣がぎゅーっとしまっていく感じがわかります。 この太さで膣がめいいっぱい広げられているのに、自分自身が締まっていくのは、それだけで快感になるのです。 イク前から脈動がはじまっているようで、それがたまらない……。 その状態になってから、パールの運動をONに。
なかなかの迫力でしょ? もしかすると、見ただけで怯んでしまう人もいるかもしれません。 でも、実際はそこまでハードじゃないんです。
パールの粒が動くことで、中からさらに膣が広げられる。 それと同時に、自分自身がまた締め付けて、なのに押し広げられて、締め付けて…… この連続によって、どんどん高まっていくのがわかります。
手で出し入れしたりせず、ひたすらクリバイブの振動と、パールの回転に集中! 最初こそローションが必要でしたが、ここまでくると自分自身から絶え間なく潤滑液が流れ出ていくので、パールの回転がさらになめらかになり、ますますヒートアップしていきます。
摩擦好きの私としてはイクまでには至りませんでしたが、終わった後に気づいたことがひとつあります。 それは、バイブを抜いたときのこと。 これだけ太いものが埋まっていたのに、急になくなってしまうと、ぽっかり穴があいて寂しいんです。 ああ、早くここに何かを埋めたい。 どうせなら、もっとアツいものを……。
そうなんです。 バイブを抜いた瞬間から、ペニスが欲しくなる。 このバイブはそんな効果があります。
男性は「こんな太いバイブ、前戯に使うなんてありえない」と思われるかもしれません。 自分と比べたらイヤだなー、ってことですよね。 でもでも、ぽっかり開いた穴にアツいものを挿入されたら、女性はそれだけで昇天してしまいそう。 試してみる価値、アリだと思いませんか?
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |