バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「ラブパートナー ピストンチェア」
年のはじめには、メディアから「今年のバイブのトレンドは?」といった質問が来ます。2016年の傾向は「大型家電系バイブ」と答えていましたが、それはひとえに、このバイブがあったからです。いえ、これバイブと呼んでいいのかなぁ……という迷いはまだありますが、エロい目的だけのために作られた立派なアダルトグッズ。これまで人がバイブに抱いていたイメージを根底から覆すほどのインパクトをともなって登場しました。
「ラブパートナー ピストンチェア」を試します
本体サイズ | 縦370mm、幅330mm、高さ330mm |
---|---|
動力 | コンセント式 |
機能 | 振動1パターン/強弱9段階、ピストン速さ変更可能/強弱9段階 |
音の大きさ | 92.3db(未起動時 40db) |
素材・成分 | シリコン |
付属品 | 本体、取り扱い説明書、ローション、アタッチメント大、アタッチメント小、リモコン |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
最初に箱を開けたときは驚きましたね。
これだとサイズ感がわからないですね。 では、前々回ご紹介した「MOMOTARO2」を横において撮影してみましょう。
もちろん、私がこれまで所有してきたなかで最大のバイブです。
ほんとうに、椅子です。
スケベイスのような露骨な感じはなく、ころんとした曲線的な感じがむしろかわいくもある、まさに椅子です。
バイブは2種類を付属しています。 短めで太いタイプと、長めで細いタイプと。 とはいえ、これ自体はとてもスタンダードなサイズです。
素材に弾力性がとぼしく硬めなのが気になりますが、サイズとしては特に抵抗感なく受け入れられるものでしょう。では、セットしますね。
椅子ににょきっと生えた擬似ペニス、かなり異様です。 小さい子どもが見てもわかるいかがわしさ……。 なんてエクストリームなラブグッズなのでしょう。
これにまたがる自分の姿を、事前に想像してみました。
素っ裸で座ろうと上だけ着衣で座ろうと、脚を開いて座ろうと閉じて座ろうと、これだけいかがわしさを漂わせている物体と一体化するということは、何をやってもごまかしようがないほどエロい行為です。
ここに座った人すべてを瞬時にして、秘宝館的エロスに染めてしまうなんて、たいへんなことですよ、これは。
私にとっても初体験の世界、勇気をもって飛び込みます!
「ラブパートナー ピストンチェア」を試しました
またがる前に試運転……これをやっておいて、ほんとうによかったと思いました。
これを押した瞬間、ズコココココココッ!!!!! と、ものすんごい勢いでバイブが動くじゃありませんか! 私はも~目が点になりました。 何これ、コワすぎ…………。 こんな速さで突かれたら、痛いどころか中から血が出そう!
完全に恐怖モードにたたき落とされた私は、あらためて説明書を読み直しました。 すると、この電源ボタンで操作すると、いきなりピストン速度が最強速度になるとのこと。 いや~~~~、よかったです、読んでおいて。 読まずに始めていたら悲鳴を上げ、隣家の人までびっくりさせるところでした。
バイブの操作は、リモコンで行うのが正解です。 リモコンは、23A12V電池で動きます。 これがコンビニや町の家電屋さんでは売っていないので、そこは面倒ですね。 大型家電量販店で買うか、ネットで注文するのがいいでしょう。
まずは、騎乗位のようにしてまたがりながら、挿入します。 裏筋が、女性のおなか側にあたる構造なので、体位としては背面騎乗位か背面座位に近いですね。 最初は脚を大きく開いた状態のほうが、私は入れやすかったです。
まだ恐怖心が残っているので、おそるおそる、最弱モードからバイブを動かすことにします。 ズズッと入ってきて、ズズッと引っ込む……。 ああ、よかった。 思った以上にスローペースで動くバイブに、胸をなでおろします。
バイブの手前の、なだらかな膨らみ。
このグレーの部分全体が振動します。 こうして動きを把握したら、あとの愉しみは無限大ですね。
何もせず体重を椅子に預け、下から突かれるのをひたすら愉しむのもアリ。 自分で腰をグラインドさせて、クリトリスをグレーの振動部にこすりつけながら、同時にピストンも受け止めて快感を貪るのもアリ。
椅子の高さが絶妙でちゃんと踏ん張れるので、軽くスクワットするようにしてピストン+抜き差しによる、深い挿入感を味わうのもアリ。 それを脚を開いてやるか閉じてやるかでも、バイブ・振動部双方の当たりどころが変わります。 バリエーションが尽きないので、いつまでもいつまでも愉しめます。
いろいろと試しているうちに、「このバイブから逃れられない!」という気持ちになりました。 椅子はそこに鎮座しているだけなので、さっさと自分でペニスを抜けば終わりなのに、なんだか椅子に体ごとつかまえられている気がするのです。
私はあえて、激しい騎乗位で愉しんでみました。 腰を振り、髪を振り乱し、おまけに大開脚での騎乗位なんて、パートナーの前では恥ずかしくてできません。 でも、ひとりなら存分にその世界に浸れるのです。 気分は、痴女系のAV女優!
でも、これだけ激しく動いてしまうと、私、イケないんですよね。 動くことに気を取られて、快感に集中できないのです。 だから、最後はピストン&振動部分に股間をぎゅーっと押し付け、オーガズムを迎えました。 女性がイクときって、案外、地味なんですよ。
究極のオナニーマシーンのように見えますが、カップルでも工夫次第で盛り上がれますよね。 男性が、椅子の正面の床に腰を下ろせば、ちょうど結合部を覗き見ることができます。 騎乗位でつながっているときは、そんなの間近で見られませんからね。 すごい迫力だと思いますよ。
または、この椅子を窓の近くに置いて、パートナーにはこれにまたがった状態で、好きなことをしてもらいましょう。 カーテンを開け放してから、スイッチをオン! 感じているのがバレちゃいそうで、でもやっぱり気持ちよくて……という羞恥プレイの完成!
ふたりのプレイにおいても、愉しみ方は無限大です。 そもそも、お互いに手はあいているのですから、何だってできますしね。 あちこち刺激しあいましょう!
これさえあれば、快感は間違いなし! っていうグッズってないんですよね。 こうした高額&エクストリームな商品でもそれは変わりません。 イケるかイケないかは、使い方次第。
せっかくこんなに面白いものが出てきたのですから、いろんな人がいろんな使い方をして、気持ちよくなって、このジャンルを盛り上げていきたいですね。 そしたら、次々と後続の大型家電バイブが登場するかもしれませんよ!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
4.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
2.0 |