バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「スーパーリアルバイブ ヘブン・ネオ」
桃の節句が終わりましたね。私は田舎の育ちなので、毎年この時期になると8段の立派な雛飾りが和室にデーンッと置かれていました。いまは、お内裏さまとお雛さまのツーショットで飾るのが主流でしょうか。 子ども心にあの大きさなひな壇を美しいと思いながら、ちょっとコワイとも感じていました。8段の迫力に圧倒されていたのでしょう。また、お人形の顔が妙にリアルに見えておののいたものです。
迫力があるものはコワイ、リアルなものはコワイ。
これ、バイブにも通じますね。
有無を言わせぬ存在感があるものを前にすると、一瞬ひるんでしまいます。でも、それを乗り越えたとき雛飾りであれば美しさが浮かび上がってくるし、バイブならオーガズムが訪れます。
「スーパーリアルバイブ ヘブン・ネオ」を試します
生々しいの、キター!! パッケージもコテコテのTHE 国産バイブです。
手にした瞬間、その生々しさと大きさによる迫力を前にして、ひるんだ私でしたが、パッケージを開封して印象が変わりました。
あれ、充電式なんだ。 最近、ルックスはレトロなバイブなのに充電式、というタイプが増えていますね。 そして、収納用のポーチが付いています。 これはちょっと驚き。
パッケージごと収納するのはかさばるし、見ため的にもよろしくありません。
気持ちよくなるための道具でも、日常のなかでは隠しておきたいのに、こんなドヤ感あふれるパッケージは困ります。
じゃあ、それはポイしてポーチに入れておけば、ぜーんぶ解決できるよね、ってオラオラ系バイブなのにこの気遣い。
なんだかとってもありがたく感じるのは、「不良が仔犬を拾ったらいい人感倍増」現象でしょうか。
それにしても、このリアルな表現には執念のようなものを感じます。
でも、特筆すべきはタマです。 私の第一印象は、「タマが大きすぎて、アンバランス……」でした。 どれだけ大きいのかというと、
人間のタマには精嚢が入っていますが、このバイブのタマのなかには作った人の情熱が詰まっているのではないかと思うほど、強い存在感を発揮しています。
これはいままで試したことのないタイプ……というわけではありません。 睾丸を模したものは初めてですが、そもそも私はクリバイブが大きなタイプが大好きです。 なぜかというと、広い面積で股間(クリトリスも含む)を覆うのって、気持ちいいから。
クリバイブが小さいと、挿入してあれこれサオを動かすうちに、どうしてもクリから外れてしまうんですよね。
大ぶりのものは、その心配がない。
だから、私が監修したバイブ「モモブリュレ」でも、クリバイブを大きくしました。
デザイン的にはバランスが悪くなるけど、見た目より快感重視!
そうやって見ると生々しい印象が薄れ、なんだかステキに見えてくるから私って現金な女ですw
「スーパーリアルバイブ ヘブン・ネオ」を試しました
タマが突出したこのバイブ、私はウォーミングアップ(ひとり前戯)のときにクリバイブを使うことが多いのですが、さすがにこれだけ大きいと扱いづらい。 ということで、別にローターを用意してしっかり濡らします。
バイブの素材は、若干ベタ付きが気になります。 ペタペタしていて、埃がつきやすいのです。 でも、事前にしっかり洗っておけば大丈夫。 そしてこの種のバイブは、ウォーターベースのローションと、とても相性がいいのです。 ちょっと付けるだけで、するすると滑るように中に挿ってくれました。
奥まで挿しこむと、タマの表面がぴたっと私の股間に触れました。 ヒヤッとした感覚に背筋が伸びたのもつかの間、さっそく電源をONにします。
上がクリバイブ、下がサオのスイングをコントロール。
細やかで、しっかりした振動ですが、いまいち物足りない。 なんでだろう……と首をかしげて考えて考えたところ、タマが股間を覆ってはくれていますが、その密着度が足りないという結論にいたりました。
すると、たいへんよろしい感じ!
かなり力を込めて押しても、クリトリスだけを狙って攻めるわけではないので、ビリッと痛くなるようなことはありません。 むしろ、じんわり心地よさが広がっていくので、エロいことをしているというより、マッサージ的な、身体にいいことをしている気になれます。 寒い日が続くと、アソコも冷えるといいます。 そんなときにこうしてほぐすといいかもしれませんね。
すると不思議なことに、サオの違和感もどんどん消えていくのです。 最大直径3.5cmはそれほど太いわけではありませんが、圧倒的な存在感でもって「大きい!」と感じさせるこのバイブ。 その心理効果で、中に挿ったときも違和感が続いていました。 そこに来て、タマをぎゅーっとすると当然、深く入ることになります。 でも、マッサージ的な刺激のおかげで中もリラックスしたのか、ふっと力が抜けてバイブを受け入れ、違和感が消えたのです。
そのタイミングで、スイングをスタート! コントローラーの上のボタンを押すと、先端がぐるぐると小さな円を描いて回り始めました。 それによる違和感もなく、またたっぷり塗ったローションで中の粘膜が引きつれることもなく、これまたマッサージをされている感じ。 下はブルブル、上はぐるぐる……ほぐされていきます。
中がじわ~っとあたたかくなってきました。 ここに手で小刻みなリズムをつければ、イクこともできるでしょう。 サオの根本をつかんで出し入れするより、タマの後ろに手を当てたまま、そこをリズミカルに押すことでピストンにするのがいいと思います。
でも、オーガズムを急がないで、この思いがけない癒やし感を長時間かけて味わい尽くすのも一興です。 これは、ほかのバイブでは味わえませんから。 お好きなほうを選んでください。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
3.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
3.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |