バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「シンクロ3.3.7 キューティー」
さ~、師走ですね! この時期はメディアから「2015年のベストバイブを教えてください」という企画の相談が相継ぎます。ふり返ると今年もいろいろ試したなぁとしみじみします。ときに「バイブってそんなに毎年毎年、新商品が出てるんですか?」と訊かれることもありますが……出てますよ! だから私もやめられないのです。
来年もおしゃれバイブからエグいバイブまでいろいろ試し……と、抱負を語るのはまだ早いですね。このブログも年内まだ更新します。ということで、さっそく新しいバイブを試しますよ!……あ、私の2015年ベストバイブについては、各種媒体を見てくださいね~。
「シンクロ3.3.7 キューティー」を試します
※販売終了
淡いブルーのバイブ、パッケージもガーリーな雰囲気を出しているのは、女性自身に手にとってほしいという意図でしょうか。
素材にちょっとペタペタ感があり、触れた瞬間から心配になります。 なぜかというと、埃が付着しやすいのです。 だから、使用前には毎回よく洗ってくださいね!
同時に、挿入するときに引っかかりがあって、小陰唇を巻き込んでしまったり、中でもヒダとのあいだにイヤな感じの摩擦を引き起こします。 どちらも、とても痛いです。 が! これの解消法はとても簡単。 ローションをたっぷり使えばいいのです。 ウォーターベースのさらさら系ローションで、しかも潤いが持続するものがベスト。
ということで、このバイブには「ピンク・ウォーター」というローションを使いました。 これ、オススメです。化粧品のようなボトルから、た~っぷり出して使いましょう。
※販売終了
バイブ全体の作りとしては、とてもやわらかいです。 亀頭部分をさわると、ぶにぶにとした弾力があるし、サオ部分も、
ずいぶん柔らかな素材ですね。 それだけでも女性としては抵抗感が薄れます。
カギ爪のように、少しだけ内側に巻き込むような形状のクリバイブは、内側に突起物がびっしり。 挿入部が11cmとやや長めですが、挿れたとき、しっかりクリにフィットしてくれるかな?
余談ですが、電池を入れる前に↓の状態で、サオ部分をぺこぺこ凹ますと、その都度、空気がプシュー、プシューと抜けて、ちょっと間が抜けた様子に笑ってしまいました。
あ、遊んでいる場合ではありませんね。さっそく実践しましょう。
「シンクロ3.3.7 キューティー」を試しました
このバイブは、ボディが振動しながら先端の亀頭部分がぐるぐるスイングするという、国産バイブの正統派路線を踏襲しています。 スイングせずにバイブレーションだけ、というモードもなし。 電源を入れた瞬間からはじまるスイング。 アタシの得意ワザはスイングなのよ! とぐいぐい主張してくるようです。
私はバイブを振動させながら、挿入するのが好きです。 なぜかというと、そのほうが粘膜となじんで入っていきやすい気がするからです。 あくまで感覚的なものなんですけどね。
でもこのバイブは最初からスイングするので、それができない……。 そのせいか、挿入しやすい流線型のラインである&ローションをたっぷり使ったにもかかわらず、「う、大きい」という感じがしました。 最大直径3.5cmはさほど大きな部類に入らないのですが、人間の脳って、実際に大きいかどうかよりも、「入りにくいか、入りやすいか」で大きさを判断する面があるのかも……という発見がありました。
奥まで挿入した後は、スイング開始! 前回の「ボス バックストレート」で、「スイングって意外といいかも、見なおさなきゃ!」と開眼した私ですが、結果はいかに……。
この「シンクロ3.3.7 プリティー」のスイングは、やわらかめのボディのせいか、「ボス バックストレート」と比べると、膣内をねぶられる感じが弱いというのが、率直な感想です。 私、強引なスイングで無理やり感じさせられたいのかも……。 それでいうと、このバイブはやさしすぎるようです。
う~ん、これは絶頂に至るには相当な集中力でスイングを感知しなければいけないかも……。
と思った理由はもうひとつ、このバイブ、かなり騒々しいんです。
スイングの音がキュインキュインと大きいので、気になって集中力をそがれます。振動強め+スイング回転速め、にするとこれがギュインギュインと、さらに賑やかに。
パッケージに「静音設計」という文字が踊っていますが、高額なバイブにかぎらず全体的に静音度が増しているいま、こう謳うにはかなりのレベルじゃないと厳しいんじゃないかなぁと思いました。でも、これには意外な思惑があったのです!
スイングは7パターンが用意されています。 キュインキュインと単調に回転のみをくり返すものから、リズムをつけて膣内を刺激するものまで。 まあ、これ自体は、いろんなバイブに搭載されている機能なので特に珍しくもありません。
が! 注目していただきたいのは、7つ目のモード……なんと、「三三七拍子」のリズムなのです。 キュンキュンキュン・キュンキュンキュン・キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン……って、これでイケるかい!!!www
あ~、このリズムを聴かせるためには、静音じゃもったいないよねぇ、と思わず笑ってしまいました。 先ほどの、電池ボックスからオナラ状に空気が抜ける構造といい、何度も笑いを誘ってくれるバイブ。 これはそうそうありません。
実際、女性がイクには単調なリズムのほうが効果的です。
男性だって、自分の手でペニスを刺激するとき、へんなリズムではしないですよね?
自分を焦らしながら長く愉しむためにはいろんな刺激をすると思いますが、イクときは淡々とシュッシュ擦るものではないでしょうか。女性だって同じ。
だから、もし音が静かだったとしても、三三七拍子ではイケないのです。
でも、こうして私の膣内で三三七拍子のリズムで必死に頭を振っているこの子を、なんだか応援してくなってきました。 このバイブのコンセプトに「三三七拍子で絶頂を応援」とありますが、エールを送りたくなるのはこちらのほうです。
最近ちょっとお互いギスギスしている……というカップルは、こうしてバイブで笑いを取り入れると気持ちもほっこりし、セックスもスムーズに運ぶかもしれません。
ちなみにクリバイブですが、サオを奥まで挿入しても、残念ながらイボイボ部分はフィットせず。 ただし、カギ爪状になっている先端が、いい感じにクリトリスをくすぐってくれて、私の感度が高まりました。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
2.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
3.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
1.0 |