バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「Toycod 黒い二奈美 トイコッド APP版」

(投稿日:2025/3/15)
私がバイブレーターをコレクションしはじめたのは、2010年以前ですが、そのころはバイブはバイブで、ローターはローターでした。つまり単機能のものがほとんどだったのです。
だから、呼び方で迷うことはありませんでした。でも、平成から令和になって、ラブグッズがプレジャーグッズと呼ばれるようになって、時代は変わったなぁと思うことがしばしばあります。
私が大きな変化だと感じるもののひとつに、「マルチユースのグッズが増えた」があります。ひとつ買えば、何通りかの使い方ができる……バイブでありローターであり、吸引系であり、なんならアナル開発もできちゃう! お得ですよね~。
ただ、いろんな使い方ができるからこそ、なんて呼べばいいかわからないのが、ちょっとした悩みどころ。
たとえば、今日紹介する「Toycod 黒い二奈美 APP版」。
「Toycod 黒い二奈美 トイコッド APP版」を試します
本体サイズ | 【バイブ】全長192mm、幅60mm、最大径36mm、重量178.5g 【吸引】全長105mm、幅50mm、奥行き35mm、重量55.5g |
---|---|
動力 | USB充電式 |
機能 | 振動10パターン、吸引1パターン/強弱5段階、ピストン7パターン、加熱42℃ ±4℃、遠隔、防水(IPX7) |
素材・成分 | シリコン、ABS |
付属品 | 充電用USBケーブル(Type A)、取扱説明書、専用収納袋 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |


バイブレーターからにょきっとクリバイブが生えていて、中&外の同時攻めができるのは“ラビットタイプ”と言われ、昔からある定番の型です。
クリバイブが“吸引系”になっているのも、昨今ではめずらしくありません。
でも、こんなふうに、バイブとクリバイブが完全に分割するものは見たことがない!
私も驚きましたが、同時に納得もしました。バイブで遊ぶときには、セルフ前戯をします。そのときはクリバイブだけを使いたい、でも、角度的に使いにくい……ということが、よくあるからです。
優秀なクリバイブだと、「ここだけ取り外して使えたらいいのになぁ」と思ったことも、一度や二度ではありません。まさかそれを実現化した商品が出てくるとは。


つまりこれは、バイブ単体、吸引系単体、そしてバイブ+吸引系一体型の3種類で愉しめる“マルチユース”系グッズ。なんてお得なんでしょう。
ただ、呼び方は迷いますね。「バイブ」というだけでは全体像を表せないし……。これから、この手のグッズはどんどん増えてくるのでしょう。

さらに、パッケージを見るとこうあるのです。
「吸引・ピストン・振動・温感・遠隔・APP 6in1で快感要素満載!」
これは、すごい。機能が渋滞しているといっていいぐらい。
APPとは、アプリのこと。スマホにアプリをインストールして、このバイブと連動させるのです。
機能盛り盛りのものを買うのはちょっと躊躇する――その気持ち、わかります。自分にはオーバースペックなんじゃないか、って思うんですよね。私も家電だと「この機能は……いらないかな」という判断をしがち。
でもバイブにかぎっていうと、未体験の機能は、こういうマルチユース系バイブで試してみるの、ありだと思うんです。
それ“だけ”のために買うのは、ちょっと勇気がいる。だから、自分が愉しめることがすでにわかっている機能+未体験の機能、の組み合わせがいいのです。“ついで”と思って試しみたら、意外にもヒットするかもしれませんからね。
「Toycod 黒い二奈美 トイコッド APP版」を試しました
てんこ盛りのなかで、もっとも試しやすい機能は温感機能でしょう。持論ですが、あたたかいバイブを嫌いな人っていないと思うんですよね。挿入って、誰でもちょっとは身構えるものです。
そこにぬくもりがあることで、少しの緊張がふわっと溶けるように感じます。あたためることで血流もよくなり、必然的に感度アップにつながります。

クリバイブにある3つのコントロールボタンのうち、写真だといちばん下にあるのが温感ボタンです。
まずは、クリバイブ単体で試す人が多いと思います。いまや世にすっかり浸透した吸引系グッズなので、もう説明の必要はないでしょう。

ボディサイズに比べて大きめな吸引口は、クリを収めやすいです。縁が肉厚で丸みを帯びているのも、デリケートな部分へのあたりがやわらかくてよいですね。小さめサイズの吸引系は、ひとつ持っておいて損はないと思います。
3つあるボタンのうち、使うのは基本的に真ん中です。押すごとに、吸引のパターンが切り替わります。重めの振動+ぐいっと吸い上げられる感覚で、最弱モードでもすぐにイッてしまう人が続出のはず。
イクのを我慢して、挿入で気持ちよさのピークに到達したい……と思っている人ですら、オーガズムに抗うのは、かなりむずかしいと思います。


バイブを単体で使うときのコントロールは、このおしりのほうにあるボタンで行います。長押しでバイブが起動されるので、そこから軽く1回プッシュすると振動モードに、軽く2回プッシュするとピストンモードになります。
軽く3回プッシュすると、温感機能が起ち上がり、バイブがあたたかくなります。
うーん、こう書くとややこしいように思われるかもしれませんが、実際に使ってみるとそんなにむずかしくは感じません。一度覚える必要はありますが、あとはスムーズに動かせると思います。
さて、このバイブで試してほしいのは、なんといってもピストン運動です。太すぎず、でも存在感たっぷりの亀頭がリズミカルにくり出すピストン。ほんとはこれだけで、このバイブを買う理由になるほどです。
ピストンバイブのいいところは、自分の手で抜き差ししなくても、奥を突いてくれるところです。つまり、場所が決まればあとはじっと抑えてればいいだけ。
手で抜き差しするものは、クリバイブがフィットしないのが難点なのです。ラビット型なら中&外の刺激を同時に愉しみたいじゃないですか。
ではこのバイブを、クリバイブをセットした状態で使うとどうでしょう。
バイブを奥までしっかり挿し込み、吸引口にクリをしっかり収めておく。あとは、自分の下半身にじっくり集中するだけです。
吸われつつ、突かれる。しかも、中も外もあたたかい。快感を加速させる要素しかありません。
バイブとクリバイブをドッキングさせているときは、クリバイブの側でコントロールします。
それはやっぱりややこしいよ、と思う場合は、お手持ちのスマホにアプリをダウンロードしてください。リモコンとして使えるので、もっと直感的に操作できます。
アプリを使えば無限のパターンを作り出すことができ、その動きを記憶させ、いつでも再現させることが可能です。
特に便利なのが、「簡単3ステップ」というモードです。
好きな振動パターンを組み合わせることで、自分のオリジナルパターンが作れるというもの。これはほんと簡単で、私も気に入りました。
どれとどれを組み合わせようかしら♪ と考える時間も楽しいです。
搭載されている機能をぜ〜んぶ使ってみせる! ぐらいの意気込みだった私ですが、一つひとつ試すたびに愉しみの幅が広がっていくように感じました。
オーバースペックなんてこと、ぜんぜんなかった。欲張りさんには、すべて必要な機能でした。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
4.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |