バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「palmpower Extreme」
(更新日:2023/10/14 投稿日:2021/7/23)
私には妹が1人いますが、あまり似ていないとこれまで思ってきました。10代のころから一緒にいて姉妹だと思われることはほとんどなく、私たち自身も外見、内面ともに共通点があまりないと思ってきたのですが、年齢を重ねるにつれて「やっぱり姉妹だなぁ」と思うことが出てきました。同じ環境で育っているので、三つ子の魂百までな部分があるってことですね。
ラブグッズ界には"姉妹ブランド"というものがあります。アパレルやコスメでは、おなじみですね。今年になって、ふたつの姉妹ブランドがつづけて日本に上陸してきました。ひとつは、吸引系グッズのパイオニア「ウーマナイザー」の妹ブランド「ROMP」。こちらも近いうちに試して紹介します! そして今回紹介する、カナダのエレガント系バイブブランド「SWAN」の妹「palmpower」です。
「palmpower Extreme パームパワーエクストリーム」を試します
※販売終了
本体サイズ | 全長26.5cm、最大直径5.2cm、幅8.5cm、重量340g |
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動力 | USB充電式 |
機能 | 振動7パターン |
素材 | 医療用シリコン、ABS |
付属品 | USB式充電用ケーブル、説明書、1年間のメーカー保証付 |
ブランド名を直訳すると、「手のひらの力」。どういう意味なんだろう?
ブランドHPを見ると、現在ラインナップされているのは3アイテム。しかも、すべて電マです!
本国のHPを見ると、バイブも1点発売されているようですが、やはり電マがメインという感じですね。
今回はそのなかでも「エクストリーム」と名付けられた、フラッグシップモデルです。
姉ブランドのSWANをはじめて見たとき、カルチャーショックを受けました。そのころは、エレガントなルックスのバイブというのがまだ少なかったのです。
日本では、アダルトグッズのほとんどがピンクでした。でもピンクといってもいろいろなのは、女性ならご存知のとおり。私好みのピンクはないな~と思っていました。
バイブに使われていたのは、いわゆる"ダサピンク"っててやつだったんです。
そこにきて、SWANのピンクは目が覚めるようでした。強いフィーシャーピンクなのですが、とても上品。
そして、どこか植物っぽい曲線的なフォルム。その調和がとれていて、ひと目見て「優美……!」と思ったものです。
ピンクが印象的なのは姉妹共通していますが、妹のほうは黒との組み合わせで、優美というより強め。
そして、植物的というよりメカニカルな印象です。イメージとしては真逆なんだけど、第一印象の強さは負けてない!
全体を見ると電マが会釈しているような、そんなフォルムです。
電マってまっすぐ直立したようなものが定番なので、なぜこの形になったのか……知りたいです。
これは、滑り止めでしょうか。
シリコンはマットな質感で、とてもなめらか、シルキーな肌ざわりです。これも姉妹の共通点。
実際に持ち手を握ってみると、たしかにこの加工によってグリップが安定することがわかります。
世界的ブランドのラブグッズには、こうしたインフォグラフィックで使い方を説明しているものが多いですね。
言語がわからなくても、イラストを見ればだいたいわかる。親切な作りだと思います。
「palmpower Extreme パームパワーエクストリーム」を試しました
姉妹ブランドってだいたいなんでもそうだと思うのですが、先行している姉ブランドへの信頼感がありますよね。だからヘンな話、最初から「ハズレ」はないと思っているわけです。
それでも実際この電マを使ってみての感想は、「やっぱり間違いない!」でした。
何より特徴的なのは、振動です。
重くて、広がりのあるバイブレーションなんです。
これは、独自の「PowerBullet(R)」という技術が採用されているからだそうです。
電マは接地面が大きいため、基本、点ではなく面で振動刺激を送りこみます。
この電マの場合、そこから同心円状に振動が広がっていく感じがします。なので「最初はセルフ焦らしプレイ」と思って、敏感な部分から離れたところから攻めはじめるのですが、じわじわと振動がクリトリスや腟口にたどり着いて、すぐに気持ちよくなっちゃう!
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
電マ=強振動というイメージが強いですが、この「エクストリーム」の場合はただ強いわけでないんです。静かだけど重い揺さぶりで、確実に快感を引き出します。
こうなると、焦らしプレイがなかなかむずかしい……。焦らしたいときは、腰や太ももの裏あたりからじっくりほぐしていくといいかもしれません。
特にいいなと思ったのは、振動の強弱を無段階で調整できること。
下のボタンを押していると、徐々に振動が強くなっていくので、自分の好みのところで手を放す。これだけでいいんです。
私は、振動が強い電マでもイケないことがあります。無理やり快感を引っ張り出そうとしているのはわかるけど、な~んか雑で集中できない。
でも、この電マは癒やすような、それでいて快感を的確に誘うような、そんな振動。最弱モードでも、あっさりイッてしまいます。「強」モードに耐えられる人、いるのかな??(←素朴な疑問)
そしてこの角度! これほんとうに、ナイスです。
女性が自分ひとりで使うとき、おへそから恥骨にかけてこの持ち手部分を添わせるようにすると、ちょうどヘッドがデリケートゾーンに当たるのです。さすがよく考えられている!
それぞれ独立した別個のブランドとはいえ、SWANでたくさんの女性をオーガズムに導いてきたテクノロジーが詰め込まれている気がします。それでいて"妹"だけに、価格帯はSWANよりもお手軽感あり。
これは「買い」の一択ではないでしょうか。太鼓判、押します!
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |