バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「FunFactory SmartVibe Semirealistic」
私はわりと雑な人間なので、バイブレビューの個人ブログを始めた時期を正確に覚えてません。 だから、よく「バイブを集め始めてどのくらい経つんですか?」と訊かれても即答できないんです。 ざっくり7年ぐらいですかね。
短いのか長いのかもよくわからなくなってきましたが、それだけバイブコレクターとして活動しているとバイブ界の変遷もちょっとは見えてきます。 当時は、国内のバイブはいかつくてグロくて女性目線がほとんど感じられないものばかりでした。 海外製のバイブもあるにはあるけど、いまと比べるとまだ少なかったなぁ。でも少ないからこそ、すでに上陸していたバイブブランドの存在は際立っていました。 ドイツの「ファンファクトリー」もそのひとつ。
拙著『今夜、コレを試します~OL桃子のオモチャ日記』を振り返ると、1点だけ同ブランドのものが収録されています。 もこもこしたフォルムの愛らしいバイブなんですが、いま現在の同ブランドのラインナップを見るともっともっと洗練されています。 そんなふうにブラッシュアップを続け、進化を止めないファンファクトリーから、強めの一本に今夜は挑戦します!
「Fun Factory SmartVibe セミリアリスティック」を試します
※販売終了
無駄のないデザインなので一見するとそう大きくは感じませんが、手にとるとずっしり重く、「やっぱり大きい!」と実感します。 その重量感といい、エッジの立った凹凸が施されたサオ部分といい、総合的にハードな一本なのですが、カラーリングが上品なので、そこまで抵抗感はないですね。 なるほど、ファンファクトリーの持ち味が発揮された一本だという印象です。
どうしても最初に目が行くのが、ぎざぎざです。 私は摩擦が強く起きる凹凸系のバイブが基本的に好きです。 前回のディルド「アムール」ではスルスル感に惚れ込みましたが、それはそれ、これはこれ。 使い分ければいいんです。 スルスルな癒やしを求める夜と、摩擦強めのハードな刺激を求める夜と、女性には両方ありますからね!
ハードなのはこのフォルムだけではないのですが……。 おっと、その話の前に必要な作業をやっちゃいましょう。
バイブにそこそこ詳しい人だと「えっ、海外製なのに電池なの?」と思われるかもしれません。 そのとおり、欧米では充電式が主流で、日本にもその波が押し寄せています。 でも、電池の利便性も忘れてはなりません。 USBでの充電ができない環境下だってありますからね。
この取説がすっごくイイの! 通常だと英語、日本語、中国語、スペイン語……などいろんな言語で書いてあるものですが、けっこう日本語の翻訳がいい加減。 わかりにくいケースも多いのに、これはなんと言葉がないんです。
視覚ですべてわかるようになっているので、誰でもすぐに使えちゃう。 さすが世界規模のブランドですね~。
スイッチを入れると、電池とは思えないほど重い振動が! これはやはり本体に重量感をもたせているからでしょうか。
こうやって持つと、手にもその重い振動がダイレクトに伝わります。 これ、使っているうちに痺れるんじゃないかなぁ? そんな心配もありますが、まずは使ってみないことには何ともいえませんよね。
「Fun Factory SmartVibe セミリアリスティック」を試しました
今夜は前置きは端折って、いきなり挿入時点からお話しましょう。かなりのウォーミングアップ(セルフ前戯)をしてから挿入しようとしたのに、超~~~「巨根感」があります。 先端は細いので、通常こういうバイブは挿入しやすいはずなのですが、「お、大きい……」と感じてしまうんです。
ゆっくりゆっくり奥に進めました。 でも、このギザギザが私の膣を刺激するんです。 バイブを動かすたびに摩擦が起き、それによってきゅんきゅんと締まるんです。 そうするとこの末広がりに太くなるバイブがますます入りにくくなります。
もっと奥に届けたい。でも締まって進めない。このジレンマ……。でもいいんです、気持ちいいんだから!
私は奥まで届けるのをあきらめました。
いまの深さで十分に愉しめると判断したのと、使っているうちに奥へ奥へと誘われていくのではないかと感じたからです。
さて、このバイブ、「ブースト機能」というのがあります。
「強」段階のさらに上をいく強い振動。 しかも一段階上っていうんじゃなくて、飛躍的に強まるんです。
この機能については事前に知ってはいましたが、それでも驚くぐらいの強さです。
カーッとバイブ全体が熱を持つように感じました。
ほんとうに温度が上がったかどうかは、正直わかりません。
ただ、全身で強い振動を送ってくるこのバイブ、なんだか男らしい熱気を発しているんです。
ワイルドだけど、乱暴じゃない。そんな刺激です。
すると、膣の最奥まで届いていなかったはずなのに、私のポルチオがじんじん感じ始めるんです。 何が起こったんだろうと最初は首をかしげたのですが……。 つまり、モノ自体は膣の途中でとまっているけど、振動が膣壁を伝わって奥まで届いているんですね。私にとって新しい刺激です。
波動っていうんですかね? それを送り込まれて無理やり感じさせられているような。 膣の途中までは巨根感のあるバイブ本体でいっぱいに押し広げられ、そしてポルチオは振動で揺さぶられる……。
これでイカないわけがない! ひさしぶりに、腰にまで響くような強いオーガズムを得ることができました。 事後はほんとうにぐったりしてしまいましたが……満足です♪
振動による手のしびれ?
あー、忘れていました。
膣内の刺激が強すぎて、手にあまり神経がいかなかったんですw
そして、この手のバイブは終わった後に抜いてみると、エッジの部分に白濁液が溜まっていますが……。 まあ、これも一種の趣ということで。 しばらくまどろんでから、きれいに洗い流しました。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
---|---|
コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |