バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「LELO SILA」
(投稿日:2021/2/12)
最近、図書館に行く習慣ができました。子どものころは週2回行っていたけど、仕事をしているとなかなか行けない。「買うほうが早いし、自分のものになるし」って思いますしね。でも、ここのところ本の価格が全体的に上がっているように感じます。ほしいものを全部買おうと思ってもそれは無理。そしてリモートワークでちょっと抜け出して近所の図書館に行くことができる……となると行かない理由はありません。
読みたいけど蔵書がない場合はリクエストも出します。それが本の売上につながるし。『オルガスムの科学』とか、そういう本も遠慮なくリクエストしちゃう!
「LELO SILA」を試します
※販売終了
動力 | USB充電式 |
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機能 | 吸引8パターン、強弱無段階、防水(IPX7)、メーカー1年保証 |
素材・成分 | シリコン、ABS |
付属品 | 充電用USBケーブル、取扱説明書、プロダクトカード、収納袋 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
思わずうなってしまうほどの優美さ。クリトリスに振動刺激を与えながら吸引する“吸引系”に、トップブランドから新たな提案が届きました。
いわずとしれたスウェーデンブランドの「LELO」ですが、今回はカラーリングに注目。写真の「アクア」はブランドのキーカラーのひとつで、フラッグシップモデルの「SORAYA」や、クリトリス刺激の「ORA」にも使われています。
ほかには深みのある青や、華やかなローズピンク、シックな黒など、その高級感に見合ったカラーリングが“LELOらしさ”でした。しかし「SILA」にはピンク、ライラックとこれまでにない軽やかな色が登場。春めいた雰囲気で、すごく素敵!
さて、吸引系というのはひと目でわかりますが、ここでひとつの疑問が……。
LELOってすでに、吸引系があるよね? しかもすごくいいのがあるよね?
そう、「SONA」シリーズです。ペンギンが空を仰ぎ見ているかのようなフォルムで、静かに、しかし力強くしっかりとクリトリスを吸い上げてくれて、それはもう“完成形”といえるものです。
なのに、また吸引系? 同じブランド内で食い合っちゃわない? ……と思ってしまうのは、素人考えでしょうか。とはいえ、違いは一目瞭然なのです。
吸引系は数あれど、こんなに広いものはめずらしい。縦2cm、横1.5cmほどもあります。
「SILA」はぽっかり大きな穴があいているように見えますね。しかも、穴の縁(へり)が幅広くとられています。
吸引系口というより、吸盤のようにも見えますね。「SONA」を含む、これまでの吸引系は、穴の縁でクリトリスの周辺をぐっと押して、それによって振動刺激を与えるのが一般的でした。
それと比べると、「SILA」はクリトリス周辺を面で広く覆うことになるんですね。想像してみると……うん、それって絶対気持ちよさそう。広い吸引口には、メリットしかありません。
いきなりですが女性のみなさん、自分のクリトリスをまじまじと見たことありますか?
どのくらいの大きさで、包皮はどのくらいか知っていますか?
個人差がとても大きい器官といわれているので、人によってまちまちだと思います。日本人女性は自分の性器をほとんど見ないといわれます。
ほかの国の人がどれだけ見ているのかは知らないけど……でも周囲を見ても、あんまり自分の性器を観察しないんだなという印象は、たしかにあります。
でも吸引系グッズを使うとなると、自分のクリトリスというものを向き合わざるをえないんですよ。吸引口にしっかりと収めないと、気持ちよくならないですからね。吸引口の形、広さ、深さとクリトリスの相性も大事です。
「私のクリトリスってこんななんだ~」
と知る機会にもなるのが、吸引系グッズなのです。
私の場合、包皮が厚めというか多めなので、吸引系口が小さいものだと、いまひとつ収まりが悪いんですよね。剥いてから収めるという選択肢もありますが、いきなりは刺激が強すぎる……。ということで、広めの吸引口、めちゃくちゃよさげ!
「LELO SILA」を試しました
クリトリスは、男性でいうと陰茎にあたる器官で、亀頭と同じだけの神経が詰まっているといわれています。感じやすいのも納得、そしてそれは同時に、とても"繊細"ということも意味しています。
よく「ラブグッズを使っていると、感じにくくなりませんか?」といわれますが、いやいや、そんなことないです。いまでもクリトリスは強すぎる刺激だとビリッと感じて痛くなります。
振動強度を調整できるとしても、だいたいは「最弱モード」でイケます。そんな簡単に鈍くなんてならないです。
だからこそ、「SILA」のぽっかり広くあいた吸引口に収まると安心感があります。ドームをかぶせられたようで、クリトリスとグッズが接触しないんです。先述したとおり私は包皮が多めなのですが、これだけ広く作られていると、簡単に収められますしね。
真ん中が主電源/振動パターンの切り替えで、「+」で強度アップ、「-」でダウンと非常にわかりやすいですね。最初に頭に入れておけば、本体も見なくても操作できるのはありがたいです。
スイッチを入れると、吸引口の周りの縁が幅広く作られていた理由が瞬時にわかります。
大陰唇にぴたっとフィットした部分から“面”で振動が送り込まれてくるのが、まず気持ちいい。それが細やかで、そして広がりがあるので、まるで振動が恥骨に吸収されていくような感じを味わえるのです。
「ジェントルソニックウェーブ」という独自機能による高速の音波振動だそうで、うん、たしかにgentle(穏やかでやさしい)!
そのやさしさがもっとも発揮されるのは、いうまでもなくクリトリス吸引においてです。
クリトリスがどこにも触れていないのに、上に引っ張られてる!? それはとても不思議な感覚です。空気に包まれていて、その空気によってクリトリスが揺さぶられたり引っ張られたりするといえば、伝わるかな?
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
これを見ていただくとおわかりになると思いますが、振動音がびっくりするほど静か。やさしいってこういうことなんですよ。
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空気がぼこぼこ出ているのは、吸引系ならではでしょうか。通常のバイブだとこうはなりません。
クリトリスは軽くやさしく吸われて、同時に、デリケートゾーンに接している縁からは身体の奥へと染み込むような振動が繰り出され……。ベクトルが違う、2種類の刺激が同時進行で繰り出されています。
私の場合、2箇所以上を別々に刺激されると、どちらに集中していいかわからなくなることがありますが、「SILA」の場合は、うまくいえないんですが刺激が“統合”されている感じなのです。
どっちかに意識が偏るんじゃなくて、相互作用でデリケートゾーン全体が気持ちよくなっていく……。
クリトリス吸引系とはいいますが、クリだけじゃなく広い範囲に快感があるんです。
クリトリスを覆うのに苦労しない、刺激がとてもやさしい。こう書くと、はじめて吸引系を使いたいと思っている人に勧めたくなります。はじめてでいきなり出せるお値段じゃないのは、わかります。
でも、吸引系も種類が増えすぎて玉石混交になりつつある現在、「買ってよかった~」と思ってもらえるはず。
これを機に、ひさしぶりに前出の「SONA」も使ってみました。小さな吸引口にクリトリスを押し込め、キューッと鋭く吸い上げられる。……これはこれで気持ちよさがあります。振動が重いので、恥骨と共鳴する感じも◎。
どっちを選ぶかは好み次第だし、気分次第。「SONA」と「SILA」はバッティングするものではなく、選択肢が増えたということなのですね。よくわかりました。
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
5.0 |