バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「FunFactory Stubs Amor」
芸術の秋! 「SHUNGA 春画展」は行かれましたか? こうやってバイブブログを読むほど、エロへの関心度が高いみなさんが行かなきゃ誰が行くっていうの? ってぐらいハッピーでエロティックな美術展、いますぐGO! です。
この春画展では、江戸時代の女子がキャッキャしながらディルド(張り型)を選んでいる絵があり、私は見ていてとても温かな気持ちになりました。 「な~んだ、同じじゃん」ってことですよ。 気持ちよくなりたいという想いは、いまも昔も変わらない。ひょっとして、張り型コレクター女子もいたりしてね~。
ってことで、いつもはバイブレーターを紹介している当ブログですが、今回は江戸の張り型へのオマージュとしてディルドに光を当てたいと思います。 といっても、ドイツ製なんですけどね。舶来物です!
「Fun Factory Stubs スタッブス アムール」を試します
ドイツのブランド「ファンファクトリー」は、ここエムズさんでもたくさんの種類の取り扱いがありまますね。 本国のHPを見ると、ほんっと種類が豊富! アイテム数でいえば世界トップブランドではないでしょうか。
バイブレーターだけでも、サイズや動きなどにさまざまなバリエーションを持たせたものが数多くあります。 もちろんバイブだけではありませんよ。 ビアンの方向けの双頭バイブあり、男性用グッズあり、アナルグッズもあり……。
以前広報の男性(イケメン)が来日されていたときに聞いたのですが、「私たちの会社の商品を使えない人が、ひとりもいない世界に」したいのだそうです。 つまり、「私はセクシャルマイノリティだから、合うラブグッズがない」とか「ラブグッズって高くて手が出ないよ」とか。 そんな人がいないよう、あらゆるニーズに応えた商品を出していきたい、ということです。 なんて素敵な理念!そんなブランドが提案するひとつが、このディルド。
「バイブ好きなんだから、振動がないって物足りないんじゃないのー?」 って声が聴こえてきそうですね。 たしかに私もディルドを使ったことがないわけではないのですが、やっぱり振動を求めてバイブに手を出してしまいます。
でも、こんなビビッドなカラーでかわいい形のバイブなら、ベッドサイドに常に置いておきたいかも。 そして、そうやってすぐ手に取れるところに置いておいたら、ついつい使っちゃうかも……。 そう思わせてくれるディルドなんです。さすがファンファクトリー!
ファンファクトリーの商品はすべて、素材がマットな感じのシリコンです。 発色のよさも、それゆえですね。 安心安全素材が、欧米のラブグッズ界では常識です。
でも私、ディルドが自立する意味がイマイチよくわからないんです。 AVなどではよく、自立させたディルドの上にまたがって騎乗位よろしく腰を上手に遣いながら感じる……なんてシーンを見ますが、ほんとうにそのためのものなの? スクワット状態で出し入れするから、体力的にもキツくない?
バイブとちがって内部に機械は入っていないので、こんなに曲がります。 このしなやかさ、中に入れたときにどう感じるか……とても楽しみです!
「Fun Factory Stubs スタッブス アムール」を試しました
ディルドということで、せっかくなので今夜は振動断ち! セルフ前戯ではローターなどを使わず、指だけで刺激します。
今夜にかぎらず、バイブコレクターといえど指だけで刺激する夜はちょいちょいあります。 新鮮ですよ。 あ~、私のクリトリスって感じるとこんなに尖って、私の性器は濡れるとこんなにやわらかくなるんだ、と実感します。
「あ、いまが挿れドキだな」という瞬間もわかります。
そばに置いておいたこのディルドを手にとって、入り口にあてがうと……
挿入感がすっごいスムーズ!
私はよく挿入するときの感触を「スルリ」と表現しますが、それはだいたいサイズだったり形状だったりが理由で、摩擦感なく入ることを表現している場合が多いんです。
でもこれは、素材がすべすべしているがゆえの、スルリなんです。 そして、自分のなかに受け入れてしまってからも、そのスルスル感覚がわかります。 粘膜で感じるんですよ! 濡れている膣の内側を、ディルドが何の抵抗もなく、滑るように往き来する感じ。 これは、いままで体験したことなかったなぁ。
で、そのままスルリと奥まで届いてしまうわけです。 いきなりポルチオをノックしてしまうんです。 これって予期していない状況でやられると痛いのですが、自分でコントロールできる範囲でやるのは大丈夫。 バードキスのような感じで、軽くチュッチュと当てると、どんどん愛液が分泌されていくのがわかります。 こうして濡れれば濡れるほど、よけいにスルスル感が増すという、好循環。
ファンファクトリーのシリコン素材のよさは、これまでも何本も試しているので知っているのですが、バイブレーターだとやはり振動に気を取られます。 だから正直、膣内でここまで素材の感触が伝わってこなかった、ということに私は初めて気づきました。
スルスル感が気持ちよくていつまでもこうしていたくなりますが……。 私、ポルチオ弱いんですよ~。 Gスポットよりこっちの方がイキやすい。 スルスルに合わせてどんどん動かす手も早くなり、「あっ」と思ったときには、もう後戻りできなくなっていました。
そんなに強烈ではないけれど、穏やかなオーガズム。 悪くないです。 女子には、こうして軽イキでいい夜があるんです。
……こうして一度オーガズムを迎えて、しばらくまどろんでから騎乗位ディルドにも挑戦してみました。が、肝心の底面が床に張り付いてくれないんです。
うちの床との相性が悪かったのかもしれませんね……。
固定はできないものの、挑戦はしてみました。 でも案の定、またがっての挿入はできるのですが、腰を持ち上げるとディルドも一緒に持ち上げられ……。 残念かつマヌケな結果に終わりましたことを、ここにご報告します。 イッた後で、膣が狭くなっていたのもあるかな。
でも、そもそも体力のない私にはスクワット的に出し入れするのは、そもそも無理です。 AV女優さんたちがいかにスゴいかってことですね!
レビュー商品
※販売終了
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
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使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
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