バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「つぼみがイっちゃったバイブNo.1 ブラックスリム」
女性もオナニーするということは知られていても、実際にどうするかはまだまだ謎に包まれています。 私がバイブオナニー派ってことは言わずもがなですが、バイブを挿れるまでは何をして、どんなふうに自分を高めていくか……ということはあまり話す機会がありません。 女性同士でもそこは話題にしないしね。
たとえば好きなオカズとか。 でも、これを語れないのって、日によってころころ変わるからっていうのもありますよね。 コミックがいいときもあれば、三次元がいいときもあり。 プレイタイプも日替わりです。 イチャラブ系を求める夜、ハードな複数プレイ系を求める夜。 ときには「あー、今夜の私は何を求めてるの?」と自分でも掴めないときもあります。 つまり、男性と一緒ってことですね。
でもAVについてはひとつ、はっきりとした傾向を自覚していて、どうやら私は企画モノが好きみたい。 ゆえに、単体女優さんをあまり存じ上げないのですが、そんな私でもバッチリ認識できる知名度バツグンの女優、つぼみさんがイッたというバイブを、本日は紹介します。
「つぼみがイっちゃったバイブNo.1 ブラックスリム」を試します
本体サイズ | 全長230mm、挿入長110mm、最大径42mm |
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動力 | 単四電池×4本 |
機能 | 振動12パターン、スイング12パターン |
音の大きさ | 55.4db(未起動時 40db) |
付属品 | テスト用単四電池×4本 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
パッケージでにっこりほほ笑む、つぼみさん。
でもちょっと待って。あなたがバイブを使う相手は、つぼみさんではなく彼女サンか奥サマです。そこのところをお忘れなく!
私のレポートを読んで、コレを彼女サン、奥サマと使うときはどうアプローチすればいいか、シミュレーションしてくださいね。まずは全体像から。
黒いバイブがいまいち好きになれない私ですが、これはマットな肌触りでギラギラしていないせいか、抵抗がありません。 海外製のバイブでは、こういう質感のもの多いですね。スタイリッシュな印象を受けます。
逆に苦手なのは、ぺたぺた素材のバイブ……。 あれってローションをまぶしても上滑りすることがあって、扱いづらいんです。 扱いづらいといえば、この電池ボックス。
このフタの閉め方が若干わかりづらく、短気な私はキーッとなりました。 電池をセットする手間を考えても、やっぱり充電式はラクでいいな~とも思うのですが、電池式にはそれはそれで存在意義があることも重々承知しています。
さて、スリムといっても最大直径は4.2cm。 数値だけ見るかぎりは、決して小型バイブとはいえません。
この手の凸凹はだいたいGスポット狙いで施されていますが、さて、これは私の中をどう刺激してくれるか……?
中央のボタンがオン/オフで、上のボタンはサオの振動パターン切り替え、下のボタンはクリバイブの振動パターン切り替え……なんですが、パッケージを見た私、驚きました。 えっ、それぞれ振動パターンが12もあるの!? これは挑戦しがいがありそうです。
2つのモーターがそれぞれ12の振動パターンで刺激してくれるとすれば、組み合わせの数は12×12でそうとうなものとなります。 その中から自分のお気に入りを探すって、途方もない話だけど面白そう。
「つぼみがイっちゃったバイブNo.1 ブラックスリム」を試しました
さっそく挿入し、まずはサオの部分のスイッチをON!……あ、あれ? 振動がとても弱い。 こんなに弱々しい振動って、私はいままで体験したことがありません。
思わず膣からバイブを引き抜きました。 手のひらにサオを収め、再びサオ部分のスイッチをONにして……やっぱり弱い。 私が強い振動に慣れすぎているから、というわけではなく、ほんとうに振動がささやかなんです。
再び中に挿れても、どれが右回転で左回転なのかわからない。
リズムにしても、よほど集中しないとキャッチできず……ハッ! もしかしてそれが狙い?
ささやかな振動でも感知できる繊細な膣になれってことですか!?
でも、それにしてはクリバイブがこれとは正反対にびんびんに刺激的なんですよね。
そうそう、私が求めていたのはこのぐらいの振動なんです。 強すぎるという人も、クリにぎゅーっと押し当てなければ大丈夫。 先端がクリを軽くかすめるぐらいの位置で振動させるなどして、調整できるのです。しかも、振動に安定感があります。
軸がブレやすいものは軽い振動になり、そうしたものを当てるとビリッとした痛みが走るので、できれば使いたくありません。 その点、このクリバイブはとても優秀。確実にクリトリスを嬲ってくれます。
こちらはパターンの違いこそ明確ですが、ひとつ難点があります。 振動音が気になるんです。 特にモーターが高速回転になる強めの振動となると、虫の羽音のような高音になり、耳に障ります。
振動音って、サオの部分はたいして問題じゃないんですよね。 膣に入れてしまえば、ほとんど聞こえないから。 でもクリバイブは音がダイレクトに伝わってくるので、購入前にチェックできる機会があれば(店頭のサンプルなど)、試しておくことをオススメします。
そんなわけで、中の振動は放棄してしまった私。 クリバイブ+自分の手の動きで膣を刺激しました。さっきの最大直径部分を、Gスポットに押し当てる感じね。 たまにぐるぐると自分で回転も加えたりして。 クリバイブだけだとすぐにクリイキしそうだから、こうすることでウマい具合に気をそらし、自分を焦らしながら長い時間、愉しむのです。
本日の教訓は、バイブのポテンシャルがちょっとぐらい低くても、ある程度はカバーできるってこと。 だからもし、いまお手持ちのバイブで「あんまり気持ちよくなかったな~」というのがあれば、それをアイデアでフォローできないか考えてみてほしいんです。
100点満点のバイブというのはなかなかないけれど、0点のバイブも滅多にない。 最終的に何点になるかは、自分の工夫次第っていうところもあるんだな、と実感した夜でした。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
3.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
4.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
2.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
3.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
3.0 |