チクニールのアナルファクトリー 「LELO HUGO」
(投稿日:2016/5/20)
こんにちは、チクニールです。今回はスウェーデンのトイブランド「LELO(レロ)」の前立腺グッズについてご紹介しマス!!!
LELO HUGO(レロ ヒューゴ)
※販売終了
動力 | USB充電式 |
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機能 | 振動:8パターン(センスモーション1、2を含む)、強弱:無段階 |
素材 | シリコン、ABS |
音の大きさ | 67.3db(未起動時 40db) |
付属品 | 本体、ワイヤレスリモコン、充電用USBケーブル、保管用ポーチ、保証登録カード、取り扱い説明書、リモコン用単4電池2本(テスト用)、パウチローション、 リモコン用のカギ |
備考 | 完全防水、メーカー1年保証 |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
POINT
LELO(レロ)とは、2003年に設立されたスウェーデン発のインティメイト・ライフスタイル商品のデザイナーブランド。バイブ、ローターをはじめ、アクセサリーやオイル、キャンドル、香水、クリーナーなどを製造販売。
どこか後ろめたい扱いを受けがちなアダルトグッズですが、LELOはデザイン性、機能性をとことん追求し、オリジナル設計で最先端の高品質なパーツを惜しみなく採用しており、企業として環境への取り組みや、特許によりブランドの保護にも努め、誰もが安心して使えるラグジュアリーなグッズを数多く発売しています。いかにも北欧らしい企業ですね。
そんなLELOから男性前立腺マッサージ用トイ、「HUGO(ヒューゴ)」が発売されました。
チクニールが注目したポイント
デザイン
まずデザインが素晴らしい。アナルに挿入後お尻の割れ目にすっぽり挟まり安定しそうなスマートなフォルム。
挿入部の前立腺を押し上げるような無理のない角度。
太いながらも高品質なシリコン素材で、直腸内の圧迫感を打ち消す表面。
リモコン操作で体勢を変えず、振動を変えることができる。
色々前立腺グッズを見てきましたが、非常に完成度の高い内容で、チクニールも納得の商品です。
素材
本体はシリコンで形成されており、膨らみのある形状をしているので、アナルとお尻の割れ目を優しく包み込んでくれます。挿入後もお尻の割れ目にすっぽりと固定され、パンツを履いても挿入しながら楽しむことができます。
当然パンツが履けるということは、そのままズボンを履いて、外出も可能!
屋外プレイでも活躍しそうです。
形状
挿入部は一見角度がキツく思えますが、挿入すると絶妙にお尻にフィットして、ギュッと前立腺を押し上げてくれます。前立腺グッズは太ければ良いというものはありません。
細くても硬ければ的確に前立腺を刺激してくれますし、逆に太いとドライオーガズムに達しにくいという場合もあります。「HUGO」は比較的太めの部類になりますが、表面はサラサラすべすべのシリコン素材なので、挿入感は非常に優しく、不快な圧迫感は一切ありません。
パッケージ
他のLELO商品とは異なり、中身が直接見えるようになっています。
今までのLELO製品は箱にロゴが書いてあるだけだったり、箱の裏に商品の写真が載っていたりとちょっとわかりづらいパッケージでしたが、「HUGO」は中身が直接見えるようになっており、パッと見てどんな製品かすぐわかるようになっています。
箱は厚紙で表面は特殊な印刷が施されており、LELOのラグジュアリー感はバリバリ出ています。
ザラザラとした紙に、キラキラの文字。知らない人が見たら、アダルトグッズだとはまず思わないでしょう
開封の儀
パッケージも普通の電化製品となんら変わりありません、むしろそれ以上です。
ブランド性を大切にしていることがよくわかります。
さて、取り出そう……ん?
コントローラーの下になんかあるぞ!? 不良品か!?
いいえ、壊れているわけではなく、コントローラーは乾電池式のため、まず電池を入れましょうね~と予めフタが開いているのです。いやぁ考えられていますねぇ。
本体、付属品すべて並べてみました。一応ローションもついています。ケーブルや取説などはスポンジの土台の下に入っています。一番左下にあるのがLELOの保証書です。
保証書はカードになっており、裏に製品名とシリアルナンバーが書いてあり、LELOの公式サイトでアカウント登録を行うと、保証などのサービスが受けられます。
保管用の巾着袋。しっかりLELOのタグが付いています。
ガジェット好きの男にとって、所有している満足感は大切です。使い終わったらその辺にポーイではなく、しっかり純正の袋に入れて保管しましょう~。
各部のチェック
一番太い部分で約3cm
根本の細い部分が約1.6cm
全長はおよそ10cm。
コンパクトながら、がっつりアナルを咥え込める、まとまりのある設計です。
USBで充電できます。USB環境のない方は、変換アダプターが必要です。
本体の底のキャップを外すと、差し込み口が姿を現します。
キャップを閉じたところ。完全密閉という感じではありません。
あくまで生活防水、気をつけながら軽く洗う程度なら大丈夫そうです。
本体は充電式なのに対し、リモコンは単四電池2本です。
電池は付属しておりますが、あくまでオマケなので、残量には期待しないほうがいいですね。
このプラスチックの板、最初はなんだ? と謎でしたが、どうやらリモコンのフタを閉めるためのドライバーでした。
コインでも開けられると思いますが、フタに傷が入ってしまう可能性もあるので、この専用ドライバーは無くさずとっておきましょう。
キャップの表面はキラキラツルツルに磨き上げられており、素手では回せません。
そこで先ほどのドライバーを中央の窪みに差し込み回して閉めます。
動作確認
首の部分のスイッチを一回押すと電源がオンになります
オンになると一度光ります。
もう一度押すと、単体で振動が始まります。振動を停止させるには長押しをします。このようにリモコンを使わず単体でも動かすことができます。
しかし、「HUGO」の一番の魅力はリモコンでの操作です。
リモコン。本体の電源を一度入れると、リモコンで操作が可能になります。ちなみにリモコンも振動します。動いてますよーっていうことなんでしょうが、ちょっとリモコンが振動するのはどうも気になってしまう……。
もちろんリモコンの振動をオフにすることもできます。+と-の間にある中央のスイッチを長押しすると、リモコンの振動をオフにできます。そのまま中央のスイッチでパターンの変更、+と-で強弱の操作が可能です。
加速度センサー搭載
なんとリモコンを振ったりすることで、振動させる設定が可能です。しかも割りと敏感に反応してくれます。
リズムに乗ってリモコンを振ったり、叩いたりすると、同じように合わせて本体も振動しますっ!
これは想定外の高機能です。どのように使うかはユーザー次第ってところでしょうか。
設定があれこれできて、シンプルな操作! とは言いがたいリモコンですが、慣れてしまえば直感で操作できるようになると思います。
「HUGO」は、ワイヤレスローターいわゆる「飛びっ子」の部類に入ります。
パートナーと屋外などで楽しむことができるのが飛びっ子ですが、HUGOが他のワイヤレスグッズと違うのは、一人で快適に楽しむために作られているということ。
もちろんパートナーとも使用できると思いますが、HUGOの一番の醍醐味は、挿入後、本体に触れることなく振動を操れるという点です。
前立腺でのドライオーガズムは非常にデリケートです。
丁度いいポジションに当って、おっ~ドライきた! と思っても少し位置がズレたりすると、ヒュ~とドライオーガズムが遠ざかってしまったりします。
電動グッズであれば尚更、挿入前挿入後のことを考えなくてはいけません。振動させるために最初にスイッチを入れておく必要があったり、挿入後直腸に馴染んできたらスイッチオンするとか、いちいち手を伸ばしてスイッチを入れる必要があります。
ところがこれをワイヤレス化することで、非常にスマートに電源のオンオフが可能になるのです。
今まで電動アナルグッズにそこまで期待していなかった
アナルは、排泄感・前立腺での刺激が一番気持ち良く、アナルの中で振動しても補助的としか考えていないところがありました。しかし、このHUGOで電動アナルグッズに対する考えは一変しました!
とにかくコンパクトなボディからは想像できないほど、パワフルに振動します。ズズズズズズーと低トルクで、前立腺をジワジワと痺れさせます。思わず射精しそうになりました……。
強力な振動にするのは簡単ですが、HUGOは強力な振動をする上に、非常に静音です。特に挿入してしまえば、直腸内でグウウウウウと微かに聴こえるレベルなので、ご近所さんにも気にせず使えます。
挿入感
最大直径約3cmなので、アネロスだと「プロガスム」に相当します。「プロガスム」は最も太いタイプで、どちらかといえば上級者向けです。
「HUGO」はシリコン素材なので、ちょっと太めでも挿入はかなりラク。たっぷりローションを塗って、グリグリ回しながら挿入すればスルッと入ります。
(本体がシリコン素材なのでローションはシリコン系ではなく、ウォーターベースのものを使用しましょう)
あとはゆっくり奥まで押し込んで根本まで入れちゃいましょう。根本まで入れて丁度良い位置になります。
この時点で本体はグイッと前立腺を押し上げるような挿入感です。
しばらくそのままスイッチは入れず、柔らかなシリコンの押上げ感を愉しみましょう。ドライオーガズム経験者なら、この時点である程度ゾクゾクした快感に包まれると思います。
とにかくサラサラのシリコンの表面が直腸とマッチングして、なんとも言えない滑らかな感覚を味わえます。このままでも十分にドライオーガズムに達せますし、ゆったりとした時間を過ごせます。
使用感
いい感じに馴染んできたら、いよいよスイッチオン。
ほぐれてヒクヒクしている前立腺に、力強い振動が加わります。おおおお! と思わずニヤけてしまいました。
ストレートな気持ち良さで、前立腺がジリジリと痺れ始めます。気を抜くと射精してしまいそうな、そんな感覚です。
でも射精してしまってはドライオーガズムは楽しめません。括約筋で調整して、スーッと抜けるようなオーガズムに持って行きます。 これはかなりクセになります!
振動はパターンがありズンズンズンズンと激しく来るものから、ズズズズズズ・・・ズーーーーと強制アクメ的なイメージができる振動も設定されています。
このパターンにより、ドライオーガズムに波打つような起伏ができて、より立体感があり表面的なオーガズムを堪能できます。まるでドキドキハラハラするような感覚がフワフワした前立腺からこみ上げてきますっ!
前立腺がモリモリしてきて、ヒュンヒュンと気持よくなるアネロスとは違い、振動での刺激による感覚が全面に出てくるため、どうしても振動での快感がメインになります。
そのため、いわゆる前立腺任せのドライオーガズムとは異なります。
かといって、『じゃあ、アネロスのような気持ち良さはないの?』と言われたら、もちろんアネロスのような気持ち良さもあります。前立腺のドライオーガズムに更に振動による刺激を上乗せした快感が下半身を包み込むのです。
今年イチバンのチクニールお気に入り
電動アナルグッズは、アナルプラグの形状になっているものに安物のローターが埋め込んであるだけというものなどが多く、チクニールはあまり良い印象を持っていませんでした。
ところが、LELOはモーター部分もオリジナルの設計で、その製品に最適化されたモーターや回路が搭載されており、取って付けた感は皆無です。ここがハイエンド機の一番の特徴です。他製品の流用やパーツの使い回しなどは一切なく、すべてがオリジナルです。
「HUGO」は振動させることにより前立腺を確実に刺激するために設計されています。”非電動”こそが前立腺グッズの答え! と思っていましたが、的確に前立腺を振動させることにより、ダイナミックなドライオーガズムを楽しむことができます。
振動によるアナルの刺激のトリコになっている方、ドライオーガズムのヘビーユーザーにはおすすめのグッズです。ぜひお試しください!