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内容はクィア・スタディーズに通じる
クィア・スタディーズを学んでいる者です。
私がクィア・スタディーズを学ぶきっかけになったのも彼かも知れません。
なぜかと言うと、この本でもそうですが大島薫さんの主張は、それと重なる部分があるからです。
この本の内容は、「メスイキ」「ドライオーガズム」「オトコがオトコを好きになる心理」「女装」「ゲイとゲイ向けのビデオの話」を元AV女優でもある大島薫さんが自らの経験も兼ね、時に医師の監修(名前は出てきていませんが、発言している内容からして割としっかりした医師という印象は受けました。分からないことは「分からない」としっかり言いますから(147pなど))も交えながら解説している姿勢には好感が持てました。
寧ろ、個人的な感想を言うと批判ではないですが今の大島さんは一時期のように性知識を無茶苦茶言いまくるという事は少なくなったように感じます。
個人的にはあの時は面白かったので戻ってほしい感じも否めなくはないです……(なんかすみません)。
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いい本です
大島先生、ありがとうございます。新しい扉が開いた気がします。でも、自分が鈍いかなんとかのせいで、実践は難しい。
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入門用や雑学書として
アナニーやチクニーの実践書というより、それらを気持ち良く実践するための準備や心構えを学ぶための入門書···的な本だと思ってもらうと良いかも。
元男の娘女優の体験談やAV業界に関するトリビアなど雑学書としても読めます。
男の娘になりたい人、女装に興味がある人、メスイキしたい男性、男同士のセックスに興味ある人は読んでみると面白いです。